JBL Tune Beam 2と従来機の無印・Tune Beamを比較しての違いは?

イヤホン

JBLの完全ワイヤレスイヤホン・Tune Beam 2と従来機・Tune Beamを比較しての違いを解説

  1. JBL Tune Beam 2 完全ワイヤレスイヤホン 約1.3万円
  2. JBLの「TUNE」シリーズ完全ワイヤレスイヤホンとは
  3. Tune Beam 2が従来機のTune Beamから変わった点
    1. 前モデルよりも2mm短くなった、JBL独自開発のショートスティック型デザインを採用
    2. アクティブノイズキャンセリングの性能向上
    3. ダイナミック型ユニットは6mm径から10mm径に拡大
    4. サウンドをパーソナライズできる「Personi-Fi 3.0」に新対応
    5. 空間サウンドにも新対応
    6. 通話用マイクが前モデルの合計4個から6個に増え、通話品位が向上
    7. 通話音声のカスタマイズ機能が搭載
    8. イヤホン本体は片側当たり5.0gから5.2gにわずかに重くなった
    9. 充電ケースは50.2gから42gに軽くなった
    10. カラバリはブラック、ホワイト、スケルトンの3種からブラック、ホワイト、ターコイズの3種に変わった
  4. Tune Beam 2が従来機のTune Beamから変わった点のまとめ
  5. Tune Beam 2と従来機のTune Beamに共通の内容、特徴を列挙
  6. Tune Beam 2と従来機のTune Beamに共通の内容、特徴の解説
  7. Tune Beam 2での従来機のTune Beamからの変化点による影響の分析、考察
    1. 音質面
    2. 通話面
    3. 使い勝手の面
    4. 装着感の面
    5. デザイン・カラーリング面
  8. どちらをどう選ぶ?
    1. 基本的には新モデルのTune Beam 2がおすすめ
    2. 従来機のTune Beamは今後在庫処分などで安い場合は使い方次第でおすすめ
    3. スケルトンデザインにこだわりたいなら従来機のTune Beam
  9. 全体のまとめ

JBL Tune Beam 2 完全ワイヤレスイヤホン 約1.3万円

ハーマンインターナショナルは、JBLブランドの完全ワイヤレスイヤフォン「JBL Tune Beam 2」を2025年2月27日より。オープン価格で実売価格は13,420円前後。

2021年発売の「JBL Tune Beam」(価格同じ)の後継機。

Tune Beam 2と従来機・Tune Beamを比較しての違いを解説するとともに、Tune Beam 2の内容、特徴がよくわかるようにします。どのようなユーザーがTune Beam 2がおすすめかも考察します。

JBLの「TUNE」シリーズ完全ワイヤレスイヤホンとは

JBLの「TUNE」シリーズは、日常使いに最適な完全ワイヤレスイヤホンを手頃な価格(具体的には1万円代程度まで)で提供することをコンセプトとした製品ラインです。このシリーズは、音楽リスニングから通話まで、幅広いシチュエーションで使えることが特徴です。特に「GRAB&GO」を理念として掲げ、求めやすい価格帯ながらも高品質な音質と実用的な機能をバランスよく備えています。

「TUNE」シリーズでは、JBL独自の技術である「Pure Bassサウンド」を採用し、迫力のある低音を楽しむことができます。さらに、アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能や外音取り込み機能を備えており、通勤や作業中など状況に応じて外部音とのバランスをカスタマイズすることが可能です。

また、シリーズ各製品はBluetooth 5.3対応やマルチポイント接続をサポートしており、スマートフォンやタブレット、PCなど複数のデバイスを簡単に切り替えて使用することができます。さらに、専用アプリ「JBL Headphones」で音質や機能の詳細なカスタマイズも可能で、より自分好みに調整することができる点も魅力です。

このように、JBL「TUNE」シリーズは、手軽さと実用性、高品質な音響体験を求めるユーザーに最適な完全ワイヤレスイヤホンシリーズとなっています。

Tune Beam 2が従来機のTune Beamから変わった点

前モデルよりも2mm短くなった、JBL独自開発のショートスティック型デザインを採用

JBLの完全ワイヤレスイヤホン「Tune Beam 2」は、前モデルのTune Beamからさらに改良されたショートスティック型デザインを採用しています。この新しいデザインにより、イヤホン本体が2mm短くなりました。これにより、装着感が向上し、より快適なフィット感を提供します。日常使いからスポーツなど幅広いシーンでの利便性が期待されるポイントです。

アクティブノイズキャンセリングの性能向上

Tune Beam 2では、アクティブノイズキャンセリング機能がハイブリッドノイズキャンセリングへと進化を遂げました。この改良により、前モデルと比較して特に低域の騒音を効果的にカットし、最大約20dBの騒音低減を実現しています。これにより、静寂の中でクリアな音楽を楽しむことができ、通勤時やカフェでの利用にも快適さをもたらします。

ダイナミック型ユニットは6mm径から10mm径に拡大

イヤホンの音質を左右する内部ユニットについても進化が見られます。Tune Beam 2は、従来の6mm径ダイナミックドライバーから10mm径ダイナミックドライバーに変更されました。この変更により、より深い低音と広がりのある音場が実現し、JBLらしい迫力ある音楽体験を楽しむことができます。

サウンドをパーソナライズできる「Personi-Fi 3.0」に新対応

Tune Beam 2では「Personi-Fi 3.0」という新機能に対応しました。この機能を使うと、自分の聴力や音楽の好みに合わせたサウンドカスタマイズが可能です。専用アプリで簡単に設定でき、ユーザーごとに最適化された音響体験を設計できる点が大きな特徴です。

空間サウンドにも新対応

新たに「空間サウンド」機能にも対応しました。一般に空間オーディオ機能と呼ばれているもので、この機能では、使用シーンや音楽ジャンルに合わせて、より臨場感のあるサウンドを提供します。映画やライブ音源を楽しむ際に、豊かな音響体験が得られるため、エンターテインメント用途にも最適です。

通話用マイクが前モデルの合計4個から6個に増え、通話品位が向上

通話用マイクの数が進化し、前モデルの4個から6個へと増設されました。この改良により通話時の音声がより明瞭になり、騒がしい環境でも相手に自分の声を正確に伝えることができます。オンライン会議や通話が増えた現代において、このアップグレードは非常にメリットといえるでしょう。

通話音声のカスタマイズ機能が搭載

Tune Beam 2には通話時の新機能として、通話音声のカスタマイズ機能が搭載されました。この機能により、自分の声色を調整してより聞き取りやすい音質にすることが可能です。また、相手の声色も調整できるため、長時間の会話でもストレスなくコミュニケーションを取ることができます。

イヤホン本体は片側当たり5.0gから5.2gにわずかに重くなった

イヤホン本体の重量は前モデルの片側5.0gから5.2gにわずかに増えました。しかし、2mm短いデザインの採用により、装着感はむしろ向上しており、この重量増加が装着時に気になることはほとんどないと考えられます。

充電ケースは50.2gから42gに軽くなった

充電ケースについては、大幅に軽量化されています。Tune Beam 2のケースは42gとなり、前モデルの50.2gから約8g軽くなりました。これにより持ち運びがさらに便利になり、ポケットやバッグに入れても負担を感じにくい設計になっています。

カラバリはブラック、ホワイト、スケルトンの3種からブラック、ホワイト、ターコイズの3種に変わった

カラーバリエーションも進化しています。従来のブラック、ホワイト、スケルトンに代わり、新モデルではブラック、ホワイト、ターコイズの3色展開となりました。特にターコイズは目を引く新カラーとして、多くのユーザーにアピールするデザインです。

Tune Beam 2が従来機のTune Beamから変わった点のまとめ

JBLの完全ワイヤレスイヤホン「Tune Beam 2」は、従来機「Tune Beam」と比較して多くの進化を遂げています。その主な変更点としては、まずイヤホン本体のデザインが引き続きショートスティック型ながらさらに約2mm短くなったことにより、より軽快な装着感を実現している点が挙げられます。

また、アクティブノイズキャンセリング機能が従来の通常型からハイブリッドノイズキャンセリングへと進化し、特に低域を中心に最大約20dBの騒音低減が可能になりました。

音質面では、ドライバーユニットが6mm径から10mm径に拡大したことで、より迫力のあるJBL Pure Bassサウンドを提供できるようになっています。さらに、自分仕様にサウンドをカスタマイズできる「Personi-Fi 3.0」に新たに対応し、個々のリスニング体験がより充実したものとなりました。空間サウンドへの新対応により、シチュエーションに合わせた臨場感のある立体的な音響も楽しめます。

通話機能についても、従来機と比較してマイクが4個から6個に増え、これによって通話品位が向上しています。さらに、通話時には自分や相手の声色をコントロールすることで、声の聞き取りやすさが改善されています。

重量に関しては、イヤホン本体が片側5.0gから5.2gと僅かに増えた一方で、充電ケースは50.2gから42gへと軽量化されました。また、カラーバリエーションも進化しており、ブラック、ホワイト、スケルトンからブラック、ホワイト、ターコイズの3種類に変更されています。

これらの進化により、Tune Beam 2は前モデルと比較して音質、機能性、そして使い勝手の全ての面で大きく向上しており、JBLの完全ワイヤレスイヤホンファンにとって見逃せない製品となっています。

Tune Beam 2と従来機のTune Beamに共通の内容、特徴を列挙

・“GRAB&GO(求めやすい価格でカジュアルにすぐ使える)”をコンセプトとした「TUNE」シリーズの完全ワイヤレスイヤホン
・独自開発のショートスティック型デザインを採用することで高い装着感を実現
・パワフルなJBL Pure Bassサウンドを実現
・アクティブノイズキャンセリング(ANC)搭載
・必要な時だけ周囲の環境音を取り込むことができる「アンビエントアウェア」や「トークスルー」機能にも対応
・Bluetooth 5.3準拠
・コーデックはSBC/AAC/LC3をサポート
・LEオーディオ接続対応
・プロファイルはA2DP 1.3.2/AVRCP 1.6.2/ HFP 1.8対応
・マルチポイント接続
・Google Fast Pairにも対応
・アプリ「JBL Headphones」対応で各種設定をカスタマイズ可能
・最大約48時間の長時間再生(ANC OFF時・イヤホン本体10時間+充電ケース30時間)
・10分の充電で3時間の再生が可能な急速充電機能
・IP54の防水仕様
・発売時の実売価格設定は同じ13,420円前後。

Tune Beam 2と従来機のTune Beamに共通の内容、特徴の解説

JBLの完全ワイヤレスイヤホンであるTune Beam 2とその従来機であるTune Beamは、多くの共通点を持っています。従来モデルでも支持された特徴がしっかりと踏襲されており、どちらも“GRAB&GO”をコンセプトとした手軽で扱いやすい完全ワイヤレスイヤホンとして展開されています。

共通点のひとつは、両モデルともJBLの独自開発によるショートスティック型デザインを採用している点です。このデザインにより、高い装着感と安定性が実現し、長時間の装着でも快適に利用できます。

また、JBL Pure Bassサウンドによる迫力のある音質も大きな魅力です。音楽や動画再生時に豊かな低音が楽しめる点で、幅広いユーザーに支持されています。

さらに、両モデルともアクティブノイズキャンセリング(ANC)を搭載し、外部の騒音を効果的に遮断します。また、「アンビエントアウェア」や「トークスルー」機能にも共通して対応しており、必要なときだけ周囲の音を簡単に取り込むことができます。これらの機能は、通勤・通学時や作業中など、様々なシーンで役立ちます。

接続性に関しても、Tune Beam 2と従来機のTune BeamはどちらもBluetooth 5.3に準拠しており、コーデックとしてSBC、AAC、LC3をサポート。さらに、LEオーディオ接続にも対応しているため、安定した通信で高音質の再生が可能です。

また、Google Fast Pairやマルチポイント接続にも対応しているため、Androidデバイスとの素早いペアリングや複数デバイス間でのスムーズな切り替えが可能です。

その他にも、アプリ「JBL Headphones」を利用して各種設定をカスタマイズできるところも共通の特徴です。音質や操作設定を自分好みに調整することで、より快適に利用できます。

そして、ANCオフ時の再生時間は最大約48時間(イヤホン本体10時間+充電ケース30時間)と長時間再生が可能な点や、IP54の防水仕様を備えているため、日常使いはもちろん、ある程度汗や雨に濡れても安心して利用できます。

価格面においても、両モデルは発売時に同じ実売価格である13,420円前後となっており、コストパフォーマンスの良さも共通点です。この価格帯でこれだけの機能を備えている点は、多くのユーザーにとって魅力的なポイントといえるでしょう。

Tune Beam 2での従来機のTune Beamからの変化点による影響の分析、考察

音質面

Tune Beam 2では、ドライバーユニットが6mm径から10mm径に拡大されたことで、音質が大幅に向上していることが想定されます。特に、低音域がより深く、力強いサウンドを体感できるようになりそうです。加えて、空間サウンドへの対応により、映像視聴時やゲームプレイ時などの没入感も向上。

また、「Personi-Fi 3.0」への対応により、自分好みの音質設定ができるようになり、よりパーソナライズされた音楽体験が可能となっています。このような進化により、JBLの完全ワイヤレスイヤホンが持つ「JBL Pure Bassサウンド」の魅力がさらに引き立っています。

通話面

Tune Beam 2は通話用マイクが前モデルの4個から6個に増加したことで、通話品質が大幅に改善されています。さらに、自分の声や相手側の声色を調整できる機能が新たに追加されたため、よりクリアかつ自然な通話が可能になりました。騒がしい環境下でも相手に聞き取りやすい音声を伝えることができ、ビジネス用途やリモートワークにおいても活躍が期待されます。

使い勝手の面

新モデルでは、ハイブリッドノイズキャンセリングが採用され、特に低域での騒音低減性能が向上しました。これにより、電車内や街中などの騒がしい環境でも快適に音楽を楽しむことができます。加えて、充電ケースは軽量化され、より持ち運びがしやすく改良されています。

これらの改善により、日常の幅広いシーンでの使いやすさが強化されています。

装着感の面

Tune Beam 2では、JBL独自のショートスティック型デザインがさらに改良され、イヤホンの長さが2mm短縮されています。このデザイン変更により、耳へのフィット感が向上し、長時間使用しても疲れにくい装着感を実現しました。ただし、イヤホン本体の重量は片側5.0gから5.2gへと若干増えましたが、大きく負担になるほどではなく、快適さは維持されています。

デザイン・カラーリング面

カラーラインナップも進化しており、従来のブラック、ホワイト、スケルトンという選択肢から、ブラック、ホワイト、ターコイズの3色展開に変更されました。特にターコイズは新鮮で、カジュアルなファッションにもマッチしやすい色調として注目されています。一方で、以前のスケルトンデザインにこだわる方には従来機が引き続き魅力的かもしれません。

どちらをどう選ぶ?

基本的には新モデルのTune Beam 2がおすすめ

JBLの完全ワイヤレスイヤホンを選ぶ際、基本的には新モデルであるTune Beam 2がおすすめです。
Tune Beam 2は、音質、通話性能、快適性が向上しており、長期間快適に使用できるようさまざまな改良が加えられています。

特に、10mm径のダイナミックドライバーを採用したことで低音域の厚みが増し、よりパワフルな音楽体験を提供します。空間サウンドと「Personi-Fi 3.0」機能も大きなポイントでしょう。

また、ハイブリッドノイズキャンセリングの採用によって周囲の騒音をより効果的に低減し、より集中して音楽を楽しむことができます。

従来機のTune Beamは今後在庫処分などで安い場合は使い方次第でおすすめ

一方、予算を抑えたい場合や店頭での在庫処分セール時には、従来機のTune Beamも検討に値します。

基本性能はTune Beam 2と似ており、アクティブノイズキャンセリング機能やJBL Pure Bassサウンドといった主要な特徴を備えています。

そのため、最先端の機能が必須ではなく、手頃な価格で楽しめるワイヤレスイヤホンを探している場合には十分な選択肢となります。ただし、最新モデル特有の音質の進化やカスタマイズ機能を重視する場合はTune Beam 2の方が適しています。

スケルトンデザインにこだわりたいなら従来機のTune Beam

デザイン面でスケルトンルックを好む方には、従来機のTune Beamが唯一の選択肢となります。新モデルのTune Beam 2ではスケルトンデザインが廃止され、ターコイズが新たに加わった3色展開となっています。

そのため、従来機で提供されていた独特な外見のイヤホンを求めている方には、Tune Beamを選ぶ価値があります。スケルトンデザインは個性的でおしゃれな要素があるため、デザインを重視する場面では良い選択肢と言えるでしょう。

全体のまとめ

JBLの完全ワイヤレスイヤホン・Tune Beam 2と従来機・Tune Beamを比較すると、多くの進化ポイントが見られます。特に、ハイブリッドノイズキャンセリングへのアップデートや10mm径のドライバーの採用により、音質とノイズ低減性能が大きく向上しています。また、Personi-Fi 3.0や空間サウンドへの対応など、個人的な音の好みに合わせた調整や、新しい音の楽しみ方を提供する機能の追加も注目点です。

デザイン面では、ショートスティック型をさらに進化させつつ、カラーバリエーションの変更や充電ケースの軽量化により、使い勝手や視覚的なバリエーションにも配慮されています。一方でイヤホン本体が若干重くなっていますが、これが実用面で大きな影響を与えることは少ないでしょう。

価格は従来機と同じ水準を維持しながらも、性能と機能の改善が顕著です。これにより、Tune Beam 2は非常にコストパフォーマンスが高いモデルといえます。一方で、従来機のTune Beamも在庫があればコスト面での利点があり、特にスケルトンデザインを好む方には魅力的な選択肢となるでしょう。

最終的な選択は、新しい機能を求めるか、あるいはデザインや価格重視で選ぶかといったユーザーのニーズに依存しますが、総合的な性能向上を踏まえると、基本的にはTune Beam 2がより多くのユーザーにとって満足度の高い選択肢と言えるでしょう。

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