ALLDOCUBE 掌玩mini 2のグローバル版はiPlay60 mini Turbo
以前、格安中華タブレットの人気メーカー・ALLDOCUBEから、8.4インチAndroidタブレットの新モデルiPlay 70 mini Proが登場するのではないかと予想しました。

中国で「掌玩mini 2」というモデルが発表されていますが、そのグローバル版がiPlay 70 mini Proとして登場するのでは、ということでした。これはALLDOCUBEのグローバル版タブレット「iPlay 50 mini Pro」は、中国市場では「掌玩mini」であったことや、「掌玩mini 2」がグローバル版ALLDOCUBE iPlay 60 mini Proの明らかに上位となる内容を備えていたこと( iPlay 60 mini ProのHelio G99チップセットではなく、よりハイスペックなQualcommのSnapdragon 6 Gen 1を搭載)などからの予想でした。
しかし、この予想は外れ、「掌玩mini 2」のグローバル版はiPlay 60 mini Turboというモデル名になることがわかりました。いずれにせよ、「掌玩mini 2」で明らかになったSnapdragon 6 Gen 1搭載や、外部映像出力、8GB RAM、オリジナルUI Alldocube OS 3.0搭載などの充実した内容を備えつつ、1099人民元(約2万3000円)という非常に競争力の高い戦略的値付けであることに変わりはありません。

「掌玩mini 2」iPlay 60 mini Turbo 仕様など
OS:Android 14 オリジナルUI Alldocube OS 3.0も搭載
ディスプレイ:8.4インチ(1920×1200・IPS・In-Cell・270 PPI・10点マルチタッチ)
プロセッサ:Snapdragon 6 Gen 1
GPU:Qualcomm Adreno 710
RAM:8GB LPDDR5
ROM:128GB UFS 3.1(microSDカード対応 最大1TB)
カメラ:背面1300万画素、前面500万画素
通信機能:Wi-Fi a/b/g/n/ac、Bluetooth5.2 SIM非対応
オーディオ:ステレオスピーカー、イヤホンジャック搭載
センサー:ジャイロスコープ / モーター / 重力センサー/ 光センサー
そのほか:Widevine L1対応
バッテリー:5500mAh(18W充電)
ポート:USB 3.1 Gen 1 Type-C
幅:126mm、高さ:202.7mm、厚み:7.9mm
重さ:323g
価格:1099人民元(約2万3000円)
iPlay 60 mini TurboはSIM非対応のWi-Fi専用モデルであることに注意
この内容でこの中国価格だと、日本国内価格も3万円切りは確実で、非常にコスパの高い8インチタブレットが誕生します。
ところが、仕様をよく見てみると、これまでのALLDOCUBEのグローバル版タブレットとは異なり、iPlay60 mini Turboは、SIMカードに非対応のWi-Fi専用モデルであることが判明しています。
性能と価格のバランスとしては非常にコスパが高いモデルではありますが、タブレット単体でのSIM対応が必要な方は要注意です。室内でWi-Fiで使う方には関係ありませんが。
追記;10月初旬に国内発売されました。当初価格は33,999円でした
追記;10月初旬にアマゾンで国内発売されました。当初価格は33,999円でした。予想より高かったという声も聞かれます。今後のセールなどでの割引があるのかも注目です。
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