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JBL TOUR PRO 3 海外発表 JBL TOUR PRO 2後継機 Auracast送信対応ケースに特徴

イヤホン
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JBLの新フラッグシップ完全ワイヤレスイヤホン・TOUR PRO 3が海外で発表

JBLの新フラッグシップ完全ワイヤレスイヤホン・TOUR PRO 3が海外で発表されました。北米での公式価格は299.95ドル。

海外情報から現時点でわかるTOUR PRO 3の内容、特徴をご紹介します。

JBLの新フラッグシップ完全ワイヤレスイヤホン・TOUR PRO 3は、音楽体験を新たな次元へと導くための最新技術を多数搭載しています。この記事では、JBLの新フラッグシップモデルであるTOUR PRO 3の内容、特徴を海外発表からご紹介し、その魅力を徹底解説します。ノイキャン技術やハイブリッドドライバー構成、LDAC対応など、音質の向上につながる技術も詳述します。ぜひ最後までお読み頂き、TOUR PRO 3の魅力を存分に感じてください。

JBL TOUR PRO 3の主な特徴

ハイブリッドノイズキャンセリング技術

JBL TOUR PRO 3は、最新のハイブリッドノイズキャンセリング技術を搭載しています。この技術により、外部の騒音を効果的に低減し、クリアな音質で音楽や通話を楽しむことができます。さらに、リアルタイムで調整されるアダプティブノイズキャンセリング2.0も採用されており、周囲の環境に応じて自動的に最適なノイズキャンセリングレベルを提供します。このノイキャン機能により、飛行機や電車などの騒がしい場所でも、快適に音楽を楽しむことができるのが特徴です。

臨場感あふれる空間オーディオ

JBLの新フラッグシップ完全ワイヤレスイヤホン・TOUR PRO 3は、臨場感あふれる空間オーディオを実現します。特に、ヘッドトラッキング技術を用いたJBL Spatial 360サウンドにより、まるで音楽が空間を動き回るような立体的な音場を体感できます。この機能は、映画や音楽鑑賞に最適で、一層の没入感をもたらします。また、ハイレゾ音源にも対応しており、高音質での再生が可能です。これにより、ユーザーは自宅でもコンサートホール並みのサウンドを体験することができます。

スマート充電ケース

JBL TOUR PRO 3にはスマート充電ケースが付属しています。この充電ケースは、1.57インチのタッチスクリーンを搭載しており、イヤホンのバッテリー残量や接続状況を簡単に確認することができます。

さらに、このケースはAuracast送信対応のトランスミッターとしても機能し、AUXやUSB-C端子を通じて音源を入力、Auracast受信対応機器に複数同時にワイヤレス送信することが可能です。これにより、さまざまなデバイスとの互換性が高く、より便利に使用することができます。また、イヤホン自体の連続再生時間は約8時間(ANCON)で、充電ケースを使用すればさらに延長可能です。

※BluetoothのAuracast技術について補足

BluetoothのAuracast技術は、Bluetooth SpecialInterest Group(SIG)が導入した新しいオーディオ技術です。この技術は、従来のBluetoothオーディオ技術を進化させ、より多くのデバイスと高品質なオーディオ共有を可能にするものです。以下にAuracast技術の主な特徴と利点を解説します。

複数デバイスへの同時オーディオ配信

Auracastは、1つのオーディオソースから複数のBluetoothデバイスに同時にオーディオを配信することが可能です。例えば、スマートフォンからの音楽を複数のヘッドフォンやスピーカーに同時に送信することができます。これにより、複数の人が同じコンテンツを一緒に楽しむことが容易になります。

高品質なオーディオ体験

Auracastは、低遅延で高品質なオーディオを提供することを目指しており、BluetoothLEAudio(LowEnergyAudio)技術の一環として開発されています。これにより、バッテリー消費を抑えながらも、クリアで豊かな音質を提供することができます。

音質の向上と新技術の導入

JBLの新フラッグシップ完全ワイヤレスイヤホン・TOUR PRO 3は、音質をより高めるために最新技術を多く導入しています。その中でも特に注目すべきは、JBL初のハイブリッドドライバー構成を採用している点です。この構成により、1BA(バランスドアーマチュアドライバー)と1DD(ダイナミックドライバー、11mm)を組み合わせることで、豊かな低音と透明感のある高音を実現しています。

さらに、TOUR PRO 3はハイレゾ対応仕様であり、40kHzまでの高解像度音源の再生が可能です。これにより、CD音質を超える高音質な音楽体験を提供します。特に、ハイレゾ音源を好む音楽ファンにはたまらない選択肢となるでしょう。

このイヤホンはLDAC対応もしています。LDACは高音質のワイヤレス音楽ストリーミングを可能にする技術で、従来のBluetooth接続に比べて約3倍の情報量を伝送できるため、より鮮明でディテール豊かな音を届けてくれます。

Bluetooth5.3準拠でLE Audioにも対応予定のため、将来的にはさらに低遅延で高音質なワイヤレスオーディオ体験が期待されます。これにより、音楽鑑賞だけでなく動画視聴やゲームにおいてもストレスフリーな体験が実現します。

JBL TOUR PRO 3は、革新的な技術を惜しみなく投入することで、従来のワイヤレスイヤホンの性能を大きく上回る音質と機能性を提供します。新次元のオーディオ体験を追求するユーザーにとって、まさに理想的なイヤホンと言えるでしょう。

そのほかの特徴

計6個のマイクとJBLCrystalAIアルゴリズムによるクリアな通話品質

TOUR PRO 3には計6個のマイクが搭載されており、JBLCrystalAIアルゴリズムと組み合わせることで、クリアな通話品質を提供します。これにより、通話中でも快適にコミュニケーションが取れます。

JBL Headphonesアプリ対応

JBL TOUR PRO 3は、専用のJBL Headphonesアプリにも対応しています。このアプリを使うことで、イヤホンの設定を細かくカスタマイズでき、自分好みの音質に調整することが可能です。

連続再生時間:約8時間(ANC ON)、充電時間:約2時間

長時間の使用でも安心のバッテリー性能を持ち、アクティブノイズキャンセリング(ANC)をオンにした状態で約8時間の連続再生が可能です。充電時間も約2時間と短く、迅速に再使用できます。

北米での公式サイト価格は299.95ドル

最先端の技術を多数搭載したJBL TOUR PRO 3は、北米での公式サイト価格が299.95ドルに設定されています。この価格帯でこれほどの機能を持つイヤホンは、非常に魅力的です。円安が続いているだけに、国内価格がどうなるかは気がかりではありますが。

JBL TOUR PRO 3で注目のポイントを深掘り

付属充電ケースがAuracast送信対応のトランスミッターになる業界初の機能

JBL TOUR PRO 3には、非常にユニークな特徴があります。それは、付属の充電ケースがAuracast送信対応のトランスミッターになるという機能です。この機能は、業界初の試みであり、複数のデバイスに対して一斉に音声を送信することが可能になります。例えば、友人や家族と同じコンテンツを同時に楽しむことができるので、動画配信サービスを利用する際にも便利です。

さらに、この製品は公式にAuracastソースデバイスとして提供される初のオーディオ製品でもあります。このような世界初的な機能を、どちらかというと機能性重視ではないイメージも以前はあったJBLが一番乗りするというのも驚きです。

JBL初のハイブリッドドライバー構成を採用したのもトピック

また、JBL TOUR PRO 3はJBL初のハイブリッドドライバー構成を採用しています。具体的には、1BA+1DD(11mm)構成で、これによって広い音域での再生が可能となり、特に高音域のクリアさが向上しているようです。この新技術の導入により、ユーザーはさらに臨場感あふれる音楽体験を満喫することができるでしょう。ポータブルオーディオ愛好家にとって、このフラッグシップモデルは見逃せない製品です。

B&Wが新フラッグシップ完全ワイヤレスイヤホンPi8では、従来機Pi7S2でハイブリッド構成だったのをやめてダイナミック型1基に戻したのとは対照的なのは面白いところです。

追記:9月11日「HARMAN ExPLORE TOKYO 2024」にて国内披露 価格・発売日は発表せず

ハーマンインターナショナルは9月11日、秋季の新製品をメディア向けに紹介する国内イベント「HARMAN ExPLORE TOKYO 2024」を開催。その中で、JBLブランドの完全ワイヤレスイヤホン最上位モデルとして「TOUR PRO 3」を国内初披露。今後発売予定で、発売日や価格は未定と発表されました。内容については上記で書いたとおりでした。国内発売日と価格の発表を待ちましょう。

まとめ

以上のように、JBLの新フラッグシップ完全ワイヤレスイヤホン・TOUR PRO 3は、その先進的で多彩な機能と音質の向上により、新次元の音楽体験を提供します。特にハイブリッドノイズキャンセリングや臨場感あふれる空間オーディオAuracast送信対応スマート充電ケースなど、技術と利便性を兼ね備えた製品です。また、JBL初のハイブリッドドライバー構成や、40kHz再生をクリアするハイレゾ対応Bluetooth5.3準拠でLEAudio対応予定など、オーディオ愛好者の期待に応える仕様が満載です。

とくに、充電ケースがAuracast送信対応のトランスミッターになる機能は、業界初の試みとして非常に注目されます。JBL TOUR PRO 3は発表と同時に、ワイヤレスイヤホン市場において他の製品とは一線を画す存在となりました。国内発表でも注目は必至ですが、気がかりなのは価格ですね。国内では4万円半ば以上になってしまいそうです。

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