ALLDOCUBE iPlay 60 mini Pro 8インチクラスAndroidタブレット 約2.2万円から
安価なタブレットでおなじみの中国メーカーALLDOCUBEは、8インチクラスAndroidタブレットの新作「iPlay 60 mini Pro」を発表しました。楽天市場内の公式販売サイトで予約受付中。価格は27999円ですが発売時は6000円引きクーポン利用で21999円で購入可能です。6月25日から発送される予定です。
ALLDOCUBE iPlay 60 mini Proの内容・特徴についてご紹介。加えて、この価格での内容・特徴に対する評価を、各種ガジェット、タブレットの愛好家、ALLDOCUBE製タブレットのユーザーとしての管理人の主観・感想を交えて行ってみたいと思います。
ALLDOCUBE iPlay 60 mini Proとは?
ALLDOCUBE iPlay 60 mini Proは、メーカーALLDOCUBEが提供する最新の8インチタブレットです。ALLDOCUBE iPlay 50 mini Pro NFEの後継機に当たります。メモリ8GB+8GB仮想RAM、ストレージ128GBを搭載し、SoCにはHelio G99を採用しています。さらに、Android 14をベースとしたALLDOCUBE OS 3.0が導入されており、利便性が向上しています。
このタブレットは、Widevine L1に対応しているため、Netflixなどの動画サービスを高画質で楽しむことができます。また、デュアルBOXスピーカーを搭載し、優れたオーディオ体験も提供します。バッテリー容量は6,050mAhにアップグレードされており、長時間の使用にも耐える設計となっています。
ALLDOCUBE iPlay 60 mini Proのクーポン適用時価格は21,990円で、楽天市場で予約購入が可能です。コンパクトながら高性能なこのタブレットは、日常使いからエンターテインメントまで幅広く対応できる点が魅力です。
外観とデザイン
サイズと重量
ALLDOCUBE iPlay 60 mini Proのサイズは202.7×126×7.9mmとコンパクトで、片手で持ちやすい設計となっています。画面サイズは8.4インチのディスプレイを搭載し、重量はわずか310グラムと非常に軽量です。この軽さのおかげで、長時間使用しても手が疲れにくく、持ち運びにも便利です。特に外出先で使いたい方にとって、この軽さは非常に魅力的な特徴と言えます。
素材と仕上げ
iPlay 60 mini Proの外装には高品質な素材が使用されており、手触りが良く高級感があります。背面は滑りにくい仕上げが施されており、手に持った際に安心感が得られます。さらに、フレーム部分は丈夫な金属素材を使用しており、これによりデバイスの耐久性が向上しています。デザインもシンプルかつ洗練されており、どんなシーンでも違和感なく使えるスタイルです。
画面とディスプレイ
画面サイズとディスプレイ技術
ALLDOCUBE iPlay 60 mini Proは8.4インチのディスプレイを搭載しており、持ち運びにも便利なサイズとなっています。このディスプレイは液晶技術を使用しており、高い発色性能と明るさを提供します。タブレットとしての使用感を向上させるために、IPSパネル採用により視野角も広く設計されており、複数人で同じ画面を共有して見ることが可能です。画面の明るさ自動調整機能も搭載しています。
解像度と画質
画面解像度は1920×1200ピクセルで、フルHDに近い高精細な表示が可能です。この解像度により、テキストや画像、動画などが非常に鮮明に映し出されます。特に、ウェブ閲覧や電子書籍の閲覧においては、その高画質が効果を発揮し、目の疲れも軽減されます。輝度は最大400nitです。多くのユーザーがこのディスプレイの性能に満足できるでしょう
Netflixも含めてWidevine L1
ALLDOCUBE iPlay 60 mini ProはWidevine L1に対応しており、Netflixなどの主要なストリーミングサービスでHD画質のコンテンツを楽しむことができます。Widevine L1対応は、高解像度の動画視聴体験を求めるユーザーにとって、大きな利点となります。また、この対応により、他のフルHD対応動画サービスでも高品質な映像が楽しめる点も評価されています。
性能とハードウェア
プロセッサとメモリ
ALLDOCUBE iPlay 60 mini ProはMediaTekのHelio G99プロセッサを搭載しています。このSoCは、高性能でありながら省電力設計を目指しており、日常のタスクからゲームまで快適にこなすことができます。また、8GB+8GB仮想RAMのメモリ(RAM)も搭載しており、多くのアプリケーションを同時に開いてもスムーズな動作が可能です。このため、マルチタスクや高画質の動画視聴においてもストレスを感じることは少ないでしょう。
原神を快適にプレイできるかがゲームプレイ用のタブレットとしての性能を図る目安になりますが、Helio G99プロセッサ搭載のタブレットでは普通画質くらいまでならプレイできるという評価が一般的です。多くを求めないのであれば、ハイコスパにゲームも楽しめるでしょう。
ストレージと拡張性
ストレージに関しても、ALLDOCUBE iPlay 60 mini Proは128GB(UFS2.2)の容量を備えており、写真やビデオ、アプリケーションなどを保存できます。さらに、MicroSDカードスロットも搭載しており、最大512Bまでの拡張が可能です。これにより、ストレージ不足の心配をすることなく、さまざまなコンテンツを保存することができます。このような充実したストレージオプションにより、iPlay 60 mini Proは長期間の利用を考慮しても使いやすいタブレットとなっています。
ソフトウェアと機能
搭載OSと独自UI・ALLDOCUBE OS 3.0
ALLDOCUBE iPlay 60 mini Proは、Android 14をベースにした独自UIであるALLDOCUBE OS 3.0を搭載しています。このUIは、Androidの標準機能を活用しながら、さらにユーザーの利便性を向上させるための多くのカスタマイズが施されています。たとえば、スクリーン分割機能やジェスチャー操作が使いやすくなり、マルチタスクがよりスムーズに行えます。また、デザイン面でも直感的で使いやすいインターフェースを提供し、初めてタブレットを使う方でも簡単に操作を習得できるよう配慮されています。
バッテリー関係
バッテリー容量と使用時間
ALLDOCUBE iPlay 60 mini Proのバッテリー容量は6,050mAhと前モデルからアップグレードされています。この大容量バッテリーにより、長時間の使用が可能です。公式によると、一回の充電で動画視聴やウェブブラウジングなどの通常利用でおおよそ8〜10時間の稼働が見込まれます。Helio G99プロセッサとAndroid 14ベースのALLDOCUBE OS 3.0の最適化された組み合わせにより、効率的な電力消費が実現されています。
充電時間と効率
ALLDOCUBE iPlay 60 mini ProはPD 18Wの急速充電に対応しており、バッテリーを迅速に再充電することが可能です。この充電効率により、忙しい日々においても短時間での充電が可能となり、時間を有効活用できます。約2〜3時間でフル充電が可能であり、これもユーザーにとって大きなメリットとなります。また、USB-Cポートを利用するため、充電の互換性も高く、他のデバイスと同様の充電ケーブルを使用できる点も便利です。
接続性と通信
対応バンドとSIMカード
ALLDOCUBE iPlay 60 mini Proは、4G LTEの通信バンドに対応しているため、単体でのネット接続使用が可能です。このタブレットは3G WCDMAでは1/2/5/8バンド、4G FDDでは1/2/3/4/5/7/8/20/28AB/66バンド、そして4G TDDでは38/39/40/41バンドに対応していると推定されます。
そのため、日本国内や海外での通信も快適に行うことができます(ただし海外仕様のままのため、国内キャリアとの相性確認が必要・下記参照)。また、SIMカードスロットも搭載されており、デュアルSIMに対応(うち1枚microSDと排他)しているため、プライベートとビジネス用にSIMカードを使い分けることも可能です。
WiFiとBluetoothの性能
ALLDOCUBE iPlay 60 mini Proは、最新のWiFiとBluetooth技術を搭載しており、これにより安定した高速通信が可能です(Wi-Fi a/b/g/n/ac、Bluetooth5.2)。特にWiFiはデュアルバンド対応しており、5GHz帯も利用できるため、高速で安定したインターネット接続を楽しむことができます。Bluetoothについても最新バージョンを採用しており、様々なBluetoothデバイスとスムーズに接続可能です。このため、ワイヤレスイヤホンやスピーカー、キーボードなどとシームレスに連携できます。
イヤホンジャックは非搭載
ALLDOCUBE iPlay 60 mini Proは、イヤホンジャックが非搭載となっています。このため、有線のイヤホンやヘッドホンを使用する場合には、USB-Cポートを利用するか、Bluetooth接続のワイヤレスイヤホンを使用する必要があります。イヤホンジャックがない点は一部のユーザーには不便に感じられるかもしれませんが、その分、デバイスのデザインと防水性能が向上していると言えます。
カメラ性能
フロントカメラとリアカメラ
ALLDOCUBE iPlay 60 mini Proはフロントカメラとリアカメラの両方が搭載されています。フロントカメラは500万柄画素で特にビデオ通話やセルフィー撮影に最適化されており、クリアな画像が楽しめます。リアカメラは1300万柄画素で幅広い撮影シチュエーションに対応しています。これにより、日常の瞬間を写真や動画で記録することができます。性能としては記録用レベルで、スマホのような精細さや補正があるものではないでしょう。
スピーカーやサウンド関係
スピーカーの配置と仕様
ALLDOCUBE iPlay 60 mini Proは、デュアルスピーカーが配置されています。スピーカーはデバイスの上部と下部にそれぞれ配置されており、縦横どちらの方向で使用してもバランスの取れた音質が楽しめます。この仕様により、映画鑑賞や音楽再生時にも満足のいく音質を提供できるものと思われます(ステレオ再生との明記はありませんのでご注意ください)。
イヤホンジャックが非搭載
イヤホンジャックが非搭載であるため、Bluetooth接続やUSB-C接続のイヤホンを使用する必要がある場合があります。
センサー関係
6軸ジャイロ対応
ALLDOCUBE iPlay 60 Mini Proは6軸ジャイロセンサーに対応しています。これにより、ゲームやAR(拡張現実)アプリケーションでの使用時に、滑らかな動きと高精度のトラッキングが実現されます。この高度なセンサー技術は、エンターテインメントから実用アプリまで幅広い用途で利用できます。
モーター、重力センサー、光センサーを搭載
さらに、モーター、重力センサー、光センサーも搭載されており、さまざまなアプリケーションでの使用が可能です。モーターは振動フィードバックを提供し、ゲームやメッセージ通知などでアクティブな反応を感じることができます。重力センサーはデバイスの傾きや動きを検出し、自動画面回転やアプリの動作に役立ちます。光センサーは周囲の明るさに応じて画面の輝度を自動調整し、目に優しい表示環境を提供します。
GPSも搭載し、Beidou、Galileo、Glonassに対応
ALLDOCUBE iPlay 60 Mini ProはGPSを搭載しているだけでなく、Beidou、Galileo、Glonassといった複数の衛星ナビゲーションシステムにも対応しています。これにより、位置情報サービスが非常に正確となり、地図アプリやナビゲーションソフトウェアの利用時に優れたパフォーマンスを発揮します。旅行やアウトドアでの利用においても信頼できる位置情報を提供します。
顔認証対応
顔認証機能も搭載されています。顔認証は、迅速かつ安全にデバイスのロックを解除する手段として便利です。これによりパスワードを入力する手間が省けるだけでなく、セキュリティ性も向上します。日常的に利用するタブレットとして、顔認証機能の搭載は大変ありがたい特徴の一つです。
ALLDOCUBE iPlay 60 mini Proの注意点
大手動画サービスの全てでWidevine L1対応とは限らない
ALLDOCUBE iPlay 60 mini ProはWidevine L1に対応しており、Netflixなどの大手動画ストリーミングサービスでHD画質を楽しむことができます。しかし、全ての動画サービスでWidevine L1に対応しているとは限らない点には注意が必要です。そのため、特定のサービスでHD画質を利用できない場合もありえます。
SoftBank系列以外ではプラチナバンドがつかめないことに留意
ALLDOCUBE iPlay 60 mini Proは、対応バンドとして日本国内の主要なバンドをカバーしていますが、SoftBank系列以外のキャリアではプラチナバンドをつかめない場合があります。具体的には、auやdocomoなどのキャリアの場合、通信が不安定になる可能性がありますので注意が必要です。
楽天モバイルに割り当てられたプラチナバンドが普及すれば、同ユーザーなら快適でしょう
一方、楽天モバイルに割り当てられたプラチナバンドであるBand 28に対応しているため、楽天モバイルユーザーにとっては通信環境が非常に快適になるでしょう。Band 28の普及が進むことで、より安定したネットワーク接続が期待できます。
イヤホンジャックは非搭載なのでBluetoothかUSB-C接続で対応が必要
ALLDOCUBE iPlay 60 mini Proにはイヤホンジャックが非搭載です。そのため、音楽や動画を楽しむ際はBluetoothイヤホンやUSB-C接続のイヤホンを使用する必要があります。従来の3.5mmイヤホンジャックが使えない点は注意が必要です。
ALLDOCUBE iPlay 60 mini Pro 仕様
OS:Android 14ベースのALLDOCUBE OS 3.0
ディスプレイ:8.4インチ(1920×1200)
プロセッサ:Helio G99
RAM:8GB(仮想メモリで16GB)
ROM:128GB UFS2.2(microSDカード対応)
カメラ:背面1300万画素、前面500万画素
オーディオ:デュアルスピーカー(上下配置)、イヤホンジャック非搭載
通信機能:Wi-Fi a/b/g/n/ac、Bluetooth5.2、4G、3G
対応周波数:FDDLTE(1/2/3/4/5/7/8/20/28AB/66)、TDDLTE(38/39/40/41)、WCDMA(1/2/5/8)
SIM:Nano×2(1つはmicroSDカードとの排他利用)
センサー:6軸ジャイロ、モーター、重力、光、GPS/Beidou/Gelileo/GLONASS
ポート:USB Type-C
バッテリー:6050mAh(18W、PD)
その他:WideVine L1サポート(Netflixも1080pで再生可能)、顔認証、背面のフラッシュライトを使った電灯機能、防水非対応、
サイズ:202.7×126×7.9mm / 310g
価格を考慮したまとめ
利点と欠点のまとめ
ALLDOCUBE iPlay 60 mini Proは、数々の魅力的な特徴を持つ廉価タブレットです。まず、Helio G99プロセッサと8GB+仮想のメモリを搭載しており、スムーズな動作を実現します。また、128GBのストレージ搭載により、アプリやデータの保存にも十分対応できます。さらに、Android 14ベースのALLDOCUBE OS 3.0が導入されており、操作性も向上しています。
デザイン面では、310gという軽量で持ち運びがしやすい上、8.4インチの液晶ディスプレイは1920×1200の高解像度を誇ります。バッテリー容量も6,050mAhと大容量で、長時間の使用にも対応可能です。デュアルスピーカーによる音質の向上も評価できます。
一方、注意点としては、イヤホンジャックが非搭載であるため、BluetoothやUSB-C接続のイヤホンが必要です。また、すべての大手動画サービスでWidevine L1が対応しているとは限らない点や、SoftBank系列以外ではプラチナバンドがつかめないことも留意が必要です。防水非対応なのも安さゆえに割り切るべき点でしょう
ALLDOCUBE iPlay 60 mini Pro 価格を考慮した総合評価とおすすめ度
ALLDOCUBE iPlay 60 mini Proは、21,990円という実売価格を考慮すると、非常にコストパフォーマンスの高い8インチクラスのSIMフリータブレットです。
その価格でHelio G99プロセッサや8GBメモリを搭載し、バッテリー容量も6,050mAhと長寿命です。また、Widevine L1対応により、Netflixなどの動画配信サービスをHD画質で楽しむことができます。ゲーム用としても、性能を考慮した遊び方やゲームの選択により、実用レベルで使えるでしょう。
特にスマートなデザインや高画質なディスプレイ、さらに充実した音質やGPS機能など、多くの利点が多いです。楽天市場で購入可能で、日本での使用にも適する仕様となっている点も魅力です。
総合的な評価としては、価格対性能比が非常に高く、日常使いやエンターテインメント、仕事など多岐にわたる用途において優れた選択肢と言えましょう。4G LTE通信を活用する場合は、相性の良いキャリアを使っているかはポイントでしょう。コスパの高い8インチタブレットを2万円台前半での購入を検討されている方には、ぜひおすすめしたい一品です。
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