ALLDOCUBE iPlay 60 mini ProとiPlay 50 mini Pro NFEを比較しての違いは?

オーディオ

2万円前後クラスのリーズナブルな8インチAndroidタブレット・ALLDOCUBE iPlay 60 mini ProとiPlay 50 mini Pro NFEを比較しての違いを解説します。

  1. ALLDOCUBEブランドについて
  2. iPlayシリーズの特徴
  3. iPlay 60 mini ProとiPlay 50 mini Pro NFEに共通の内容・特徴
    1. スペック概要
    2. 機能と性能
  4. iPlay 60 Mini ProとiPlay 50 mini Pro NFEの違い
    1. ALLDOCUBE iPlay 60 mini Proは独自UIであるALLDOCUBE OS 3.0を新搭載
    2. ディスプレイの輝度がiPlay 60 Mini Proでは400nitにアップ
    3. iPlay 60 mini Proは6軸ジャイロスコープ、モーター、光センサーが新搭載
    4. スピーカーが iPlay 60 mini Proではステレオ化
    5. バッテリー容量がiPlay 60 mini Proでは6,050mAhと20%増
    6. iPlay 60 mini Proは顔認証に新たに対応
    7. iPlay 60 mini Proはフラッシュライトが追加
    8. iPlay 60 mini Proにはストレージ256GBモデルはない
    9. iPlay 60 mini Proでは3.5mmイヤホンジャックが廃止
    10. iPlay 60 mini Proでは厚みが0.4mm増し、重さも4g増えている
    11. 発売時期と販売価格の違い
  5. iPlay 60 mini Proのみに搭載されるALLDOCUBE OS 3.0の機能解説
    1. 「指魔法」機能により、多様な操作が直感的かつ効率的に可能に
    2. 小窓モードと分割画面:複数のアプリを同時に使用可能
    3. 「FFT」アプリを利用して、デバイス間でのファイル閲覧やデータ転送がスムーズに
    4. ダブルタップで画面を点灯または消灯もサポート
    5. ホーム画面のアイコンは5×6または4×6のグリッドで自由に配置
    6. 新しいコントロールパネルなど
  6. ALLDOCUBE iPlay 60 mini Proの仕様
  7. ALLDOCUBE iPlay 50 mini Pro NFEの仕様
  8. どちらを選ぶべきか
    1. ユーザーの使用シーンに応じた選び方
    2. コストパフォーマンスの比較
    3. イヤホンジャックやストレージにこだわらなければ基本的にiPlay 60 mini Proがおすすめ
    4. 今後、iPlay 50 mini Pro NFEが大幅に安くなれば用途次第ではおすすめ
  9. まとめ
    1. 総合評価
    2. どちらがどのような用途におすすめか

ALLDOCUBEブランドについて

ALLDOCUBEは、中国を拠点とする電子機器メーカーであり、高性能なタブレットやスマートフォンをリーズナブルな価格で提供しています。同社の製品は、安いながらも多機能で信頼性に優れていることから、多くのユーザーに支持されています。特に「ALLDOCUBE iPlay」シリーズは、コストパフォーマンスが高く、国内外で評価を得ています。

iPlayシリーズの特徴

ALLDOCUBEのiPlayシリーズは、エンターテイメントから実用まで幅広い用途に対応するAndroidタブレットです。このシリーズは、スタイリッシュなデザインと優れたパフォーマンスが特徴で、手軽に持ち運びが可能です。8インチ、10インチ、12インチとおもに3サイズで複数モデルを展開しています。なかでは8インチサイズに人気があり、特にiPlay 60 mini ProとiPlay 50 mini Pro NFEは8インチサイズの高性能モデルとして注目されています。

iPlay 60 mini ProとiPlay 50 mini Pro NFEに共通の内容・特徴

スペック概要

ALLDOCUBE iPlay 60 mini ProとiPlay 50 mini Pro NFEの両モデルは、優れたスペックを持つ廉価なAndroidタブレットです。どちらのモデルも8.4インチのフルHDディスプレイ・IPSパネルを採用しており、高解像度で鮮明な画質が楽しめます。また、RAMは8GB、ストレージは128GB(iPlay 60 mini Proの場合)または最大256GB(iPlay 50 mini Pro NFEの場合)です。プロセッサはどちらもMediaTek Helio G99を搭載しており、高速でスムーズな動作が期待できます。

機能と性能

ALLDOCUBE iPlay 60 mini ProとiPlay 50 mini Pro NFEは、どちらも多機能で高性能なタブレットです。共通の特徴として、LTEモデルはnanoSIMx2を搭載し、第4世代通信規格に対応しています。これにより、高速なインターネット接続が可能です。また、外部メモリはmicroSDXCカード(最大512GB)に対応しており、写真やビデオ、アプリのデータを十分に保存できます。

その他、両モデルともにIncell技術を採用し、10点マルチタッチに対応しています。この機能により、快適なタッチ操作が可能で、ゲームやアプリの操作がスムーズになります。

オーディオ面においては、iPlay 50 mini Pro NFEはモノラルスピーカーを装備しており、iPlay 60 mini Proはステレオスピーカーを搭載しています。

総じて、ALLDOCUBE iPlayシリーズの両モデルは高性能で多機能なAndroidタブレットであり、日々の利用シーンにおいても優れた操作性とパフォーマンスを発揮します。

iPlay 60 Mini ProとiPlay 50 mini Pro NFEの違い

ALLDOCUBE iPlay 60 mini Proは独自UIであるALLDOCUBE OS 3.0を新搭載

ALLDOCUBE iPlay 60 mini Proは、Android 14をベースに開発された独自UIであるALLDOCUBE OS 3.0を新たに搭載しています。これにより、操作性や利便性が大幅に向上しています。例えば、直感的なジェスチャー操作「指魔法」機能や、マルチタスキングが簡単になる小窓モードや分割画面モードが追加されています。

ディスプレイの輝度がiPlay 60 Mini Proでは400nitにアップ

両モデルのディスプレイ輝度にも違いがあります。iPlay 50 mini Pro NFEの輝度は320ニットですが、iPlay 60 mini Proでは400ニットに向上しています。この向上により、屋外での視認性が改善され、より鮮明な表示が可能になりました。

iPlay 60 mini Proは6軸ジャイロスコープ、モーター、光センサーが新搭載

iPlay 60 mini Proには新たに6軸ジャイロスコープやモーター、光センサーが搭載されています。これにより、ゲームやARアプリでの使用がよりスムーズになるなど、デバイスの応用範囲が広がります。

スピーカーが iPlay 60 mini Proではステレオ化

iPlay 50 mini Pro NFEのスピーカーはモノラルですが、iPlay 60 mini Proではステレオスピーカーが搭載されています。この改良により、音質が向上し、エンターテイメント体験がさらに豊かになります。

バッテリー容量がiPlay 60 mini Proでは6,050mAhと20%増

バッテリー容量の違いも重要です。iPlay 50 mini Pro NFEのバッテリー容量は5,000mAhですが、iPlay 60 mini Proでは6,050mAhと20%増加しています。これにより、連続使用時間が延び、外出先でも安心して使用できます。

iPlay 60 mini Proは顔認証に新たに対応

セキュリティ面では、iPlay 60 mini Proに顔認証機能が新たに追加されました。これにより、より迅速かつ安全にデバイスのロック解除が可能です。

iPlay 60 mini Proはフラッシュライトが追加

iPlay 60 mini Proにはフラッシュライトも新たに搭載されています。暗い環境での写真撮影や懐中電灯代わりにも使用できるため、利便性が向上しています。

iPlay 60 mini Proにはストレージ256GBモデルはない

iPlay 50 mini Pro NFEにはストレージが128GBのモデルと、256GBのモデルの2つがありましたが、iPlay 60 mini Proにはストレージ256GBモデルはありません。

iPlay 60 mini Proでは3.5mmイヤホンジャックが廃止

また、iPlay 60 mini Proからは3.5mmイヤホンジャックが廃止されました。このため、イヤホンを使う際にはBluetoothイヤホンを使用する必要があります。

iPlay 60 mini Proでは厚みが0.4mm増し、重さも4g増えている

iPlay 60 mini Proの厚みは0.4mm増し、重さも4g増えています。ただし、これらの増加は多くの新機能を搭載するための結果であり、実際の使用感にはそれほど影響しません。

発売時期と販売価格の違い

iPlay 60 mini Proの発売時期は2024年5月で、価格は2万円台前半程度が予想されています。一方、iPlay 50 mini Pro NFEは少し前に発売されたモデルで、価格はより安価です。セール価格やクーポン利用で1万円台にまで下がることがあります。これにより、予算や求める機能に応じて選択することができます。

iPlay 60 mini Proのみに搭載されるALLDOCUBE OS 3.0の機能解説

「指魔法」機能により、多様な操作が直感的かつ効率的に可能に

ALLDOCUBE iPlay 60 mini Proに新しく搭載された「指魔法」機能により、操作性が大幅に向上しました。一本指で画面下から中央にスライドすると小窓表示が可能になり、二本指で画面上部から中央へスワイプすると分割画面モードに移行できます。また、三本指でのスクリーンショットや長押しによるエリアスクリーンショットも簡単に行えます。これらの機能は直感的で効率的な操作を可能にし、日常のタスクをさらに快適にするでしょう。

小窓モードと分割画面:複数のアプリを同時に使用可能

iPlay 60 mini Proでは、小窓モードや分割画面機能を活用することで、複数のアプリケーションを同時に使用することが可能です。これにより、マルチタスキングの効率が大幅に向上します。仕事や学習、日常のアクティビティにおいても、さまざまな作業を一度に処理できるため、ストレスなく効率的に進行することができます。

「FFT」アプリを利用して、デバイス間でのファイル閲覧やデータ転送がスムーズに

ALLDOCUBE iPlay 60 mini Proには「FFT」アプリが搭載されており、このアプリを利用することで、デバイス間でのファイル閲覧やデータ転送が非常にスムーズに行えます。家庭内のネットワークやクラウドストレージサービスを通じて、簡単にデータをシェアできるため、作業の効率化や利便性がさらに向上します。

ダブルタップで画面を点灯または消灯もサポート

iPlay 60 mini Proでは、画面をダブルタップするだけで簡単に点灯や消灯が可能です。また、デバイスを持ち上げるだけで自動的に画面が点灯する機能もサポートされています。これにより、電源ボタンを押す手間なくスムーズにデバイスを操作でき、使い勝手が大幅に向上しています。

ホーム画面のアイコンは5×6または4×6のグリッドで自由に配置

ALLDOCUBE OS 3.0では、ホーム画面のアイコン配置も自由にカスタマイズできます。アイコンは5×6または4×6のグリッドで配置可能で、さらにアイコンの角の丸みも調整できるため、自分好みのインターフェースを作り出すことができます。これにより、個々のユーザーに合わせたカスタマイズが可能となり、よりパーソナライズされた使用体験を提供します。

新しいコントロールパネルなど

iPlay 60 mini Proには新しいコントロールパネル、Dockバー、サイドバー、アシスティブタッチ、デスクトップフォルダのサイズ調整など、多彩なカスタマイズオプションが搭載されています。これにより、自分の使いやすいようにインターフェースを設定することができ、さらに効率的で快適な操作が可能になります。

ALLDOCUBE iPlay 60 mini Proの仕様

OS:Android 14ベースのALLDOCUBE OS 3.0
ディスプレイ:8.4インチ(1920×1200・IPS)
プロセッサ:Helio G99
RAM:8GB(仮想メモリで16GB)
ROM:128GB UFS2.2(microSDカード対応)
カメラ:背面1300万画素、前面500万画素
オーディオ:ステレオスピーカー(上下配置)、イヤホンジャック非搭載
通信機能:Wi-Fi a/b/g/n/ac、Bluetooth5.2、4G、3G
対応周波数:FDDLTE(1/2/3/4/5/7/8/20/28AB/66)、TDDLTE(38/39/40/41)、WCDMA(1/2/5/8)
SIM:Nano×2(1つはmicroSDカードとの排他利用)
センサー:6軸ジャイロ、モーター、重力、光、GPS/Beidou/Gelileo/GLONASS
ポート:USB Type-C
バッテリー:6050mAh(18W、PD)
その他:WideVine L1サポート(Netflixも1080pで再生可能)、顔認証、背面のフラッシュライトを使った電灯機能
サイズ:202.7×126×7.9mm / 310g

ALLDOCUBE iPlay 50 mini Pro NFEの仕様

OS:Android 13
ディスプレイ:8.4インチ(1920×1200・IPS・320cd/㎡)
プロセッサ:MediaTek Helio G99
RAM:8GB(仮想メモリで16GB)
ROM:128GBか256GB UFS2.2(microSDカード対応)
カメラ:背面1300万画素、前面500万画素
オーディオ:イヤホンジャック搭載、シングルスピーカー
通信機能:Wi-Fi a/b/g/n/ac/、Bluetooth5.2、FDDLTE(1/2/3/4/5/7/8/20/28AB/66)、TDLTE(38/39/40/41)、WCDMA(1/2/5/8)
SIM:Nano×2(1つはmicroSDカードとの排他利用)
センサー類:GPS/Beidou/Galileo/Glonass、重力
その他:WideVine L1サポート(Netflixも1080pで再生可能)、
ポート:USB Type-C
バッテリー:5000mAh
サイズ:202.7 x 126 x 7.5mm / 306g

どちらを選ぶべきか

ユーザーの使用シーンに応じた選び方

「ALLDOCUBE iPlay 60 mini Pro」と「iPlay 50 mini Pro NFE」を比較して選ぶ際、ユーザーの使用シーンが重要なポイントとなります。もし、最新のAndroid 14や独自のALLDOCUBE OS 3.0による利便性向上、新搭載の6軸ジャイロスコープや顔認証機能、そして高輝度ディスプレイなどが必要であれば、「iPlay 60 mini Pro」が最適です。一方、基本的なタブレット機能で十分かつ低価格を求める方には「iPlay 50 mini Pro NFE」も依然として魅力的な選択肢となるでしょう。

コストパフォーマンスの比較

コストパフォーマンスを考慮すると、数千円程度の価格差で多くの新機能が追加された「ALLDOCUBE iPlay 60 mini Pro」は、非常に魅力的です。スペックの大幅な向上に対して価格差が小さく、より高性能なタブレット体験を提供してくれます。バッテリー容量やディスプレイの輝度、ステレオスピーカーなどがアップグレードされている点も含め、その価格差以上の価値があると言えます。

イヤホンジャックやストレージにこだわらなければ基本的にiPlay 60 mini Proがおすすめ

「iPlay 60 mini Pro」は多くの面で機能がアップグレードされており、「iPlay 60 mini Pro」では省略されたイヤホンジャック、ストレージに256GBを必要としないユーザーにとっては非常におすすめです。Bluetoothイヤホンを利用するユーザーや、スピーカーを重視するユーザーには、明らかなメリットがあります。ALLDOCUBE OS 3.0による新機能や利便性の向上も加わり、全体的な使用感が大幅に改善されています。

今後、iPlay 50 mini Pro NFEが大幅に安くなれば用途次第ではおすすめ

一方で、「iPlay 50 mini Pro NFE」が今後大幅に価格低下する可能性がある場合、コストを重視するユーザーにはまだまだおすすめです。新モデルの「iPlay 60 mini Pro」が出た今、旧機種となる「iPlay 50 mini Pro NFE」がこれまでのセール価格を上回る安い価格で処分販売される可能性もあります。

高性能なタブレットが必要とされないシンプルな利用シーン、例えばリーディングや動画視聴などには「iPlay 50 mini Pro NFE」でも十分役立つでしょう。特に大幅な値引きがあれば、そのコストパフォーマンスは更に魅力的となります。

まとめ

総合評価

ALLDOCUBE iPlay 60 mini ProとiPlay 50 mini Pro NFEを比較しての違いを解説すると、それぞれのモデルには明確な特徴と改良点があります。iPlay 60 mini Proは後継機種として、より新しいAndroid 14をベースにしたALLDOCUBE OS 3.0を搭載し、機能性や利便性が大幅に向上しており、バッテリー容量の増加やスピーカーの改良、顔認証の追加など、全体的な性能がアップグレードされています。一方で、ストレージ容量が減少し、イヤホンジャックが廃止されるなどの設計変更も見られます。

どちらがどのような用途におすすめか

ALLDOCUBE iPlay 60 mini Proは、最新のOSと多くの新機能を2万円クラスの8インチタブレットに求めるユーザーにとって理想的とも言えるでしょう。特に、マルチタスキングの効率を向上させる「指魔法」機能や、強化されたディスプレイとバッテリー性能を有効に活用したい方にはおすすめです。また、Netflixやその他の高画質コンテンツを視聴するための端末としても優れています。センサー類の充実を考えるとゲーム用にも使えます。

しかし、イヤホンジャックに強いこだわりがある方や、一部の新機能が不要であると感じる方は、価格が下がったタイミングでiPlay 50 mini Pro NFEを検討するのも一つの選択肢です。コストパフォーマンスを重視するユーザーにとって、両モデルの価格差と機能差を考慮して賢く選択することが重要です。

コメント

  1. 50も60も使いましたが、どちらもタッチパネルがフリーズします。
    頻繁にフリーズするので、ネットで調べたら同じ症状の方が居るようでした。
    猛者は分解して接点のクリーニングをされてましたが、私にはそこまでの技術はないので諦めています。
    狼頭では見られなかった症状なので、頑張って60を超える新型を待望してますww。

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