コンパクトなWi-Fi/Bluetoothモバイルスピーカー・Sonos Roam 2の各種レビュー・評価から本機の実力を分析・考察。おすすめユーザー像も探ります。
- Sonos Roamとは?
- Sonos Roam 2の詳しい内容・特徴
- Sonos Roam 2における初代Roamからの進化点
- Wi-Fi(802.11a/b/g/n/ac)とBluetoothの両方に対応したポータブルスピーカー
- 本体は丸みを帯びた三角形フォルム
- サイズ:高さ168x幅62x奥行き60mm、重量:430gは軽量・コンパクト
- Bluetooth 5.2対応でモバイルデバイスと簡単に接続できる
- CPUはQuad Core 1.4 GHz A-53を搭載
- Sonosアプリを使用してイコライザーなど多彩な操作が可能
- 50以上のストリーミングサービスを利用可能
- 音楽配信サービスのアプリからの直接操作にも対応
- 屋内では他のSonosシステムとも連携できる「Sound Swap」機能も搭載
- ツイーターとミッドウーファーを各1基ずつ搭載
- 2基のクラスHデジタルアンプを内蔵し、コンパクトながら大出力
- 設置した空間に合わせて音質を最適化する「自動Trueplay」機能
- 2台使用でステレオ再生も可能。新旧混ぜてもOK
- 高性能マイク内蔵で音声操作やハンズフリー通話にも対応
- Apple AirPlay 2対応
- IP67の防水防塵仕様
- 内蔵バッテリーで約10時間再生可能
- Sonos Roamワイヤレス充電器やQi規格ワイヤレス充電器も使える
- Sonosホームシアターシステムのサラウンドスピーカーとしては使用できない
- Sonos Roam 2 レビューサイト
- 各種レビュー・評価から本機の実力をおおまかに分析・考察
- Sonos Roam 2の各種レビュー・評価からの詳しい項目別分析
- まとめ
- Sonos Roam 2がおすすめのユーザー
Sonos Roamとは?
Sonos Roamは、Sonos社が提供するポータブルスピーカーシリーズの一つです。今回2世代機が発売されましたが、以下の特徴は新旧で共通です。
このBluetoothスピーカーは、高性能な音質と優れた機能性を兼ね備えており、屋内外問わずどの場所でも音楽を楽しむことができます。Sonos RoamはWi-Fi(802.11a/b/g/n/ac)とBluetoothの両方に対応しており、スマートフォンやタブレットなどと簡単に接続できる点が特徴です。
本体は丸みを帯びた三角形フォルムで、サイズは高さ168x幅62x奥行き60mm、重量は430gと非常に軽量かつコンパクトです。このため、持ち運びがしやすく、どこでも気軽に使うことができます。
また、Sonos RoamはIP67の防水防塵仕様を持ち、アウトドアでの使用にも耐えられる設計となっています。内蔵バッテリーは約10時間の連続再生を可能にし、長時間の外出でも音楽を欠かすことがありません。
Sonos Roamのもうひとつの魅力は、その音質です。ツイーターとミッドウーファーを各1基ずつ搭載し、2基のクラスHデジタルアンプでクリアでバランスの取れた音を提供します。さらに、Sonosアプリを使ってイコライザーの調整や多彩な操作が可能です。50以上のストリーミングサービスにも対応しているため、好きな音楽やポッドキャストを容易に楽しむことができます。
Sonos Roamは音楽配信サービスのアプリからの直接操作にも対応しており、Apple AirPlay 2を利用して多様なデバイスとの連携も容易です。屋内では他のSonosシステムとも連携できる「Sound Swap」機能を利用すれば、より豊かな音楽体験が広がります。
Sonos Roamは、利便性と高性能を兼ね備えたポータブルスピーカーとして、多くのユーザーに支持されています。その魅力と性能を理解することで、音楽を楽しむ新たな方法が発見できるでしょう。
Sonos Roam 2の詳しい内容・特徴
Sonos Roam 2における初代Roamからの進化点
Sonos Roam 2は、初代Sonos Roamの後継機として登場しました。基本的な機能やデザイン(サイズ・重量)は初代と同様ですが、いくつかの点で進化しています。特にボタン配置やBluetooth接続の簡略化など操作性が向上し、付属ケーブルがUSB Type-A to Type-CからUSB Type-C to Type-Cに変更されたのが大きなポイントです。また、全体的にモノトーン仕上げになり、デザインも洗練されました。</span>一方、機能性や音質は従来と変わっていないとみられています。
Wi-Fi(802.11a/b/g/n/ac)とBluetoothの両方に対応したポータブルスピーカー
Sonos Roam 2はWi-Fi(802.11a/b/g/n/ac)とBluetooth 5.2の両方に対応しています。これにより、高速で安定した接続が可能で、自宅ではWi-Fiを使用して他のSonosシステムと連携し、外出先ではBluetoothを利用して簡単にモバイルデバイスと接続できます。Wi-FiとBluetoothの両方に対応したポータブルスピーカーは珍しいということは大きなポイントです。
本体は丸みを帯びた三角形フォルム
Sonos Roam 2のデザインは、丸みを帯びた三角形フォルムが特徴です。このデザインにより、持ち運びやすさと設置の自由度が高まっています。
サイズ:高さ168x幅62x奥行き60mm、重量:430gは軽量・コンパクト
サイズは高さ168mm、幅62mm、奥行き60mmで、重量は430gと非常に軽量です。このコンパクトなサイズと軽さのおかげで、持ち運びが簡単で、アウトドアシーンでも活躍します。
Bluetooth 5.2対応でモバイルデバイスと簡単に接続できる
Sonos Roam 2はBluetooth 5.2に対応しており、モバイルデバイスとスムーズに接続できます。これにより、高品質な音楽再生が可能で、接続の安定性も向上しています。
CPUはQuad Core 1.4 GHz A-53を搭載
内部にはQuad Core 1.4 GHz A-53 CPUが搭載されており、スムーズな動作と高い応答性を実現しています。これにより、ストリーミング再生やアプリ操作が快適に行えます。
Sonosアプリを使用してイコライザーなど多彩な操作が可能
Sonos Roam 2は、専用のSonosアプリを使用することで、多彩な操作が可能です。イコライザー調整や音楽配信サービスの管理など、使いやすいインターフェースが提供されています。
50以上のストリーミングサービスを利用可能
Sonos Roam 2は、SpotifyやApple Musicなど、50以上の音楽ストリーミングサービスに対応しています。これにより、お気に入りの音楽をいつでもどこでも楽しむことができます。
音楽配信サービスのアプリからの直接操作にも対応
Sonos Roam 2は、SpotifyやApple Musicのアプリから直接操作できます。これによって、好きな音楽を簡単に選んで再生することが可能です。
屋内では他のSonosシステムとも連携できる「Sound Swap」機能も搭載
「Sound Swap」機能を使用することで、Sonos Roam 2は他のSonosシステムと連携し、シームレスな音楽体験を提供します。これにより、部屋を移動しても音楽を途切れることなく楽しめます。
ツイーターとミッドウーファーを各1基ずつ搭載
Sonos Roam 2は、ツイーターとミッドウーファーを各1基ずつ搭載しており、クリアでバランスの取れた音質を実現しています。なお、一台だとモノラル構成。2台使用でステレオになる仕様です。
2基のクラスHデジタルアンプを内蔵し、コンパクトながら大出力
内部には2基のクラスHデジタルアンプが内蔵されており、コンパクトながらも大出力を実現しています。これにより、広い空間でも十分な音量で音楽を楽しめます。
設置した空間に合わせて音質を最適化する「自動Trueplay」機能
「自動Trueplay」機能を使用することで、Sonos Roam 2は設置空間に応じて音質を自動的に最適化します。これにより、どのような環境でも最高の音質を提供します。
2台使用でステレオ再生も可能。新旧混ぜてもOK
2台のSonos Roam 2を使用することで、ステレオ再生が可能です。さらに、新旧のモデルを混ぜて使用することもできるため、既存のSonosスピーカーとも組み合わせて使うことができます。
高性能マイク内蔵で音声操作やハンズフリー通話にも対応
高性能マイクが内蔵されており、音声操作やハンズフリー通話が可能です。Amazon Alexaにも対応しているため、声だけで操作ができます。なお、先代では対応していたGoogle アシスタントは非対応になりました。
Apple AirPlay 2対応
Sonos Roam 2はApple AirPlay 2にも対応しており、iPhoneやiPadからワイヤレスで音楽をストリーミングすることができます。
IP67の防水防塵仕様
IP67の防水防塵仕様を備えているため、アウトドアでの使用にも適しています。急な雨や砂ほこりの多い場所でも安心して利用できます。
内蔵バッテリーで約10時間再生可能
内蔵バッテリーは約10時間の連続再生が可能で、長時間の利用でも安心です。モバイルバッテリーを携帯すれば、さらに長時間の利用も可能です。
Sonos Roamワイヤレス充電器やQi規格ワイヤレス充電器も使える
Sonos Roam 2は、専用のSonos Roamワイヤレス充電器や、一般的なQi規格のワイヤレス充電器で充電が可能です。ケーブルを使用せずに簡単に充電できる点が便利です。
Sonosホームシアターシステムのサラウンドスピーカーとしては使用できない
Sonos Roam 2は、Sonosホームシアターシステムのサラウンドスピーカーとしては使用できません。しかし、ポータブルスピーカーとしての機能が充実しているため、外出先での利用や部屋間での移動に最適です。
Sonos Roam 2 レビューサイト


各種レビュー・評価から本機の実力をおおまかに分析・考察
音質
Sonos Roam 2の音質は概ね良好で、多くのレビューで高評価を得ています。ツイーターとミッドウーファー各1基ずつと、2基のクラスHデジタルアンプを内蔵しており、コンパクトサイズながら豊かな音を実現しています。特に、ぼわつきや金属的な付帯音を感じさせない音質設計は優れており、音楽を楽しむためのスピーカーとしての実力が発揮されています。しかし、一部のレビューでは、音質に関して初代Roamと大きな違いがないため、期待を裏切られたという意見も見られます。
機能性
Sonos Roam 2の機能性についても評価が高いです。Wi-Fi(802.11a/b/g/n/ac)とBluetooth 5.2に対応しており、さまざまなモバイルデバイスと簡単に接続できます。また、Sonosアプリを使用することでイコライザーなど多彩な操作が可能で、50以上のストリーミングサービスを利用できるのも大きな特徴です。特に屋内での「Sound Swap」機能により、他のSonosシステムとも簡単に連携できます。一方で、Googleアシスタント非対応になった点や、Alexaの設定が面倒という意見もあります。
バッテリー寿命
バッテリー寿命についても総じて好評です。Sonos Roam 2は内蔵バッテリーで約10時間再生可能であり、長時間の音楽再生を楽しむことができます。さらに、IP67の防水防塵仕様により、アウトドアでの使用も安心です。Sonosワイヤレス充電器やQi規格のワイヤレス充電器にも対応しているため、充電手段の多様性も評価ポイントとして挙げられます。
以上から、Sonos Roam 2の音質、機能性、バッテリー寿命に関して多くのポジティブなレビューが存在するものの、一部改善要求点も見受けられます。全体としては、Sonos Roam 2は高機能なポータブルスピーカーとして十分な実力を持っていると評価できるでしょう。
Sonos Roam 2の各種レビュー・評価からの詳しい項目別分析
初代から引き続きコンパクトサイズの割に良い音が鳴る
Sonos Roam 2は初代Roamの後継機として、コンパクトながらも非常に高い音質を提供します。レビューでは、サイズからは想像できない程の迫力あるサウンドが評価されています。
ぼわつきや金属的な付帯音を感じさせにくい音質設計は見事
このポータブルスピーカーは、ぼわつきや金属的な付帯音を感じさせない音質設計が評価されています。特に、ツイーターとミッドウーファーによって音のクリアさが保たれており、レビューでも音質の高さが称賛されています。
電源ボタンとBluetoothボタンを独立させたことで操作しやすくなった
初代Roamからの進化点として、電源ボタンとBluetoothボタンが独立して配置されました。これにより操作性が向上し、ユーザーは簡単に電源オンオフやBluetooth接続ができるようになりました。
アプリは多機能で便利
Sonosアプリを使用すると、イコライザー設定や50以上のストリーミングサービスの利用が可能です。レビューでも、この多機能なアプリが評価されており、音楽体験をより深く楽しめるとする声が多いです。
初代よりBluetoothの接続が簡単になったのも便利
Bluetooth接続設定時にWi-Fi関連の設定が不要になり、初代モデルよりも接続が簡単になりました。この点についてもレビューで高く評価されており、特にモバイルデバイスとの連携がスムーズに行えるとされています。
音質は良いが、サイズなりの限界はある
音質が良いという評価が多数ある一方で、コンパクトサイズゆえの音質の限界も指摘されています。特に、低音の迫力や広がりについてはフルサイズのスピーカーには及ばないという意見もあります。
2台使用すれば改善しますが、それだと価格も2倍ですし、場所も取ります。
また、BluetoothコーデックもLDACなどのハイレゾコーデックには対応していません。
初代と音質的には変わっていないようで、その点では期待外れ
初代Roamから音質に大きな変更がない(というか同じ?)点で、一部のユーザーからは期待外れとの声も上がっています。同じ価格帯でのリリースであるため、さらなる改善を期待していたユーザーには少々残念かもしれません。
Google アシスタント非対応になったのは不便
Sonos Roam 2ではGoogle アシスタントが非対応となっています。レビューでも、この点に関しては不便だとする声が多く、特にGoogle アシスタントを日常的に使用していたユーザーには大きなデメリットとなります。
Alexaが使えるがAlexa側でSonosスキルの有効化が必要なのは面倒
Amazon Alexaを使用することは可能ですが、Sonosスキルの有効化が必要です。この点が面倒だと感じるユーザーもおり、レビューでも操作の手間について言及されています。
アプリが不安定なことがある
Sonosアプリに関しても、不安定な動作を指摘する声が一部見られます。例えば、アプリのレスポンスが遅いとか、接続が途切れるなどの問題が報告されており、これが音楽体験にマイナス影響を与えることがあります。
まとめ
Sonos Roam 2の肯定的な評価と否定的な評価のまとめ
Sonos Roam 2は、そのポータブルスピーカーとしての機能性や操作性、IP67の防水防塵仕様など、多くのユーザーから高い評価を受けています。特に、Wi-FiとBluetoothの両方に対応している点や、Sonosアプリを使用して多彩な操作が可能である点が評価されています。さらに、初代Roamからの進化点として、電源ボタンとBluetoothボタンの独立やモノトーン仕上げが挙げられます。
一方で、否定的な評価も存在します。例えば、音質は良いものの、サイズなりの限界があり、大幅な改善を期待したユーザーには少々物足りなさを感じさせる部分もあるようです。また、Google アシスタント非対応になった点や、アプリの不安定さに対する不満も指摘されています。
Sonos Roam 2の長所と短所のまとめ
長所としては、以下の点が挙げられます。
・Wi-FiとBluetoothの両方に対応し、使い勝手が良い
・とくにコンパクトなモバイルスピーカーでWi-Fi対応は貴重で価値がある
・IP67の防水防塵仕様でアウトドアでも安心して使用可能
・Sonosアプリを使った多彩な操作が可能
・サイズがコンパクトで、持ち運びに便利
・内蔵バッテリーで約10時間再生可能
短所としては、以下の点が挙げられます。
・音質は良いが、サイズなりの限界がある
・Bluetoothコーデックはハイレゾ非対応
・Google アシスタントが非対応
・アプリの不安定さがある
・Alexaの設定が煩雑な部分がある
Sonos Roam 2がおすすめのユーザー
Sonos Roam 2は、音質と携帯性を重視するユーザーに特におすすめです。Wi-FiやBluetoothを使って多様なデバイスと接続できるため、屋内外問わずどこでも高品質な音楽を楽しみたい方に適しています。
また、IP67の防水防塵仕様でアウトドアでの使用も問題なく、持ち運びやすい軽量コンパクトなデザインが魅力的です。一方、Sonosシステムとの連携機能や豊富なストリーミングサービスをフル活用したいユーザーにも最適です。
Sonos Roam 2があまりおすすめでないユーザー
一方、より高音質を追求したいオーディオファンや、Google アシスタント依存のスマートホームユーザーには、Sonos Roam 2はやや不向きかもしれません。また、アプリの不安定性やAlexaの設定の煩雑さを気にする方にも、他の製品を検討することをおすすめします。
Sonosホームシアターシステムのサラウンドスピーカーとして使用したい方には、対応していないため別の製品を探す必要があります。従来のSonos Roamは音質面では変わりないためわざわざ買い替える必要は薄いかもしれません。ステレオ用に買い足すのはアリだと思いますが。
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