ZTE nubia Music 149ドルと低価格の音楽特化スマホ

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ZTE nubia Music 149ドルと低価格の音楽特化スマホ

中国のZTEはMWC 2024において、同社のNubiaブランドを冠した、音楽再生特化したという低価格スマートフォン「nubia Music」を発表しました。価格は149ドル(約2万2400円)です。

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本体にレコードプレーヤーを模したデザインのスピーカーを搭載。青、赤、黄、白の模様が入ったカラフルなバックパネルも特徴的なモデル。

イヤホンジャックが非搭載のスマホが増えるなか、「nubia Music」は3.5mステレオミニジャックを2つ搭載。2人同時に有線イヤホンやヘッドホンが聴けるようになっています。

スピーカーも飾りではなく、スピーカー再生の音量はほとんどのスマートフォンの約6倍出せる性能とアピールしています。DTS:X Ultra サウンドにも対応。AIを使った音量アルゴリズム機能も搭載しているとのこと。

そのほか、現時点で発表されている、スマホとしての仕様は以下のとおり。

ディスプレイ:6.6インチ(HD+・90Hz・液晶)
プロセッサ:Unisoc製
RAM:8GB
ROM:128GB / 256GB
背面カメラ:5000万画素
バッテリー:5000mAh
ポート:USB Type-C

コンセプトは面白いと思いますが

コンセプトは面白いと思いますが、かなり低価格なモデルということもあって、高音質再生機というよりは、楽しく音楽再生できる見た目重視のエントリースマホといった印象です。

ポータブルオーディオ愛好家からしたら、音楽特化スマホというならば、最低でも2.5mmないし、4.4mmのバランスイヤホンジャックを搭載して欲しいところでしょう。かつてオンキヨーが手掛けたことがりますが、うまくいかなかったこともあり、その後はどこも手を出していないことですが。

ソニーのスマホのように、CD品位以下の音源をハイレゾ相当にアップコンバートしたり、DSD化するような機能も欲しいところ。

Bluetooth送信機能もLDAC/aptX Adaptiveはもちろん、対応スマホのまだ少ないaptX Losslessの対応も欲しいところです。

いずれにしても、USB接続タイプのドングル型DACを接続すれば、どのスマホでも高音質再生は可能な昨今だけに、スマホ単体で高音質再生ができるモデルがどれだけ需要があるかは疑問かもしれません。

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