- REGZA RM-G245NとRM-G276N REGZA初のゲーミングモニター
- REGZAのゲーミングモニター市場への新たな挑戦
- 「RM-G245N」のスペック
- 「RM-G276N」のスペック
- REGZA RM-G245NとRM-G276Nを比較しての違いを解説
- REGZA RM-G245NとRM-G276Nに共通の内容、特徴
- REGZAがテレビで培ってきた高画質ノウハウを反映させた
- Fast IPSパネルを採用
- 視野角はどちらも:178°(上下左右)
- 色域はどちらも:DCI-P3カバー率90%、sRGBカバー率 99%
- コントラスト比はどちらも:1000:1
- どちらもHDR10サポート
- 応答速度はどちらも:1ms(GTG)
- どちらもAdaptiveSync、フリッカーフリー、クロスヘア3種類、ブルーライト低減機能搭載
- どちらも画質モード7種類搭載
- モードごとに画質や応答速度が最適に設定される
- どちらも入力はHDMIが2系統とDisplayPortが1系統
- どちらも3.5mmステレオミニの音声出力端子を搭載
- どちらもVESA 75 x 75mm対応
- RM-G245NとRM-G276Nの違いのまとめ
- 両機の価格と市場での競争力を評価する
- おすすめユーザー像など
- まとめと今後の展望
REGZA RM-G245NとRM-G276N REGZA初のゲーミングモニター
TVS REGZAは11月7日、ゲーミングモニター市場への参入を発表。第1弾モデルとして、いずれも広視野角で応答速度の速い「Fast IPSパネル」を採用したフルHDの23.8型「RM-G245N」と、WQHDの27型「RM-G276N」の2機種を発表。RM-G245Nは11月22日、RM-G276Nは12月下旬発売。いずれもオープン価格で発売当初の見込み実売価格はRM-G245Nが25,300円前後、RM-G276Nが50,600円前後。
RM-G245NとRM-G276Nの共通点と違いを解説し、 REGZAが新規参入したゲーミングモニターの意図や秘密を探ります。それぞれのおすすめユーザーについても考察します。
REGZAのゲーミングモニター市場への新たな挑戦
ゲーミングモニター市場の現状
近年、ゲーミングモニター市場は急速に成長を遂げています。4Kなどの高解像度や144Hzを超える高リフレッシュレートを求めるゲーマーのニーズに応じて、各メーカーがさまざまな製品を市場に投入しています。WQHD解像度やDisplayHDR対応などの機能もゲーマーの間で注目されています。このように競争が激化する中、REGZAは新たな選択肢としてのゲーミングモニターの投入を決定しました。
TVS REGZAが目指す新たな映像体験
TVS REGZAは、これまでにテレビで培った高画質技術を活かし、ゲーミングモニター市場に参入しました。REGZA RM-G245NとRM-G276Nという二つの新製品は、多様化する視聴体験に対応し、ユーザーにさらに豊かな映像体験を提供することを目指しています。
特に、価格とスペックのバランスを考慮した製品展開をすることで、多くのユーザーに手軽に高性能なゲーミングモニターを体感してもらうことを狙っています。これにより、REGZAはゲーミングモニター市場でも存在感を増し、多様なニーズに応えていくつもりのようです。
「RM-G245N」のスペック
ディスプレイ;23.8インチ(1920×1080フルHD・FAST IPS・ノングレア)
HDR:HDR10サポート
輝度:280cd/㎡
色域:DCI-P3カバー率 >90%、sRGBカバー率 99%
コントラスト比:1000:1
表示色:約1677万色
リフレッシュレート:最大180Hz
応答速度:1ms(GTG)
視野角:上下左右178°
スピーカー:無し
機能:AdaptiveSync、画質モード7種類(FPS、RTS/RPG、MOBA、レーシング、標準、映画、スポーツ)、フリッカーフリー、クロスヘア3種類、ブルーライト低減
ポート:HDMI×2、Displayport、ヘッドホン端子
サイズ:幅542 x 高さ441 x 奥行215mm / 3.5kg(スタンド込)
VESA:75 x 75mm
価格:約25,300円
「RM-G276N」のスペック
ディスプレイ:27インチ(2560×1440WQHD・FAST IPS・ノングレア)
HDR:VESA DisplayHDR 400、HDR10サポート
輝度:340cd/㎡
色域:DCI-P3カバー率 >90%、sRGBカバー率 99%
コントラスト比:1000:1
表示色:約10億7300万色
リフレッシュレート:最大240Hz
応答速度:1ms(GTG)
視野角:上下左右178°
スピーカー:2W+2W
機能:AdaptiveSync、画質モード7種類(FPS、RTS/RPG、MOBA、レーシング、標準、映画、スポーツ)、暗部強調、フリッカーフリー、クロスヘア3種類、ブルーライト低減
ポート:HDMI×2、Displayport、ヘッドホン端子
サイズ:幅614 x 高さ473 x 奥行215mm / 5kg(スタンド込)
VESA:75 x 75mm
価格:約50,600円
REGZA RM-G245NとRM-G276Nを比較しての違いを解説
ディスプレイサイズと解像度の違い
REGZAのゲーミングモニター第1弾は、RM-G245NとRM-G276Nの2つのモデルがあります。RM-G245NはフルHD(1920×1080ドット)の解像度を持ち、24インチのディスプレイを搭載しています。
一方、RM-G276Nはより高解像度なWQHD(2560×1440ドット)に対応しており、27インチのディスプレイを採用しています。この違いにより、RM-G276Nはより細かな映像表示が可能です。
リフレッシュレートの違い
リフレッシュレートは動きの速いゲームで重要な要素です。RM-G245Nは180Hzのリフレッシュレートを誇りますが、RM-G276Nはさらに高性能な240Hzのリフレッシュレートを実現しています。このため、RM-G276Nはより滑らかな動きのある映像を提供し、競技性の高いゲーミングに適しています。
HDR性能の違い
HDR性能においても2機種には違いがあります。RM-G276NはDisplayHDR 400に対応しており、より豊かで現実に近い色表現が可能です。
一方、RM-G245NはこのHDR機能を搭載していないため、明暗のコントラストや色の忠実度においてはRM-G276Nに一歩譲る形になります。
輝度の違い
輝度に関しては、RM-G276Nが340 cd/m²の明るさを備えているのに対し、RM-G245Nは280 cd/m²です。高輝度のRM-G276Nは明るい環境下でも視認性が高く、視覚的なインパクトも増します。
表示色の違い
表示可能な色数においても差があります。RM-G245Nは約1,677万色に対し、RM-G276Nは約10億7,300万色を表示することができます。これにより、RM-G276Nは非常に滑らかで多彩な色再現を可能にしています。
スピーカー
RM-G276Nは2W + 2Wのステレオスピーカーを備えており、より強力な音響体験を提供します。これに対し、RM-G245Nはスピーカーを搭載していません。
RM-G276Nのみ暗部強調機能も搭載
RM-G276Nは暗部強調機能を搭載しており、暗いシーンでも細部をはっきりと表示する能力があります。これにより、視認性が向上し、ゲーミングにおいても有利に働くことがあります。この機能はRM-G245Nには搭載されていません。
最大消費電力の違い
RM-G276Nの消費電力は、より高いリフレッシュレートや輝度性能に伴い、RM-G245Nが33W、RM-G276Nが47Wと高くなっています。
サイズ、重量の違い
サイズと重量に関しては、RM-G276Nが614×215×473 mmで約5 kgと、RM-G245Nよりも大きく重くなっています。設置環境を考慮した選択が必要です。
付属品の違い
RM-G245NにはHDMIケーブル、RM-G276NにはDisplayPortケーブルが付属しています。
価格の違い
価格について、RM-G276Nは実売予想価格約50,600円に対し、RM-G245Nは約25,300円です。この価格差は解像度や機能の違いを反映しており、ニーズに応じた選択が求められます。どちらのモデルも比較的リーズナブルな価格設定となっており、初めてゲーミングモニターを購入するユーザーにも適したオプションとなっています。
REGZA RM-G245NとRM-G276Nに共通の内容、特徴
TVS REGZAは、ゲーミングモニター市場へ初めて参入し、その第1弾製品としてRM-G245NとRM-G276Nを発表しました。両モデルは、REGZAが長年にわたりテレビで培ってきた高画質技術を活かし、ゲーミングモニターとしての新たな可能性を追求しています。この解像度やリフレッシュレートなどのスペックの詳細を比較してみると、それぞれの特徴が浮き彫りになりますが、共通する内容も多く、いくつかをご紹介いたします。
REGZAがテレビで培ってきた高画質ノウハウを反映させた
両モデルには、REGZAがテレビ市場で培った高画質技術が反映されています。これにより、ゲームや映像コンテンツをよりリアルで迫力のある質感に仕上げています。特に映像の鮮やかさや詳細な部分での表現力が強化されています。
Fast IPSパネルを採用
RM-G245NとRM-G276Nは、どちらもFast IPSパネル(台湾BenQグループの傘下にある、大手液晶パネルメーカーAU Optronics(AUO)が製造)を採用しています。これにより、広い視野角と高い色再現性、優れた応答性を実現しています。映像やゲームの動きが早いシーンでも滑らかで自然な表現が可能です。
視野角はどちらも:178°(上下左右)
両モデルともに視野角は178度の広さを持ち、どの角度から見ても色変化が少なく、高い視認性を誇ります。視野角の広さは複数人での使用時にも非常に役立ちます。
色域はどちらも:DCI-P3カバー率90%、sRGBカバー率 99%
色の再現性も魅力の一つです。DCI-P3のカバー率が90%以上、sRGBのカバー率が99%を誇り、色彩豊かな映像体験を提供します。映画やゲームの内容に忠実な色表現が可能です。
コントラスト比はどちらも:1000:1
コントラスト比は1000:1で、明るさと暗さの差がくっきりとした映像を映し出します。これにより、映像の奥行き感や立体感も向上しています。
どちらもHDR10サポート
両モデルはHDR10に対応しています。これにより、対応コンテンツの入力時には明るい部分と暗い部分もリアルに描写され、より臨場感のある映像を楽しめます。
応答速度はどちらも:1ms(GTG)
応答速度は1ms(Gray-to-Gray)で、高速な動きのシーンでもぶれが少なく、クリアな映像を提供します。アクションゲームなど、素早い応答が必要なシーンでその効果を発揮します。
どちらもAdaptiveSync、フリッカーフリー、クロスヘア3種類、ブルーライト低減機能搭載
動きのスムーズさや目の疲れを軽減する機能も搭載されています。AdaptiveSyncにより画面のカクつきを抑え、フリッカーフリーとブルーライト低減機能で目への負担を軽くします。クロスヘア機能は精密なエイムをサポートします。
どちらも画質モード7種類搭載
ゲームや映像のジャンルごとに最適化された7種類の画質モード(FPS、RTS/RPG、MOBA、レーシング、標準、映画、スポーツ)が用意されています。これにより、視聴内容に応じた最適な画質設定で楽しむことができます。
モードごとに画質や応答速度が最適に設定される
各画質モードは画質や応答速度が自動的に調整され、プレイヤーや視聴者にとって最適な状態を提供します。これにより、ユーザーは設定を変更する手間を省き、コンテンツに集中できます。
どちらも入力はHDMIが2系統とDisplayPortが1系統
入力端子はHDMIを2系統、DisplayPortを1系統備えており、多様なデバイスからの接続が可能です。これにより、パソコンなどとの接続も簡単で、使用するシーンを選びません。
どちらも3.5mmステレオミニの音声出力端子を搭載
3.5mmステレオミニの音声出力端子を搭載し、外部スピーカーやヘッドホンとの接続ができます。音響面でもユーザーに合わせた楽しみ方が可能です。
どちらもVESA 75 x 75mm対応
VESA 75 x 75mm対応により、モニターアームなどを使ったディスプレイの設置が可能で、利便性に優れたカスタマイズが可能です。この対応により、作業スペースの効率的な利用が可能となります。
RM-G245NとRM-G276Nの違いのまとめ
REGZAの初となるゲーミングモニター、24型のRM-G245Nと27型のRM-G276Nは、それぞれ異なるユーザーのニーズを満たすために設計されています。まず、
ディスプレイの解像度
に注目すると、RM-G245NはフルHD(1,920×1,080ドット)とし、ゲーミングモニターとして基本的な使用には十分な性能を備えています。一方、RM-G276NはWQHD(2,560×1,440ドット)を提供し、より高精細な表示を求めるユーザーに最適です。
リフレッシュレートも異なり、RM-G245Nが180Hzであるのに対し、RM-G276Nは240Hzを誇るため、よりスムーズな映像表示が期待できます。HDR性能においては、RM-G276NがDisplayHDR 400に対応しており、より広いダイナミックレンジの映像を楽しむことが可能です。輝度はRM-G245Nが280 cd/m²であるのに対し、RM-G276Nは340 cd/m²と高く、明るい環境でも視認性が高いことが特徴です。
また、表示色の違いも注目すべき点です。RM-G245Nは約1,677万色を表示できるのに対し、RM-G276Nは約10億7,300万色を表現できます。これにより、RM-G276Nはさらにリアルな色再現を実現しています。スピーカーについては、RM-G276Nには2W + 2Wのステレオスピーカーが内蔵されていますが、RM-G245Nにはスピーカーが搭載されていません。
さらに、
RM-G276Nのみ暗部強調機能
を備えているため、暗いシーンが多いゲームをより明確にプレイできます。最大消費電力の面では、RM-G276Nの方がより多く消費することが考えられますが、その分性能も上回っています。サイズと重量も当然異なり、RM-G276Nは614×215×473 mmで5 kg、RM-G245Nはこれよりも小さく軽量に設計されています。
最後に、付属品の違いが見て取れますが、一般的にモニターの付属品は大きく異なることはありません。価格に関しては、RM-G276Nが約50,600円とされるのに対し、RM-G245Nの価格は約25,300円で、価格差が大きく設定されています。これにより、予算に応じた選択が可能であると言えるでしょう。
RM-G245NとRM-G276Nの共通点のまとめ
REGZAのゲーミングモニター、RM-G245NとRM-G276Nは、どちらもTVS REGZAの初のゲーミングモニターとして誕生しました。これらの製品には多くの共通点があり、ゲーマーにとって魅力的な最新のスペックを備えています。
両機はともにFast IPSパネルを採用し、視野角は上下左右178°と広く、様々な角度からもクリアな映像を楽しむことができます。また、>DCI-P3カバー率90%以上、sRGBカバー率99%を誇り、色域の広さも共通しています。
さらに、どちらのモデルもコントラスト比は1000:1で、自然で鮮やかな映像表現が可能です。HDR10対応という点も共通しており、明暗の表現力を高め、没入感のあるゲーム体験を提供します。また、応答速度は1ms(GTG)で、動きの速いシーンでも鮮明に映し出します。
機能面でも、AdaptiveSyncやフリッカーフリー技術、ブルーライト低減機能を搭載し、長時間のゲームプレイでも目の疲れを軽減します。さらに、FPS、RTS/RPG、MOBA、レーシングなどの7つの画質モードが用意されており、ゲームジャンルに応じて最適な設定が可能です。
インターフェースはHDMIが2系統とDisplayPortが1系統で、3.5mmステレオミニの音声出力端子も装備しており、様々な外部機器との接続が容易です。どちらもVESA 75 x 75mmに対応しているため、壁掛け設置などのカスタマイズも可能です。
このように、REGZAのゲーミングモニターは共通の特長を持ちながら、それぞれのニーズに応えた製品となっています。価格帯もそれぞれ考慮されており、ゲーミングモニター市場でコストパフォーマンスを重視するユーザーにとっても魅力的な選択肢です。
両機の価格と市場での競争力を評価する
他社製品との価格比較
TVS REGZAが提供するゲーミングモニター「RM-G245N」と「RM-G276N」は、それぞれ25,300円と50,600円という実売予想価格で市場に登場しています。これらの価格設定は、ゲーミングモニター市場におけるエントリーモデルからミドルレンジに位置する他社製品と比較しても、ブランド力も加味すると競争力があります。特に、フルHDのRM-G245Nは初めてゲーミングモニターを購入するユーザーにとって手頃な選択肢となり、WQHDのRM-G276Nは高リフレッシュレートを求めるゲーマーにとって魅力的です。
コストパフォーマンスの分析
RM-G245NとRM-G276Nは、それぞれフルHDとWQHDという異なる解像度とリフレッシュレートを提供しながらも、どちらも価格に対して上々のスペックを有しています。
RM-G276Nは240Hzという高リフレッシュレートで、さらにDisplayHDR 400対応など、多機能を搭載している点でコストパフォーマンスに優れています。一方、RM-G245Nは180Hzのリフレッシュレートを持ち、一般的な使用においては十分な性能を発揮することが期待できます。
どちらの製品も総合的に高いパフォーマンスを持ち、ユーザーに実用的なゲーミング体験を提供するための頼もしい選択肢となるでしょう。
ただ、どちらも発売当初の見込み実売価格だと、競合他社の製品に対してコストパフォーマンスが高いとは言えないかもしれません。あと数千円以上安くなればコストパフォーマンスは一層高くなるでしょう。REGZAのテレビにおけるブランド力や画質、製品の信頼性も考慮すれば独自の価値の付加によるコストパフォーマンスの高さはあるかもしれません。REGZAもそのあたりでの価値の差別化を狙っているのでしょうか。
おすすめユーザー像など
TVS REGZAの初のゲーミングモニターである「RM-G245N」と「RM-G276N」は、それぞれ異なるニーズや用途に応じて設計されています。これにより、異なるユーザー層に幅広く対応できるようになっています。
まず、一般的なゲームプレイや映像視聴を考えているユーザーにおすすめなのはRM-G245Nです。このモデルはフルHD解像度と180Hzのリフレッシュレートを備えており、高速な応答速度とともに滑らかな映像表示を実現します。予想実売価格が約25,300円と、REGZAのブランドを考えると手頃な点も魅力です。日常的な用途でゲームや映画を楽しみたいという方に最適な選択肢と言えるでしょう。
一方、より高解像度の映像を求めるユーザーや、プロゲーマーを目指す方にはRM-G276Nが適しています。このモデルはWQHDの高い解像度と240Hzのリフレッシュレートを提供し、高度な映像体験を実現します。DisplayHDR 400にも対応しており、よりリアルで鮮明な映像を必要とする方に向いています。予想実売価格は約50,600円と少々高めですが、それに見合う品質と性能を持ち合わせており、本格的なゲーミング環境を求めるユーザーにおすすめです。
どちらのモデルも、REGZAがテレビ市場で培ってきた高画質ノウハウが活かされており、Fast IPSパネルやHDRサポートなどによって、優れた画質と視野角を実現しています。
4Kや有機EL、液晶ならミニLEDなどの高性能モニターも多い現状ですが、まずはREGZAゲーミングモニター第1弾ということで様子見なのか、高性能よりは実用的で堅実なモデルを投入した印象です。価格も際立って安くはありませんが、REGZAのテレビにおけるブランド力や製品の信頼性も加味して選びたい方に向いているでしょうか。
各モデルが提供する特徴を考慮し、自分の使用目的に最も適したモデルを選ぶことが重要です。
まとめと今後の展望
両機についてのまとめ
TVS REGZAが新たにゲーミングモニター市場に参入し、誕生した「RM-G245N」と「RM-G276N」は、それぞれ異なるニーズに応える製品となっています。RM-G245NはフルHDの解像度で、価格を抑えつつも高速な応答速度を誇り、カジュアルユーザーに適しています。
一方、RM-G276NはWQHDの高解像度と240Hzのリフレッシュレートで、より高いパフォーマンスを求めるゲーマーに向けた製品です。どちらもREGZAがテレビで培った高画質技術を駆使し、HDR対応や多様な画質モードを備えており、幅広いユーザーの期待に応えます。
REGZAのよるゲーミングモニターの今後の展開予想
REGZAによるゲーミングモニター市場への参入は、今後の映像体験の多様化を見据えた戦略的な動きです。まずは手頃な価格帯の製品から提供を始め、ユーザーからのフィードバックを元にさらなる進化を続けることが期待されます。今後はディスプレイ性能の向上(4Kや有機EL、ミニLEDなど)や新機能の追加(ゲームモードのさらなる充実など)、大画面モデルの投入などが考えられ、より多くのゲーマーにとって魅力的な製品ラインアップが整うことでしょう。
また、将来的にはeスポーツ市場の拡大に伴い、より競争力のある高性能なモデルが登場する可能性も示唆されており、REGZAのブランド力を基にしたユニークなビジョンが市場に新風を吹き込むことが期待されます。
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