- FIIO BTR11の各種レビュー・評価から本機の実力を分析・考察
- FIIO BTR11とは?製品概要と特徴
- Bluetoothレシーバー・FIIO BTR11の内容、特徴を詳しく解説
- サイズ:55x19x14.6mm(クリップ含む)、重量:約13gの小型、軽量
- 実売3千円台半ばの低価格ながらLDACコーデックに対応
- LDACのほかはSBCとAACコーデックに対応
- ハイレゾオーディオ認証を取得
- デュアルコアCPUによる安定した性能
- デュアルコアNPUによるサウンド処理の強化
- 「BES2700」Bluetoothチップを搭載
- Bluetooth 5.3準拠
- ヘッドホン出力は3.5mmシングルエンドを1系統備える
- 最大45mWの出力を持つ独立したヘッドホンアンプを搭載
- 高感度の全指向性マイク内蔵と、通話ノイズリダクション機能による高品位な通話
- 視認性を高める2色LEDインジケーターを搭載
- 最大15時間の連続再生が可能なバッテリーを内蔵
- フル充電時間は1.5時間、1時間で約90%まで充電可能
- 充電用端子はUSB-C
- ボディは複数のシルクスクリーン印刷を施した洗練された磨き上げ仕上げ
- Bluetoothレシーバー・FIIO BTR11 内容・特徴のまとめ
- FIIO BTR11 レビューサイト
- Bluetoothレシーバー・FIIO BTR11の各種レビュー、評価から項目ごとの分析
- 音質の評価と主要機能の実力のまとめ
- 製品レビューに見る音質への評価
- 操作性・利便性とバッテリー性能のまとめ
- 市場における評価とコストパフォーマンスのまとめ
- FIIO BTR11がおすすめのユーザーや使い方
- まとめ
FIIO BTR11の各種レビュー・評価から本機の実力を分析・考察
FIIOの最エントリークラスのBluetoothレシーバー・BTR11の各種レビュー・評価から本機の実力を分析・考察します。
FIIO BTR11とは?製品概要と特徴
FIIO BTR11の基本スペック
FIIO BTR11は、コンパクトなサイズと軽量な設計を特徴とするBluetoothレシーバーです。2024年11月29日に、税込み実売約3,500円程度で発売されました。
本体サイズは約55x19x14.6mm(クリップを含む)で、重量もわずか約13gと、持ち運びに非常に便利な仕様となっています。
この機種はBluetooth 5.3に準拠しており、最新の接続技術を採用しています。対応コーデックにはLDAC、SBC、AACが含まれており、特にこの価格帯では同社だけでなく他社での採用も珍しい、ハイレゾ級の高音質を提供するLDACへの対応が一つの大きな特徴です。また、ハイレゾオーディオ認証を取得しており、高品質なサウンド再生が可能です。
他モデルとの違いとユニークな特徴
FIIO BTR11は、その価格帯ながらLDACコーデック対応やハイレゾ認証を持つ点で、競合製品との差別化を図っています。通常、これらの仕様はより高価格帯(具体的には1万円以上)の製品に搭載されることが一般的ですが、BTR11は実売3千円台半ばという低価格でこれを実現しています。
さらに、独立したヘッドホンアンプを備えており、最大45mWの出力が可能な点もユニークです。これにより、幅広いイヤホンやヘッドホンに対応でき、価格以上の音質が体験できると評価されています。また、デュアルコアCPUと「BES2700」Bluetoothチップを搭載することで、安定した接続と高性能を実現している点も特徴です。
ターゲットユーザー層と使用シーン
FIIO BTR11は、コストパフォーマンスをメインに重視しながらも、一定以上の高音質や利便性をBluetoothレシーバーに求めるユーザーに最適な製品です。
例えば、LDAC対応の音源を手軽に楽しみたい方や、初めてハイレゾ対応のBluetoothレシーバーを試したい方にはぴったりの選択肢と言えるでしょう。
また、軽量かつ小型設計のため、持ち運びが多いユーザーや、日常的にイヤホンやヘッドホンをスマホに接続して音楽を楽しむ方にもおすすめです。
さらに、最大15時間の連続再生が可能なバッテリー性能や、USB-C端子による高速充電機能を備えているため、外出先での使用にも適しています。こうした特徴から、カジュアルな音楽リスナーから普段使いを重視するオーディオファンまで、幅広い層に訴求できる製品と言えるでしょう。
Bluetoothレシーバー・FIIO BTR11の内容、特徴を詳しく解説
サイズ:55x19x14.6mm(クリップ含む)、重量:約13gの小型、軽量
FIIO BTR11は、外形寸法が55x19x14.6mmと非常にコンパクトなサイズで設計されています。また、重量はわずか約13gと軽量で、クリップ付きのデザインにより持ち運びが容易なのが特徴です。この小型軽量設計は、毎日の通勤や外出先での音楽再生など、携帯性が求められる使用シーンにおいて大きな利便性を発揮します。
実売3千円台半ばの低価格ながらLDACコーデックに対応
FIIO BTR11は、実売価格が3千円台の中価格帯ながら、ハイレゾ音質を可能にするLDACコーデックに対応しています。この価格帯でLDAC対応を実現している点は大きな特徴であり、質の高い音楽を手軽に楽しみたいユーザーにとって魅力的な選択肢と言えるでしょう。
LDACのほかはSBCとAACコーデックに対応
LDACに加え、FIIO BTR11はSBCおよびAACコーデックもサポートしています。これにより、Android端末だけでなく、AACに対応したiOSデバイスでも高品質な音楽再生を楽しむことが可能です。幅広いコーデックへの対応は、デバイスを選ばない利便性を提供します。
ただし、こちらも一般的に使われているaptX系コーデックには対応していません。これはコストとの兼ね合いや使用したBluetoothチップの仕様によるものです。
ハイレゾオーディオ認証を取得
この製品は、ハイレゾオーディオ規格の認証を取得しています。これにより、細かな音のディテールや豊かな音場感を体験でき、ハイレゾ対応の音源をフルに活用することができます。この認証の取得は、音質の高さを裏付けている要素の一つです。
デュアルコアCPUによる安定した性能
FIIO BTR11には、デュアルコアCPUが搭載されています。このプロセッサにより、Bluetooth通信時の安定性が向上しており、音切れや遅延を最小限に抑えた快適な音楽体験を可能にしています。複数のタスクを同時に処理できる点も魅力のひとつです。
デュアルコアNPUによるサウンド処理の強化
さらに、デュアルコアNPUを搭載しており、これがサウンド処理を強化しています。この機能により、音像定位や音の細やかな表現力が向上し、音楽鑑賞における満足度を高めています。
「BES2700」Bluetoothチップを搭載
FIIO BTR11は、高性能な「BES2700」Bluetoothチップを採用しています。このチップにより、効率的で安定したBluetooth接続が実現しています。また、省電力性能も高いため、バッテリー持続時間の向上にも寄与しています。
Bluetooth 5.3準拠
最新規格であるBluetooth 5.3に準拠しているのも、このモデルの特徴です。これにより、従来型製品よりも通信範囲や安定性が向上しており、他のBluetooth対応デバイスとのシームレスな接続が可能となっています。
ヘッドホン出力は3.5mmシングルエンドを1系統備える
ヘッドホン出力には、3.5mmシングルエンド端子が1系統提供されています。この標準的な端子により、市販されている多くのイヤホンやヘッドホンと容易に接続できます。ただし、より高額なBluetoothレシーバーでしばしば搭載されるバランス出力は備えていません。
最大45mWの出力を持つ独立したヘッドホンアンプを搭載
BTR11には、最大出力45mWを実現する独立型のヘッドホンアンプが内蔵されています。これにより、通常のBluetoothレシーバー以上の力強い音を再生することが可能で、より豊かな音楽体験を提供します。
2台のBluetooth機器と同時に接続できるマルチポイント機能に対応
本製品は、2つのBluetoothデバイスと同時に接続できるマルチポイント機能に対応しています。この機能により、スマートフォンとPCなどを切り替える煩わしさが軽減され、利便性が向上します。
高感度の全指向性マイク内蔵と、通話ノイズリダクション機能による高品位な通話
BTR11には、高感度の全指向性マイクが内蔵されています。さらに、通話ノイズリダクション機能を備え、高音質でクリアな通話を実現しています。リモートワークやオンライン会議にも適しています。
視認性を高める2色LEDインジケーターを搭載
視認性を考慮し、2色のLEDインジケーターを搭載しています。この機能により、接続状態やバッテリー残量などを一目で確認することができ、操作性が向上しています。
最大15時間の連続再生が可能なバッテリーを内蔵
FIIO BTR11は、長時間再生に対応するバッテリーを備えており、最大15時間の使用が可能です。一日中Bluetoothレシーバーを使用しても充電の必要がないため、外出先でも安心して使用できる仕様です。
フル充電時間は1.5時間、1時間で約90%まで充電可能
本製品のバッテリーは、わずか1.5時間でフル充電が可能です。また、約1時間で90%までの充電が完了するため、急ぎの際にも短時間で充電を完了させることができます。
充電用端子はUSB-C
充電端子には、近年普及しているUSB-Cが採用されています。この端子により、汎用性が高く、他のデバイスと同じケーブルで充電することが可能です。デバイスのケーブルを統一したいユーザーにとって嬉しいポイントです。
ボディは複数のシルクスクリーン印刷を施した洗練された磨き上げ仕上げ
BTR11のボディには、複数のシルクスクリーン印刷が施されており、光沢感のある洗練された仕上がりとなっています。デザイン性にもこだわった仕様で、性能面だけでなく外観の美しさも魅力のひとつです。
Bluetoothレシーバー・FIIO BTR11 内容・特徴のまとめ
・サイズ:55x19x14.6mm(クリップ含む)、重量:約13gの小型、軽量
・実売3千円台半ばの低価格ながらLDACコーデックに対応
・LDACのほかはSBCとAACコーデックに対応
・ハイレゾオーディオ認証を取得
・デュアルコアCPUによる安定した性能
・デュアルコアNPUによるサウンド処理の強化
・「BES2700」Bluetoothチップを搭載
・Bluetooth 5.3準拠
・ヘッドホン出力は3.5mmシングルエンドを1系統備える
・最大45mWの出力を持つ独立したヘッドホンアンプを搭載
・2台のBluetooth機器と同時に接続できるマルチポイント機能に対応
・高感度の全指向性マイク内蔵と、通話ノイズリダクション機能による高品位な通話
・視認性を高める2色LEDインジケーターを搭載
・最大15時間の連続再生が可能なバッテリーを内蔵
・フル充電時間は1.5時間、1時間で約90%まで充電可能
・充電用端子はUSB-C
・ボディは複数のシルクスクリーン印刷を施した洗練された磨き上げ仕上げ
・aptX系コーデックは非対応
・ヘッドホンのバランス接続は非対応
FIIO BTR11 レビューサイト

Bluetoothレシーバー・FIIO BTR11の各種レビュー、評価から項目ごとの分析
この価格でLDAC対応が大きな評価ポイント
Bluetoothレシーバー・FIIO BTR11は、実売価格が3千円台半ばという手ごろな値段でありながら、LDACコーデックに対応している点が大きな評価ポイントとなっています。この価格帯でLDACに対応したモデルは少なく、特にハイレゾ音源をワイヤレスで楽しみたいユーザーにとって、コストパフォーマンスの高い製品といえます。
LDAC対応Bluetoothレシーバーを試してみたい方にぴったり
LDACを初めて試してみたい方にも、FIIO BTR11は非常におすすめです。SBCやAACといった他の一般的なコーデックにも対応しているため、幅広い環境で使用できるのも魅力です。特に、初めてハイレゾ音源に触れる方には、一歩踏み込んだ音質体験を可能にしてくれる製品となっています。
LDACでの接続安定性は良くない場合もあった
一部レビューでは、LDAC利用時に接続の安定性が課題となるケースも報告されています。
ただし、これについては、スマートフォン側のBluetoothアップデートによって劇的に改善した例も多く見られるため、機器間の相性やアップデート状況が鍵となるようです。この点を把握しておけば、全体的な使用感に対する満足度はさらに高まるでしょう。
ヘッドホンアンプの音質も価格を考慮すると文句なしのレベル
FIIO BTR11に搭載された独立ヘッドホンアンプは、価格を考慮すると非常に高い評価を得ています。最大45mWの出力を持ち、普通のイヤホンやヘッドホンに接続するだけで、クリアで迫力のある音を楽しめる点が特徴です。音質を重視したいエントリーユーザーや、手軽に良い音を体験したいという方にとって、満足度の高い選択肢となっています。
高級なイヤホンやヘッドホンでは真価を発揮させられない
一方で、非常に高価なイヤホンやヘッドホンを使う場合、FIIO BTR11の性能ではその真価を完全に引き出すことは難しいとする意見もあります。
高価なイヤホンやヘッドホンの駆動にもはや一般的なバランス出力も本機は搭載していません。
しかし、この価格帯のBluetoothレシーバーにそれを求めるのは酷といえます。エントリーからミドルクラスのイヤホンやヘッドホンであれば十分なパフォーマンスを発揮し、本機はその用途で特に力を発揮するモデルです。
小型で軽量なのも高評価
FIIO BTR11は外形サイズが55×19×14.6mm、重量がわずか約13gという小型・軽量設計も大きな魅力です。この携帯性の高さは多くのユーザーに好評で、「外出時に負担にならない」というレビューが目立っています。また、クリップが付属しており、服やバッグに簡単に取り付けられるため、持ち運びの利便性がさらに向上しています。
音質の評価と主要機能の実力のまとめ
高音質を実現するポイント分析
Bluetoothレシーバー・FIIO BTR11の高音質を実現しているポイントの一つは、LDACコーデックに対応していることです。通常のBluetoothコーデックであるSBCやAACに比べ、LDACは最大990kbpsという高ビットレートでの伝送が可能なため、圧縮に伴う音質の劣化を最小限に抑えつつ、ハイレゾ音源にも対応できる機能を備えています。
また、FIIO BTR11にはハイレゾオーディオの認証が取得されており、クリアな音質再現を提供します。さらに、独自のBES2700 BluetoothチップやデュアルコアCPUの搭載により、音声処理の安定性と効率性が一層強化されています。
LDAC対応による音質への影響
LDAC対応の利点は、音楽データを高音質のままワイヤレスで再生できるところにあります。FIIO BTR11はLDACによる高ビットレート伝送に対応しているため、特に解像度の高さが求められる楽曲や楽器音の再現性では大きな違いを感じられます。
一方で、好条件下でなければLDAC利用時に接続が不安定になりやすいという課題もあります。しかし、一部のユーザーからは、スマホのBluetoothアップデートを行うことで接続安定性が改善されたとの報告があり、音質と利便性を両立できる可能性も十分考えられます。
製品レビューに見る音質への評価
Bluetoothレシーバー・FIIO BTR11のレビューでは、音質に対する高評価が多数見られます。特にこの価格帯でLDACに対応している点が評価されており、ハイレゾ音源を手軽に楽しみたいというユーザーには非常に魅力的な選択肢となっています。
また、独立したヘッドホンアンプが搭載されており、最大45mWの出力を実現している点も音質面での優位性を高めています。
ただし、価格相応の製品であるため、より高価格帯のハイエンドイヤホンやヘッドホンとの組み合わせでは真価を発揮しきれない場合もあると指摘されています。
全体として、手頃な価格で高音質を提供するコストパフォーマンスの高い製品との印象が強く見受けられます。
操作性・利便性とバッテリー性能のまとめ
UI(ユーザーインターフェース)の使いやすさ
FIIO BTR11はシンプルながらも直感的な操作が可能な設計が特徴です。本体側面に配置されたボタンは、音量調整や再生/停止といった基本操作が簡単に行えるようデザインされています。
また、接続状態やコーデックの種類を確認できる2色LEDインジケーターが搭載されており、使いやすさを高めています。特にBluetoothレシーバー初心者にも配慮された設計が、多くのユーザーから高評価を得ています。
持ち運びに便利なコンパクトさ
サイズが55×19×14.6mmと非常に小型で、重量も約13gと軽量設計のため、FIIO BTR11は持ち運びに優れた製品です。また、クリップが付属しているため、服やバッグに固定して携帯することができ、外出時の使用にも便利です。このようなコンパクトなデザインは、日常使用はもちろん、通勤通学やジョギングなどのアクティブなシーンでも活躍します。
バッテリー性能の実際と充電時間
FIIO BTR11は最大15時間の連続再生時間を実現しており、一日中音楽を楽しむことができます。充電についても、USB-C端子を採用しているため、現代の多くのデバイスと互換性があり利便性が高いです。
充電時間はフル充電まで約1.5時間と短く、1時間で90%まで充電可能な高速充電にも対応しています。これらのスペックは、忙しいユーザーや外出の多いライフスタイルを持つ方にも最適な特性を持っていると言えます。
市場における評価とコストパフォーマンスのまとめ
価格帯の競合製品との比較
Bluetoothレシーバー・FIIO BTR11は、3千円台半ばという価格帯に位置しており、同価格帯の製品と比較して際立った特徴を持っています。特に、LDACコーデック対応やBluetooth 5.3準拠、独立したヘッドホンアンプの搭載といった機能は、同価格帯の他社製品にはあまり見られません。
また、他社製品の一部では複数の出力端子や細かな設定機能を備えるものもありますが、FIIO BTR11は使いやすさや基本性能にフォーカスしている点でも評価されています。
ただ、BTR11はaptX系コーデックへの対応を潔く捨てているため、これらのコーデックが必要なユーザーにはいくら安くても本機は向いていないと言えるでしょう。
ユーザーの口コミに基づく評価の傾向
FIIO BTR11に関するユーザーの口コミでは、そのコストパフォーマンスが特に好評を得ています。手頃な価格でありながら、ハイレゾ対応、LDACコーデックの利用、最大15時間のバッテリー駆動時間など、上位モデルに迫る機能を提供している点が高く評価されています。
ただし、LDAC接続時の安定性についてはスマートフォン側のBluetooth設定や環境によってパフォーマンスにばらつきがあるとの指摘も見られます。
また、音質については、特に中価格帯以下のヘッドホンやイヤホンを使用しているユーザーからは満足の声が多い反面、高価格帯のオーディオ機器を利用している場合には音質の限界を感じている意見も挙がっています。
コストパフォーマンスの総評
Bluetoothレシーバー・FIIO BTR11は、その価格にして得られる機能や音質が非常に優れているため、コストパフォーマンスの観点から高い評価を受けています。この価格帯では他にないLDAC対応や、独立したヘッドホンアンプの搭載は、オーディオ初心者はもちろん、ある程度のこだわりを持つユーザーにもアピールするポイントです。
特に、LDAC対応のBluetoothレシーバーを手軽に試してみたいという方には最適な選択肢と言えるでしょう。
一方、バランス接続対応をはじめとするプロユースや高級機材との組み合わせを検討するユーザー、aptX系コーデックが必要なユーザーには、別の選択肢も視野に入れる必要があるかもしれません。総じて、FIIO BTR11は日常使いを重視したコスパ重視の製品として強く推薦できるアイテムです。
FIIO BTR11がおすすめのユーザーや使い方
FIIO BTR11は、小型軽量でありながらLDAC対応や高音質での音楽再生を実現するBluetoothレシーバーです。そのため、日常的にワイヤレスイヤホンやヘッドホンを使用しつつ音質にもこだわりたい方に非常に適しています。特に、この価格帯でLDACに対応している点は、大きな魅力となります。
通勤や通学で高音質な音楽を楽しみつつ、軽量なデバイスを求める方には最適な選択肢となるでしょう。また、ヘッドホンやイヤホンを2台同時に繋ぐことができるマルチポイント機能を搭載しているため、スマートフォンとタブレットを使い分けるような、複数のデバイスを活用するユーザーにも便利です。
さらに、内蔵の全指向性マイクと通話ノイズリダクション機能により、通話中の音声品質も優れており、リモートワークや頻繁に通話をする方にもおすすめです。
最大15時間の連続再生が可能なバッテリー性能と、1.5時間でフル充電が完了する利便性もポイントで、外出先でも十分に活躍してくれるでしょう。
このように、FIIO BTR11は日常生活の多様なシーンで役立つ機能をバランスよく備えた製品であり、高音質と利便性を両立したいユーザーにとって非常に魅力的なBluetoothレシーバーと言えます。
まとめ
Bluetoothレシーバー・FIIO BTR11は、非常にコンパクトかつ軽量な設計ながら、高音質を追求するための多彩な機能を備えた製品です。
特に、LDAC対応やハイレゾオーディオ認証の取得といった特徴から、安くても音質を重視するユーザーに適した選択肢となっています。同価格帯のBluetoothレシーバーと比較しても高いコストパフォーマンスを実現しており、初心者から中級者まで幅広い層におすすめできます。
また、最大15時間の長時間再生や1.5時間で完了する素早い充電、さらに複数のBluetoothデバイスを同時接続できる利便性の高さから、日常使いから通勤・通学時の利用まで対応可能です。これらの特徴により、FIIO BTR11はBluetoothレシーバーとしてのバランスの取れた性能と使いやすさを高い次元で提供しています。
ただし、高級オーディオを求める上級者やバランス接続対応機器を活かしたい場合には性能が足りない部分もあるため、用途やニーズを正確に見極めることが重要です。aptX系コーデックがメインで必要なユーザーにもマッチしません。
結論として、FIIO BTR11は手頃な価格で高音質のBluetoothレシーバーを試したい方に最適な製品であり、その実力は多数のレビューや評価からも確かなものであることが伺えます。
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