東芝 REGZA 32V34 レビュー・評価情報

ビジュアル

東芝 REGZA 32V34 ハイビジョン液晶テレビ

REGZA 32V34は、2020年9月に東芝映像ソリューション(現・TVS REGZA)が発売したハイビジョンテレビ。2023年現在の税込み実売価格は3.2万円程度。

本機の内容・特徴の紹介と、各種レビュー・評価から浮かび上がる本機の魅力・弱点などを分析・考察。

東芝・REGZAのハイビジョン液晶テレビ・32V34は、以下のポイントに特徴があります。

ハイビジョン画質と直下型LEDバックライトを採用

32V34は、ハイビジョン画質(1366×768ドット)を採用。フルHD(1920×1080ドット)と比べると解像度は低くなりますが、一般的な視聴距離(3〜4m)であれば、十分に高画質な映像を楽しむことができます。

32V34は、直下型LEDバックライトを採用しています。直下型LEDバックライトは、バックライトを画面全体に配置することで、均一で自然な明るさを実現します。

VAパネルで等速の60Hz駆動

パネルは、VAパネルを採用しています。コントラスト比が高く、黒の締まりがよい映像を表現することができます。

駆動は、等速の60Hzです。

新開発映像処理エンジン「レグザPower Drive」を搭載

新開発映像処理エンジン「レグザPower Drive」を搭載しています。レグザPower Driveは、高速グラフィック処理を実現し、スポーツやアクションなどの動きの速い映像でも、ノイズや残像を抑えて、滑らかに表示します。

「地デジビューティHD」、「美肌リアライザー」といった高画質化回路を搭載

「地デジビューティHD」は、地デジ放送のノイズを低減し、高精細な映像を実現する高画質化回路です。「美肌リアライザー」は、人物の肌の質感や色合いを自然に美しく表現する高画質化回路です。

NetflixやYouTubeなど全13のネット動画配信サービス(VOD)に本体内蔵機能で対応

NetflixやYouTubeなど、全13のネット動画配信サービス(VOD)に本体内蔵機能で対応しています。リモコンのボタンひとつで、お気に入りの動画を簡単に視聴できます。

ネット動画を美しくなめらかに再現する「ネット動画ビューティHD」を採用

ネット動画ビューティHDは、ネット動画の映像を美しくなめらかに再現する機能です。ネット動画の映像は、テレビ放送の映像と比べて圧縮率が高く、画質が劣化しやすいという特徴があります。ネット動画ビューティHDでは、映像のノイズを抑え、色彩やコントラストを補正することで、より高画質な映像を表示することができます。

約18.83m secと低遅延のゲームモードを搭載

ゲームモードは、ゲームの映像表示を遅延なく行うための機能です。32V34のゲームモードの遅延は、約18.83m secと、ゲームをプレイするのに十分な低遅延を実現しています。

ゲームモードを有効にすると、テレビの映像処理を最適化し、遅延を抑えます。これにより、ゲームの操作感を向上させることができます。

HDMI入力は最大1080p/60Hzまでの映像入力に対応。ARC対応

HDMI入力は、最大1080p/60Hzまでの映像入力に対応しています。また、ARC(オーディオリターンチャンネル)に対応しており、テレビの音声をHDMIケーブルでオーディオ機器に送ることができます。

6W+6Wのステレオスピーカーを内蔵

スピーカーは、6W+6Wのステレオスピーカーを内蔵しています。十分な音量で、テレビの音を楽しむことができます。

チューナーは、地上・BS・110度CSデジタル×2を搭載。USB HDDによる裏番組録画にも対応

チューナーは、地上・BS・110度CSデジタル×2を搭載しています。USB HDDを接続すれば、裏番組録画にも対応できます。

別売りのレグザタイムシフトマシンなどと連携できるタイムシフトリンク機能も搭載

タイムシフトリンク機能は、別売りのレグザタイムシフトマシンと連携して、過去の放送番組を視聴できる機能です。32V34は、タイムシフトリンク機能に対応しています。

東芝 REGZA 32V34 各種レビュー・評価から浮かび上がる本機の魅力・弱点

ハイビジョン液晶テレビ・REGZA 32V34の各種レビューから読み取れる肯定的な評価と否定的な評価をまとめ、分析すると、以下のようになります。

肯定的な評価

画質が良好(特にネット動画の画質)
機能が充実(ネット動画配信サービス対応、録画機能、ゲームモードなど)
操作性がよい
内容を考慮すると価格は安い

否定的な評価

音質はやや物足りない
フルHDテレビや4Kテレビと比べると低解像度で低画質
サイズが小さい
スタンドがやや不安定

評価の分析

肯定的な評価としては、画質が良好であることが最も多く挙げられています。ネット動画の画質を向上させる「ネット動画ビューティHD」機能が搭載されているため、YouTubeやNetflixなどのネット動画を高画質で楽しむことができます。また、価格が安いことも魅力です。フルHD(1920×1080ドット)のテレビと比べると画質は劣りますが、一般的な視聴距離(3〜4m)であれば、十分に高画質な映像を楽しむことができます。

機能面では、ネット動画配信サービス対応や録画機能、ゲームモードなど、さまざまな機能が搭載されていることが評価されています。特に、ゲームモードは、映像の遅延を抑え、よりスムーズなゲームプレイを楽しむことができるため、ゲーム用途として利用するユーザーから好評を得ています。また、操作性がよいことも評価されています。多機能リモコンを採用しており、ボタンの配置を見直すことで、操作性を向上させています。

否定的な評価としては、音質がやや物足りないことがまず挙げられます。内蔵スピーカーの音質は、テレビ用としては標準的なレベルです。音質にこだわりたい場合は、外部スピーカーやサウンドバーの接続を検討するとよいでしょう。

また、サイズが小さいことも指摘されています。32V型と小型のため、大画面で映像を楽しみたい場合は、より大画面の他のモデルを選択したほうがよいでしょう。

スタンドがやや不安定であることも指摘されています。テレビ台の設置場所や、テレビの設置方法によっては、スタンドが不安定になる可能性があるため、注意が必要です。

東芝 REGZA 32V34 おすすめのユーザーや使い方は?

おすすめのユーザー

ハイビジョン液晶テレビ・REGZA 32V34がおすすめのユーザーは、以下のとおりです。

ネット動画やゲームをメインで楽しみたいユーザー
初めてテレビを購入するユーザー
価格を抑えたいユーザー

ネット動画やゲームをメインで楽しみたいユーザーには、ネット動画ビューティHD機能が搭載されているため、YouTubeやNetflixなどのネット動画を高画質で楽しむことができます。また、ゲームモードが搭載されているため、映像の遅延を抑え、よりスムーズなゲームプレイを楽しむことができます。

初めてテレビを購入するユーザーには、画質が良好で、価格が安く、機能が充実しているため、初めてのテレビとして購入しやすいモデルです。

価格を抑えたいユーザーには、フルHD(1920×1080ドット)のテレビと比べると画質は劣りますが、一般的な視聴距離(3〜4m)であれば、十分に高画質な映像を楽しむことができるため、コスパに優れたモデルとしておすすめです。

あまりおすすめできないユーザー

一方、ハイビジョン液晶テレビ・REGZA 32V34がおすすめできないユーザーは、以下のとおりです。

大画面で映像を楽しみたいユーザー
音質にこだわりたいユーザー
スタンドが安定していることを重視するユーザー

大画面で映像を楽しみたいユーザーには、32V型と小型のため、他のモデルを選択したほうがよいでしょう。

音質にこだわりたいユーザーには、内蔵スピーカーの音質は、テレビ用としては標準的なレベルです。音質にこだわりたい場合は、外部スピーカーやサウンドバーの接続を検討するとよいでしょう。

スタンドが安定していることを重視するユーザーには、スタンドがやや不安定であることも指摘されているため、他のモデルを選択したほうがよいでしょう。

まとめ

総合的に評価すると、REGZA 32V34は、画質が良好で、価格が安く、機能が充実している、コスパに優れたハイビジョン液晶テレビです。ネット動画やゲームをメインで楽しみたいユーザーや、初めてテレビを購入するユーザーにおすすめです。

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