きのこの山の完全ワイヤレスイヤホン商品化へ
「きのこの山のワイヤレスイヤホン」#欲しいと思ったらRT#明治のありそうでなかった雑貨#プロダクトクリエイターミチル (@mitiruxxx) pic.twitter.com/2mfvDsM13r
— 株式会社 明治 / meiji (@MeijiCoLtd) July 11, 2023
明治のロングセラーチョコレート菓子「きのこの山」のデザインを模した完全ワイヤレスイヤホンが2024年春に発売されると明治が発表しました。
いかにも完全ワイヤレスイヤホンにぴったりの形状の「きのこの山」ですが、実際に商品化されるとなると驚きです。
なんでも、X(ツイッター)の明治公式アカウントで、明治の商品デザインを活用した雑貨というコンセプトの架空の商品として公開した際、商品化を望むコメントが相次いだため、本当に商品化することになったのだそうです。
チョコレートにあたる部分がスピーカーになっており、耳に入れるようになっています。完全ワイヤレスイヤホンにつきものの充電機能付きの収納ケースも「きのこの山」のパッケージを模しており、凝っています。
なお、現時点で「たけのこの里」の完全ワイヤレスイヤホンの商品企画はありません。
ありそうでなかった? 「きのこの山」ワイヤレスイヤホン発売へhttps://t.co/evxLrARJnL
「きのこの山」そっくりです。イヤホンのケースも、本物の商品パッケージを模しています。
Xの公式アカウントで架空の商品として公開した際、商品化を望むコメントが相次いだため発売を決めたといいます。
— 毎日新聞 (@mainichi) November 17, 2023
商品化の経緯を推測
明治のチョコレート菓子「きのこの山」そっくりの形の完全ワイヤレスイヤホンの商品化のより詳しい経緯としては、以下の2つの可能性が考えられます。
明治が「きのこの山」の新たな販促施策として企画した可能性
この場合、明治は「きのこの山」(「たけのこの里」)との認知度や人気をさらに高めるために、新たな販促施策としてワイヤレスイヤホンの発売を企画したと考えられます。ワイヤレスイヤホンは、近年急速に普及しており、若年層を中心に人気が高まっていることから、こうした層にアピールするためにも効果的な手段と考えられます。
明治とワイヤレスイヤホンメーカーとのコラボレーション企画として実現した可能性
この場合、明治はワイヤレスイヤホンメーカーとのコラボレーション企画として、ワイヤレスイヤホンの新たな市場開拓を狙ったと考えられます。ワイヤレスイヤホン市場は、すでに成熟しつつあることから、新たな市場開拓のために、意外性や話題性のある製品の開発が求められています。その点、「きのこの山」そっくりの形のワイヤレスイヤホンは、ユニークなデザインと話題性から、新たな市場開拓につながる可能性があると考えられるでしょう。
きのこの山の完全ワイヤレスイヤホンの内容・機能は?
商品化発表時点(2023年11月17日)で、きのこの山の完全ワイヤレスイヤホンの具体的な内容・特徴については詳しいことはまだ発表されていません。発売時期は2024年春なものの、価格は未発表、実際に製造するメーカーも不明です。
ただ、127カ国語に対応した同時翻訳機能と専用アプリを付けるとしており、音質面やオーディオ系の機能は不明ながら、意外と高機能な印象です。
プロダクトクリエーターのミチル氏(架空のプロダクトを創作するクリエイターだとか)が手掛けると発表されていますが、氏はデザイナーですので、あくまで外観に関わるのでしょうから、>機械としての中身はどこかのオーディオメーカーが請け負うはずです。
ネタ商品的な意味合いでは、価格が高すぎると売れないでしょうから、どこまで本機のイヤホンとしての音質や性能を追求するかも難しいところかもしれません。
ですから、同時翻訳機能があるから高音質、高機能とはならないかもしれません。一般的なダイナミック型ユニットを採用し、対応コーデックはSBCのみ、アクティブノイズキャンセリング機能は搭載しない、といったところでしょうか?
また、どこのメーカーが設計・製造を請け負うのかも気になります。ネット上ではコラボ商品にノウハウが多く、肝心のイヤホン自体の品位も高いAVIOTの名前が挙がっています。完全ワイヤレスイヤホンのコラボ商品を乱発?しているONKYOブランドという声もあります。いずれにしても国内メーカーでしょうが、ソニーということはないでしょう。意外と海外のアンカーあたりになったりするかもしれません。
同時翻訳機能を付けるのはきのこの山の海外での販促・認知度向上を図ってという報道もあるので、海外メーカーかもしれません。
既存機のOEMみたいな内容(ガワだけ変える?)だとがっかりします。ここはぜひ、完全新設計で品位も高い製品を期待したいところです。
明治、「きのこの山」のイヤホン商品化へ 海外展開へアピールhttps://t.co/OGZargQDij
明治(東京)は、定番菓子の「きのこの山」を模した127言語対応の同時翻訳機能付きワイヤレスイヤホンを商品化すると発表しました。「きのたけ」ブランドの認知度を、海外で向上させる施策の一環。
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) November 17, 2023
今後予想される世間の反応や動き
この商品は、明治の「きのこの山」の人気と、ユニークなデザインのワイヤレスイヤホンのトレンドを掛け合わせた、話題性の高い商品と言えるでしょう。
今後予想される世間の反応としては、以下の2つの可能性が考えられます。
好意的な反応
好意的な反応としては、以下のような意見や行動が考えられます。
SNSやネット上で話題となり、SNS映えする商品として注目を集める
「ユニークなデザインで面白い」
「「きのこの山」が好きだから欲しい」
「話題性があって注目を集めそうだ」
「たけのこの里型も作ってほしい」
否定的な反応
否定的な反応としては、以下のような意見が考えられます。
「デザインは面白いけど、使い勝手はどうだろう」
「音質や機能が気にいらない」
「ただの話題作りで、すぐに飽きられそう」
「たけのこの里派だから無視」
実際のところ、世間の反応はどのようなものになるかは、製品のデザインや機能、価格など、具体的な情報が明らかになってからより判断できるようになるでしょう。
発表当日の反応として、「たけのこの里」派の落胆や反感はネット上に溢れているのは気になります。「きのこの山」派と「たけのこの里」派の、これまでにもあった溝がさらに拡大することを助長するかもしれません。
また、今後の動きとしては、以下の2つの可能性が考えられます。
販売好調であれば、他の菓子メーカーも同様の商品を発売する可能性も考えられます。また、明治もワイヤレスイヤホン事業を拡大する可能性があります。ただ、形状の問題から「たけのこの里」のイヤホン化は難しいような気はします。
販売不調であれば、明治はワイヤレスイヤホン事業から撤退する可能性も考えられます。また、他の菓子メーカーも同様の商品の発売を控える可能性もあります。
話題性や注目度が高く、発売当初は売れ行きが好調になる可能性が高いでしょう。しかし、ユニークなデザインのため、好みが分かれる可能性もあります。また、音質や機能面で、他社のワイヤレスイヤホンと比較される可能性もあるでしょう。
「きのこの山」に続けと、お菓子や面白い形をデザインモチーフにした完全ワイヤレスイヤホンが、新たなトレンドとなる可能性もあります。今後の販売状況や、世間の反応を見守っていきたいですね。
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