audio-technica ATH-TWX7 24,200円の完全ワイヤレスイヤホン
オーディオテクニカ(audio-technica)は、完全ワイヤレスイヤホン「ATH-TWX7」を2023年11月17日より発売。価格は24,200円。カラーは、ブラック、ストーングレー、ホワイト。
オーディオテクニカATH-TWX7は、完全ワイヤレスイヤホンとしての魅力が数多くあります。その内容・特徴について紹介します。
高いサウンドクオリティ
ATH-TWX7は、音質の面でも優れています。バランスの良いサウンドが特徴であり、ANC(ノイズキャンセリング)の有無に関わらず、素晴らしい音質を実現しています。音楽を楽しむ際には、臨場感あるサウンドを届けてくれます。
ダイナミック型の搭載ドライバーの口径は5.8mm。再生周波数帯域は10Hz~40kHzと広帯域。対応コーデックは最大96kHz/24bit伝送に対応するLDACコーデックのほか、AAC/SBCをサポート。
音と映像のズレを抑える低遅延モード(Low Latency Mode)、マルチポイント接続、片耳使用にも対応。
便利なマイク機能
ATH-TWX7には、通話用の高性能MEMSマイクによる便利なマイク機能が搭載されています。これにより、ハンズフリーコミュニケーションが可能であり、通話時にも高音質な音声を提供してくれます。さらに、マイクを使用することで音声アシスタントの利用もスムーズに行えます。
アクティブノイズキャンセリング機能
ATH-TWX7は、アクティブノイズキャンセリング機能も備えています。フィードフォワード方式(ハウジング側)とフィードバック方式(導管部側)のマイクを2つ搭載する、ハイブリッド方式のデジタルノイズキャンセリング技術を採用。
騒がしい環境下でも、外部の騒音を遮断し集中して音楽を楽しむことができます。
自動的に最適なノイズキャンセリングを行う「オプティマイズ・ノイズキャンセリングシステム」も搭載。プリセットのノイズキャンセリングモードとして「Airplane」「On The Go」「Office/Study」「Home」「Train」の5種類も用意。
また、周囲の音を聞き取ることもできます。ヒアスルー機能(外音取り込み機能)を搭載。
「サウンドスケープ機能」と「プライベートタイマー機能」
ATH-TWX7には、日常の使い勝手を向上させるための機能も搭載されています。例えば、「サウンドスケープ機能」では、周囲の音を一時的に拾い上げることで、駅のアナウンスなどの聞き逃しを防ぐことができます。
また、「プライベートタイマー機能」を利用することで、特定の時間後に再生が自動的に停止するため、就寝時などでの利用にも便利です。
再生時間やアプリなど
「ATH-TWX7」の連続再生時間は、NCオン時で約6.5時間。充電ケース併用で最大約20時間の再生が可能。NCオフ時は約7.5時間、充電ケース併用で約24時間再生可能。急速充電にも対応しており、約15分の充電で、約60分間使用できる。ワイヤレス充電Qiにも対応
イヤホン本体のみIPX4の防滴仕様。人間工学に基づいた設計の小型ボディは装着のしやすさと、長時間使用時の疲労感の少なさもアピールしています。
音質調整や操作カスタマイズなども可能な専用アプリ「Connect」も用意。
audio-technica ATH-TWX7 レビューサイト



audio-technica ATH-TWX7 レビューなどから浮かび上がる本機の魅力
オーディオテクニカの完全ワイヤレスイヤホン「ATH-TWX7」の肯定的な評価をまとめると、以下のようになります。
音質の良さ
ATH-TWX7の音質は、高音域から低音域までバランスよく、音の解像度も高く評価されています。また、音場も広く、臨場感のあるサウンドを楽しむことができます。
装着感の良さ
ATH-TWX7は、耳のくぼみにフィットする形状で、装着感が良いと評価されています。また、長時間の使用にも適しています。
機能性の充実
ATH-TWX7は、アクティブノイズキャンセリングや外音取り込み、LDAC対応、マルチポイント接続などの機能を搭載しており、利便性が高いと評価されています。
デザインの良さ
ATH-TWX7は、シンプルでスタイリッシュなデザインが評価されています。また、IPX4の防滴性能を備えているため、雨や汗に濡れても安心して使用できます。
audio-technica ATH-TWX7の弱点は?
落ち着いたトーン
オーディオテクニカ・ATH-TWX7の音質には、一部のユーザーから「落ち着いたトーン」という意見が挙げられています。これは、他の競合製品と比較して音がやや地味であると感じる人もいるようです。
一般的には、ワイヤレスイヤホンには重低音が強調されたサウンドが求められますが、ATH-TWX7はバランスの取れたサウンドを重視した設計となっています。そのため、ベースラインが他のモデルほど強くないと感じるかもしれません。
ただし、音質には個人の好みもありますので、迫力のある重低音が好みの方には、別のモデルを検討することをおすすめします。
その他の弱点
ATH-TWX7には上記の「落ち着いたトーン」以外にも、あまり目立つ弱点はありません。>ただし、以下の点に注意が必要です。
まず、ATH-TWX7は耳に装着した際のフィット感に個人差があるかもしれません。耳の形状によっては、長時間装着すると痛みや違和感が生じることがあります。
また、ATH-TWX7のバッテリー持ち時間は、他の競合製品と比べてやや短いと感じることもあります。バッテリーの消耗が早い場合は、充電ケースを持ち歩くなどの対策が必要です。
その他、一部のユーザーからはBluetooth接続時に微弱なノイズが発生するといった報告もあります。ただし、これは個別の状況や使用環境に依存するため、一概に全体に当てはまるわけではありません。
上位機・ATH-TWX9との違い
ATH-TWX7は上位機・ATH-TWX9にはある、「パーソナライズ・ノイズキャンセリングシステム」と「オプティマイズ・ノイズキャンセリングシステム」「サイドトーン機能」「充電ケースの深紫外線除菌システム」がなく、イヤホン部の内容も異なります。
一方、ATH-TWX7のみ「サウンドスケープ機能」「プライベートタイマー機能」を搭載し、バッテリー持続時間も長いなど、一長一短の面もあります。対応コーデックではATH-TWX7はLDAC対応の一方、ATH-TWX9ではaptX Adaptive対応など、これも一概にどちらが良いとは言えない装備となっています。
ATH-TWX9は実売価格が1万円ほど違うことも考えると、内容・音質面での違いは納得できる範囲にあると言えるでしょう。
これらの弱点は、一部のユーザーにとってのデメリットと言えるものですが、全体的な満足度は高いと言えるでしょう。
audio-technica ATH-TWX7 総合的な評価
全般的な評価から、ATH-TWX7は、音質や装着感、機能性、デザインのバランスが取れた、総合的に優れた完全ワイヤレスイヤホンと言えるでしょう。
特に、音質の良さは、同価格帯(2万円台前半程度)の完全ワイヤレスイヤホンの中でもトップクラスの評価を得ており、オーディオテクニカの音作りの技術の高さが際立っています。また、装着感も良く、長時間の使用でも快適に音楽を楽しむことができます。
機能面では、アクティブノイズキャンセリングや外音取り込み、マルチポイント接続などの基本的な機能がすべて搭載されているため、日常使いに十分な機能を備えています。デザインもシンプルでスタイリッシュであり、オンオフ問わずに使用できるでしょう。
総合的に評価すると、ATH-TWX7は、音質や装着感、機能性、デザインのバランスが取れた、オールラウンドに優れた完全ワイヤレスイヤホンと言えるでしょう。
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