Astell&Kern A&ultima SP3000 Gold
Astell&KernのハイエンドDAP「A&ultima SP3000 Gold」は、2024年1月に発売される予定の限定モデルです(予価約80万円)。ベースモデルの「A&ultima SP3000」(実売約60万円)に、24K純金メッキの外装を採用したプレミアムモデルとなっています。
発売を前に、12月9日・10日の二日間にわたって東京・秋葉原で開催されている、e☆イヤホン主催のポータブルオーディオイベント「ポタフェス2023冬 秋葉原」において、試聴機が展示されました。
そこでの試聴レビューなどから、「A&ultima SP3000 Gold」とベースモデルの「A&ultima SP3000」の違いについて考察してみます。
Astell&Kern A&ultima SP3000 Gold 試聴レビューを見る
Astell&Kern A&ultima SP3000 Goldの試聴レビューから浮かび上がる本機の魅力は?
音質面では、ベースモデルとの違いを感じられなかったという感想が見られました。一方で、わずかにベースモデルよりも音が少し柔らかくなったように感じるという人もいました。違いがあるという場合も、基本的にはベースモデルよりは高品位になったという方向性です。
外装に金メッキを施しただけで音質が変わるのかは議論が分かれるところですが(計測できる物理特性に違いはありません)、オーディオ機器は筐体素材の表面の仕上げやカラーリングが異なるだけでも音が変わるという意見は昔から根強くあるので、本機の場合も聴感上の音質に違いがあるのかもしれません。
音質のキャラクターとしては、高音域が澄み切ったクリアさがあり、中音域は豊かで厚みがあり、低音域は力強く深みのある音が楽しめます。また、音場が広く、立体感のある音が表現されているといったもので、高級DAPとして何ら不足のないレベルにあると言えるでしょう。
デザイン面では、24K純金メッキの外装が目を引くプレミアムな仕上がりが大きなポイントです。モノとしての魅力はベースモデルよりも大きくアップしていると言えるでしょう。
音質面の評価だけだと、ベースモデルに20万円アップだけの価値があるかは難しいかもしれません。「A&ultima SP3000 Gold」の価格への納得度は、24K純金メッキの外装に魅力を感じるか、これだからこそ所有したいという気持ち、といったものが大きいような気がします。



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