Edifier S880DB MKIIと従来機の無印・S880DBを比較しての違いは?

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Edifierのアクティブスピーカー・S880DB MKIIと従来機のS880DBを比較しての違いを解説。それぞれのモデルの特徴やメリットを分析。選び分けについても案内します。

はじめに・本記事の目的

本記事では、Edifierが手掛けるアクティブスピーカーの人気モデル「S880DB」の新バージョンである「S880DB MKII」と、その前モデルを徹底比較し、それぞれの特徴や違いを解説していきます。S880DBは2018年の発売以来、多くのユーザーに愛されてきたロングセラーモデルであり、音質やデザインの評価が高い商品です。一方、2024年に発売されたS880DB MKIIは、従来の性能をさらに進化させたモデルとして発表され、注目を集めています。

S880DB MKIIとS880DBを比較する背景には、両モデルのアップグレード要素や価格、ユーザーの選択基準が重要なポイントとなります。本記事では以下の様々な観点から両モデルを詳しく解説し、どちらが自分に合ったスピーカーなのかを判断できる助けとなることを目的としています。

具体的には、音質、機能面、互換性、多様なコーデック対応、ユーザーインターフェース、さらに価格面を含むコストパフォーマンスを比較し、それぞれのメリットを示します。この記事を読むことで、S880DBシリーズの特徴や進化したポイントを正しく理解し、より満足のいく選択ができるでしょう。Edifierのアクティブスピーカーは品質と性能が高く評価されていますが、その中でもS880DB MKIIが実現した新しい価値をどのように活かせるかを探求していきます!

Edifier S880DB MKIIと従来機のS880DBの概要

Edifierのヒットモデルにしてロングセラー・S880DB(2018年発売)

Edifier S880DBは、2018年に発売された同社のアクティブスピーカーの中でも特に人気を集めたモデルです。その魅力は、コンパクトなブックシェルフ型デザインながら、合計88Wのパワフルな出力と幅広い再生周波数帯域(55Hz~40,000Hz)、および多様な接続オプションにあります。ハイレゾ音源にも対応し、コストパフォーマンスに優れたスピーカーとして、多くのユーザーから高い評価を得てきました。

また、ツイーターには1インチのドーム型高音ユニットを採用し、ウーファーとして3.75インチのミッドバススピーカーを搭載しています。この構成により、シャープで細やかな高音と引き締まった低音がバランス良く表現できる点が特徴です。Bluetooth接続を含めた使い勝手の良さも相まって、音楽鑑賞から映画視聴まで幅広い用途に適しています。S880DBは、多機能でありながらシンプルな操作性と安定感を保つ高音質スピーカーとして、幅広いユーザー層に支持されてきたロングセラーモデルです。

モデルチェンジされた新モデル・S880DB MKII(2024年発売)

2024年10月、新たに登場したEdifier S880DB MKIIは、従来モデルS880DBから多くの改良が加えられたアップグレード版です。基本的なブックシェルフ型デザインは継承しつつも、ツイーターやウーファーの仕様が一新され、音質がさらに向上しました。新モデルでは、従来の1インチから1.25インチチタンドーム型ツイーターへ変更され、ボイスコイルの直径も19mmから25mmに拡大されています。また、ネオジム磁石を採用することで、より高精度かつ明瞭な高音再生を可能にしています。

低音域も改良されており、ウーファーの再設計により再生可能な周波数が50Hzまで拡大しています。さらに、今回のモデルではBluetooth 5.3が採用され、LDACコーデックへの対応が加わり、Hi-Res Audio Wireless認証を取得しました。このため、ハイレゾ音源をワイヤレスで楽しむことも可能になっています。このほか、新たにサブウーファー出力や充電式のOLEDディスプレイ付きリモコンが付属するなど、ユーザーインターフェースや操作性能の面でも改善が見られます。

S880DB MKIIは、わずかなサイズと重量の増加がおさえられる一方で、より洗練された音質、向上したユーザビリティ、多様な接続オプションを提供しています。このように、S880DBの後継機として着実にアップグレードされた点が大きな特徴です。

Edifier S880DB MKIIと従来機S880DBの違い

S880DB MKIIは音響構造、電子回路、ユーザーインターフェース、デザインに至るまで全面的にアップグレード

Edifier S880DB MKIIは、前モデルであるS880DBと比べて音響構造や電子回路、さらにユーザーインターフェースやデザインに至るまで、さまざまなポイントが全面的にアップグレードされています。この進化により、高音質はもちろん、使い勝手や見た目の面でも大幅に向上しました。

S880DB MKIIのツイーターは、従来の1インチから1.25インチのチタンドームに変更され、ボイスコイルの直径も19mmから25mmに拡大され、ネオジム磁石を採用

S880DB MKIIではツイーターが1インチから1.25インチのチタンドームに変更され、使用されているボイスコイルも19mmから25mmへと大きく拡大されました。この改良により、特に高音域での再現性が格段に向上しています。また、ネオジム磁石の採用により、さらにクリアで繊細なサウンドを実現しています。

S880DB MKIIのウーファー(ミッドバス)は再設計され中音域の明瞭さが向上し、低音は従来の55Hzから50Hzまで拡張

ウーファー部のミッドバスも新たに設計され、中音域の明瞭さが大きく向上しました。さらに、低音の再生性能が従来の55Hzから50Hzまで拡張され、幅広い音楽ジャンルでより深みのある低音効果を楽しむことができます。

S880DB MKIIは新たにLDACコーデックに対応し、Hi-Res Audio Wireless認証取得も取得

S880DB MKIIでは、Bluetoothコーデックに新たにLDACが追加され、Hi-Res Audio Wireless認証も取得しました。これにより、ハイレゾ品質の音源をワイヤレスで楽しむことが可能となり、より高品質なリスニング体験を提供します。

S880DB MKIIはaptXコーデック対応ではなくなった

一方で、従来対応していたaptXコーデックはS880DB MKIIでは利用できなくなっています。ただし、LDAC対応によって十分な音質向上が図られているため、大きなデメリットにはなりにくいと言えるでしょう。

S880DB MKIIは新たにサブウーファー出力搭載

S880DB MKIIでは新たにサブウーファー出力端子が搭載され、外部サブウーファーを追加することでさらなる低音強化が可能です。これにより、ホームシアター用途などでも活用の幅が広がりました。

S880DB MKIIは新しい充電式2.4GHzリモコン付属。リモコンは自動調光機能付きOLEDディスプレイ

付属するリモコンもアップグレードされています。新たに充電式となった2.4GHzリモコンには、自動調光機能を備えたOLEDディスプレイが搭載され、使い勝手がさらに向上しました。

S880DB MKIIはEDIFIER ConneXアプリに新対応。さまざまなカスタマイズが可能

S880DB MKIIはEDIFIER ConneXアプリに新しく対応しており、音質や再生環境を細かくカスタマイズできるようになりました。この機能により、ユーザーのニーズにより合った音響設定が可能です。

再生周波数:S880DB MKIIは50 – 40,000Hz、S880DBは55 – 40,000Hz

再生周波数帯域では、S880DB MKIIが50 – 40,000Hzへと拡張され、従来モデルの55 – 40,000Hzよりも低音域が深く広がっています。これにより、より低い周波数の音までしっかりと再現可能になりました。

サイズ:S880DB MKIIは145x192x237mm、S880DBは138x168x230mm

S880DB MKIIは、サイズが145x192x237mmへと僅かに大型化されています。これはアップグレードに伴う内部構造の見直しによるものですが、大き過ぎる印象はなく、多くの環境で設置が容易です。

重量:S880DB MKIIは計6.27kg、S880DBは計6.5kg

重量に関しては、S880DB MKIIが計6.27kgと、S880DBの6.5kgよりもやや軽量化されています。この改良により、移動や設置時の手間が軽減されました。

価格:S880DB MKIIの実売価格は約4.4万円、S880DBの実売価格は約3万円

S880DB MKIIの実売価格は約4.4万円で従来モデルより約1.4万円高価ですが、音質面や機能性のアップグレードを考慮すると、その価値は十分に感じられると言えるでしょう。

Edifier S880DB MKIIと従来機S880DBに共通の内容

2ウェイ・ブックシェルフ型のアクティブスピーカー

Edifier S880DB MKIIと従来機S880DBは、どちらも2ウェイ構造のブックシェルフ型アクティブスピーカーです。このタイプのスピーカーは、コンパクトな設計ながらも高音質を実現する点が特徴です。特にエレガントで汎用性の高いデザインは、インテリアにもマッチし、幅広いユーザーから支持を集めています。

内蔵アンプ出力:88W

両モデルとも内蔵アンプは合計88WのRMS出力を誇ります。この出力は、部屋全体に十分な音量を提供するだけでなく、明瞭でダイナミックな音質を楽しむことが可能です。パワフルな音響性能は、映画の視聴から音楽鑑賞まで幅広い用途で活躍します。

入力端子:RCA x2/USB Type-C/光デジタル/同軸

S880DB MKIIとS880DBの両モデルは、多彩な入力端子を備えています。RCA入力が2系統ありますので、複数のアナログオーディオ機器を接続可能です。また、USB Type-C端子や光デジタル、同軸(COAX)端子も搭載されています。これにより、PCやテレビ、ゲーム機など、さまざまなデバイスと接続して高音質の音楽を楽しむことができます。

デジタル入力の対応サンプリングレート:24bit/96kHz

両モデルでは、デジタル入力で最大24bit/96kHzのサンプリングレートに対応しています。この仕様により、ハイレゾ音源の細かな音のニュアンスも忠実に再現でき、繊細でクリアな音質を体験できます。音楽や映画の臨場感を引き出すハイレゾ対応は、オーディオファンにとって魅力的なポイントです。

テキサス・インスツルメンツ製およびXMOSの高性能チップセットを搭載

内部設計には、音質向上に寄与するテキサス・インスツルメンツ製とXMOS製の高度なチップセットが採用されています。これにより、デジタル信号を高精度で処理し、高品質な音響体験が可能です。この仕様は、細部にまでこだわった設計の象徴といえます。

低音・高音・音量を調節できるダイヤル搭載

両モデルには、低音(Bass)、高音(Treble)、音量(Volume)を調節できる専用ダイヤルが搭載されています。これにより、ユーザー自身の好みに合わせてサウンドを微調整することができます。かんたんにツマミを回すだけで音のカスタマイズが可能なため、利便性にも優れています。

S880DB MKIIとS880DBに共通の内容、特徴のまとめ

EdifierのアクティブスピーカーであるS880DB MKIIと従来機のS880DBは、さまざまな違いがある一方で、多くの共通点も備えています。どちらも2ウェイのブックシェルフ型アクティブスピーカーで、家庭用オーディオとして優れたパフォーマンスを実現しています。合計88Wの内蔵アンプ出力を持ち、力強い音響体験を提供します。

入力端子も共通しており、RCA端子が2つ、USB Type-C、光デジタル(OPT)、同軸(COAX)といった多様な接続方法に対応しています。さらに、いずれのモデルもデジタル入力のサンプリングレートは24bit/96kHzに対応しており、高品質な音楽再生を可能にしています。これに加えて、テキサス・インスツルメンツ製やXMOSの高性能チップセットを搭載している点も共通の特徴です。

また、本体には低音・高音・音量を個別に調節できるダイヤルが搭載されており、ユーザーの好みに合わせた音響カスタマイズが可能です。これらの仕様により、S880DBとS880DB MKIIはいずれも家庭内での高解像度なオーディオ再生に適したスピーカーとして高い評価を受けています。

S880DB MKIIとS880DBの違いのまとめ

Edifierのアクティブスピーカー「S880DB MKII」と前モデル「S880DB」を比較した際の主な違いは、音響性能、機能性、デザイン、そして価格設定に至るまで多岐にわたります。最大の特徴は、S880DB MKIIが従来のモデルに比べて全面的なアップグレードを遂げた点です。

音響面では、S880DB MKIIは新設計の1.25インチチタンドームツイーターと改良されたウーファー(ミッドバス)を採用し、中高音域の明瞭さと低音性能が向上しています。再生周波数帯域も55Hz~40,000Hzから50Hz~40,000Hzに拡大され、より広い音域を楽しむことが可能です。

機能面では、S880DB MKIIは最新のBluetooth 5.3とLDACコーデックに対応し、ハイレゾ音源のワイヤレス再生がより高品質で行える仕様となっています。また、新たにサブウーファー出力や専用アプリ「EDIFIER ConneX」に対応し、カスタマイズ性が大幅に向上しています。一方、aptXコーデックへの対応はなくなりました。

使いやすさにも配慮されており、S880DB MKIIには充電式の2.4GHzリモコンが付属し、新しいOLED画面による視認性の向上も実現されています。これにより操作性が格段に向上しました。

デザイン面では、筐体サイズが若干大きくなり(S880DB MKII: 145×192×237mm、S880DB: 138×168×230mm)、素材や外観にも微妙な変更が加えられていますが、全体としてはS880DBのデザインを継承しています。重量はMKIIが6.27kgとS880DBの6.5kgより軽量化されています。

価格面では、S880DB MKIIの実売価格が約4.4万円、S880DBは約3万円と大きな差がありますが、その分の性能向上や機能の追加により、S880DB MKIIは非常にコストパフォーマンスに優れた選択肢と言えるでしょう。

Edifier S880DB MKII と S880DB の比較表

以下に Edifier S880DB MKII と S880DB の比較表 を作成しました。

項目 S880DB MKII S880DB
発売時期 新モデル 従来モデル
音響構造・電子回路・UI・デザイン 全面的にアップグレード 従来設計
ツイーター 1.25インチチタンドーム、ボイスコイル25mm、ネオジム磁石採用 1インチ、ボイスコイル19mm
ウーファー(ミッドバス) 再設計、中音の明瞭さ向上、低音域拡張(50Hzまで) 従来設計、低音域55Hzまで
再生周波数帯域 50Hz – 40,000Hz 55Hz – 40,000Hz
Bluetoothコーデック LDAC対応、Hi-Res Audio Wireless認証取得、aptX非対応 aptX対応、LDAC非対応
サブウーファー出力 搭載 非搭載
リモコン 新しい充電式2.4GHzリモコン、自動調光OLEDディスプレイ付属 従来型リモコン
アプリ対応 EDIFIER ConneXアプリ対応(カスタマイズ可) 非対応
サイズ(W×H×D) 145×192×237mm 138×168×230mm
重量(ペア) 約6.27kg 約6.5kg
実売価格 約4.4万円 約3万円
形式 2ウェイ・ブックシェルフ型アクティブスピーカー 同左
内蔵アンプ出力 88W 88W
入力端子 RCA×2、USB Type-C、光デジタル、同軸 同左
デジタル入力対応 最大24bit/96kHz 同左
搭載チップセット Texas Instruments製 & XMOS 同左
音質調整 低音・高音・音量ダイヤル搭載 同左

この表にすると、MKIIが単なるマイナーチェンジではなく、かなり大きな改良モデルであるのが一目でわかります。
特にLDAC対応・Hi-Res Wireless認証・ツイーター大型化・サブウーファー出力追加は、音質や拡張性を重視する人には大きなポイントです。

音質の違いを考察

多くのユーザーレビューではS880DB MKIIの音質向上は大きいとされています

S880DB MKIIへのモデルチェンジに伴い、音質の向上が多くのレビューで高く評価されています。特に、中音域や高音域のクリアさ、情報量の拡大、音の質感の向上が際立つとの声が多く寄せられています。また、LDACコーデック対応やツイーターとミッドバスの改良によって、音の再現性が格段に向上し、ハイレゾ音源にも対応した点が評価されています。

低音域・中音域・高音域の再生性能の違い

低音域では、S880DB MKIIではウーファーの再設計により55Hzから50Hzまで再生可能域が拡張され、より深みのある低音が楽しめるようになりました。中音域においては、ボイスコイルの大径化とミッドバスの改良により、より明瞭さと臨場感のある音が再現されるようになっています。高音域については、ツイーターが1インチから1.25インチのチタンドームに変更されたことで、解像度が向上し、繊細で滑らかな音質が実現されています。

バランス感覚への改良点

S880DB MKIIでは、S880DBに比べて全体的な音のバランスがより洗練されています。従来モデルでは低音がやや強調されていた点に対し、MKIIでは中高音域も自然なバランスで再生されるため、聴き疲れしにくい仕上がりになっています。このバランス感覚の向上により、クラシックやジャズなどの豊かな音場が必要なジャンルにも適したスピーカーとなっています。

再現性向上のポイント

再現性の向上には、チャンネル構造や電子回路の改良が寄与しています。特に、S880DB MKIIではテキサス・インスツルメンツ製チップセットとXMOSのプロセッサを採用しており、音のディテールやダイナミクスが一層鮮明に感じられます。さらに、ハイレゾ音源対応のLDACコーデックにより、Bluetoothオーディオでも劣化の少ない高品質な再生が可能です。

音楽ジャンルごとに感じる相性の違い

S880DB MKIIは、ジャンルを問わず幅広い音楽でその実力を発揮します。ポップスやロックでは低音の力強さが活かされ、クラシックやジャズでは繊細な高音域が楽曲のディテールを際立たせます。S880DBも多くのジャンルに対応できる柔軟性を持ちますが、中高音域の細やかさやバランスでは、全体的にMKIIが優位といえるでしょう。そのため、豊かな音場表現を求めるリスナーにはS880DB MKIIが特におすすめです。

機能性とユーザビリティの違い

ユーザーインターフェース・操作性、機能性の比較

Edifier S880DB MKIIと従来機S880DBは、ユーザーインターフェースや操作性において大きな違いがあります。S880DB MKIIでは新たに充電式の2.4GHzリモコンが付属しており、自動調光機能付きのOLEDディスプレイが搭載されることで操作性が向上しています。このリモコンは視認性が良く、直感的なコントロールを可能にしています。一方で、従来機S880DBに付属していたリモコンはよりシンプルな構造となっており、機能面でMKIIに一歩及ばないと言えます。

また、S880DB MKIIはEDIFIER ConneXアプリに対応したことで、専用アプリを通じて多彩なカスタマイズが可能です。EQ設定や音量調整といったコントロールを直感的に行えるため、より細かい調整を求めるユーザーに適しています。一方で、従来機S880DBはこのアプリに対応しておらず、操作の幅がやや制限される点が特徴です。

対応スペック、コーデックの違い

対応スペックに関しても、両モデルには明確な違いがあります。Edifier S880DB MKIIは最新のBluetooth 5.3に対応しており、LDACコーデックをサポートしています。この結果、Hi-Res Audio Wireless認証を取得し、より高音質な音楽ストリーミングが可能となりました。一方、従来機S880DBはaptXコーデックに対応しており、こちらも高音質を提供していましたが、LDACによるデータ転送の柔軟性や精度面ではMKIIが圧倒的な優位性を持っています。

また、S880DB MKIIでは新たにサブウーファー出力端子が搭載され、低音の強化が可能になりました。従来機S880DBにはこの機能がなく、カスタマイズ性において差が生じています。さらに、USB Type-C入力を含む多彩な接続端子は両モデルに共通して搭載されていますが、MKIIではより広範な活用が期待できる設計となっています。

コストパフォーマンスとターゲット層の違い

市場価格の変化とその背景

S880DBとS880DB MKIIの市場価格を比較すると、S880DBは実勢価格で約3万円、S880DB MKIIでは約4万4千円と1万4千円程度の差があります。この価格差は、S880DB MKIIが音響構造や対応コーデック、ユーザーインターフェースなどの機能面で大幅なアップグレードを受けたことに由来します。特に新モデルではLDACコーデックやHi-Res Audio Wireless認証対応といった現代のハイレゾニーズに応える仕様が導入されており、それが価格上昇につながったと考えられます。一方で、従来のS880DBも基本性能が優れており、「手頃な価格でエントリーモデルを求める層」には根強い需要があります。

それぞれのターゲット層は?

S880DBのターゲット層は、コストを抑えつつ高音質なアクティブスピーカー環境に初めて挑戦するユーザーです。一方で、S880DB MKIIは、ハイレゾ対応やサブウーファー出力、Bluetooth LDAC通信といった最新の機能を重要視するユーザーをメインターゲットとしています。また、S880DB利用者がより高品質な音響体験を求めてアップグレードする場合にもS880DB MKIIは適しています。

S880DBからの買い替えにおけるコスト評価

S880DBからS880DB MKIIに買い替える際のコスト評価では、新モデルで追加された機能や音質向上が価格差1万4千円分に値するかが重要なポイントとなります。特に、より広範な周波数帯域や低音の強化、Hi-Res Audio Wireless対応などは音質に大きな違いをもたらし、音楽の聴き心地を大きく改善する恩恵があります。そのため、既存のS880DBユーザーであっても、自身のニーズに合致するアップグレードポイントがある場合は、投資として価値があると判断できるでしょう。

機能と値段のバランスについての考察

S880DB MKIIは、価格面ではS880DBより高額ですが、その分、多機能化されたデザインや性能を備えています。LDACコーデック対応、新たなサブウーファー出力、直感的なリモコン操作といった追加機能は、特に現代的な使いやすさを重視するユーザーにとって大きな魅力です。一方、音質や接続性に過度な要求がなく、88Wのアンプ出力や高性能チップセットといったベースの性能で十分満足できるユーザーには、S880DBがよりコストパフォーマンスの高い選択肢となります。

予算に応じた選択肢:どちらが適切か

予算に応じた選択肢は、ユーザーのニーズにより異なります。予算が限られている場合や、シンプルにスピーカーの音質を重視する場合は、S880DBが非常に魅力的な選択肢です。一方で、Bluetooth LDACの高音質ワイヤレス再生やサブウーファーの拡張性を求める場合は、価格が高くてもS880DB MKIIを選ぶ価値があります。このように、どちらが適切かは、購入者が求める機能や予算次第で決まってきます。

長期的なコストメリット

長期的な視点で見た際には、S880DB MKIIの追加機能やBluetooth 5.3による接続性の向上が、大きなコストメリットを提供します。特に、アップグレードされた音響性能や拡張機能、Hi-Res対応の堅牢な設計は長期にわたり満足感を維持する一方で、次世代オーディオ規格への対応も確保されています。それに比べ、S880DBは必要最低限の機能に絞られた設計のため、初期コストを抑えたい方には魅力ですが、将来の技術進化に対応する点では制限がある可能性があります。

それぞれのメリットは?

S880DB MKIIのメリットは?(箇条書き)

– ハイレゾ音源対応(最大24bit/192kHz)、LDACコーデック採用により高音質なワイヤレス再生が可能です。
– 再生周波数帯域が低音域で従来モデルよりも広がり(50Hzまで対応)、より豊かな低音を楽しめます。
– ツイーターやウーファーが再設計され、中音域の明瞭さや高音域の精細さが向上しています。
– 新搭載のサブウーファー出力により、さらなる低音補強にも対応します。
– EDIFIER ConneXアプリに対応しており、細かい音響設定や操作が可能です。
– 充電式の2.4GHzリモコンが付属し、OLEDディスプレイを搭載して使いやすさが向上しました。
– サイズがコンパクトながら音質向上を実現しており、空間の有効活用が可能です。
– Bluetooth 5.3を採用し、接続安定性や通信範囲が向上しています。

S880DBのメリットは?(箇条書き)

– 実売価格が約3万円と手頃で、エントリーモデルとしてコストパフォーマンスに優れています。
– 基本的なハイレゾ音源対応(最大24bit/96kHz)により、十分な音質を提供します。
– 多様な入力端子(RCA、USB Type-C、光デジタル、同軸)を備え、多用途に使える汎用性があります。
– 出力88Wの内蔵アンプで、小型サイズながら十分な音量とパワーを提供します。
– サイズが若干小さいため、さらに限られたスペースにも設置しやすいです。
– EDIFIER製品ならではの堅牢な構造と洗練されたデザインを優れた価格帯で享受できます。
– 高音・低音・音量をダイヤルで簡単に調整できるため、直感的な操作が可能です。

どちらをどう選ぶ?

S880DB MKIIがおすすめのユーザー(箇条書き)

 

  • 最新の技術や機能性を重視するユーザー
  • Hi-Res Audio Wireless認証取得でハイレゾ音源をより高品質で楽しみたい方
  • Bluetooth 5.3とLDACコーデック対応による高音質なワイヤレス再生を求める方
  • 新開発のツイーターやウーファーによる音質の向上を体感したい方
  • サブウーファー出力追加で、低音をさらに拡張したい方
  • 直感的な操作が可能なOLED付きリモコンやEDIFIER ConneXアプリの利便性を重視する方
  • アップグレードされたデザインやビルドクオリティを求める方
  • 音楽ジャンル問わず、幅広い音域の再現性が必要な方

 

S880DBがおすすめのユーザー(箇条書き)

 

  • 価格を重視し、コストパフォーマンスを大切にしたいユーザー
  • 基本的な88Wの強力なパワーと高品質な音響性能で十分と考える方
  • Bluetooth接続の使用頻度が少なく、有線接続が中心の方
  • 明確かつバランスの取れた音質をリーズナブルな価格で楽しみたい方
  • 新機能やデザインの変更にはこだわりがなく、従来型で満足できる方
  • 手軽にハイレゾ音源を再生できるエントリーレベルのスピーカーを探している方
  • サイズや重量がよりコンパクトで取り扱いやすいスピーカーを求める方

 

まとめ

Edifierのアクティブスピーカー「S880DB MKII」と「S880DB」は、いずれも高音質と多機能性を兼ね備えたモデルですが、S880DB MKIIでは従来機種をさらに進化させる数々のアップグレードが施されています。音響設計や再生周波数、Bluetooth規格などの技術的改良や、LDAC対応、サブウーファー出力の新設、アプリ対応など、現代の多様なリスニングニーズに応えるための工夫が盛り込まれています。

一方で、S880DBも高コストパフォーマンスとシンプルな機能性を備えた魅力あるモデルであり、新モデルが必要以上の機能を持つとは限らないと考える方にとっては十分満足できる選択肢となります。

最終的な選択は、予算や用途、求める音質や機能性、デザイン性に基づき個々のニーズに応じたものであるべきです。レビュー評価や実際の使用感を参考にしながら、各モデルの強みを活かした最適な選択を行ってください。音楽や映画がより楽しくなる日々を提供してくれるスピーカーとして、どちらを選んでも満足できることでしょう!

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