東芝 REGZA Z870NシリーズとZ870Mシリーズを比較しての違い

4K液晶テレビ

REGZA Z870Nシリーズ ミニLED+量子ドット搭載4K液晶テレビ 2024年モデル

TVS REGZAは、ミニLEDと量子ドットを搭載した4K液晶テレビ「Z870N」シリーズを2024年5月31日に発売します。

ラインナップは55型、65型、75型の3つで、いずれもオープン価格。発売当初の税込み実売価格価格は以下のとおり。

4K液晶レグザ「Z870N」シリーズ
・75型「75Z870N」 約528,000円 5月31日発売
・65型「65Z870N」 約396,000円 同上
・55型「55Z870N」 約308,000円 同上

Z870NシリーズはZ870Mシリーズの後継機

「Z870N」シリーズは2023年モデルの「Z870M」シリーズの後継機です。

「Z870N」シリーズは「Z870M」シリーズに画質面、機能面の両方において随所に改良を施した新モデルです。「Z870N」シリーズが「Z870M」シリーズと比較しての違いを交えて、「Z870N」シリーズの内容・特徴を解説します。

REGZA Z870NシリーズとZ870Mを比較しての違い

Z870Nシリーズは、2024年5月発売予定のREGZAのミニLED搭載4K液晶テレビです。従来モデルであるZ870Mシリーズと比較すると、以下の点が主な違いとなります。

圧倒的な輝度とコントラストを実現する新開発ミニLED液晶パネルモジュール

Z870Nシリーズは、Z870Mシリーズ比1.3倍の輝度を実現する新開発ミニLED液晶パネルモジュールを搭載しています。これにより、明るいシーンの鮮明さはもちろん、暗いシーンの黒の表現力も大幅に向上し、よりリアルで奥行きのある映像を楽しめます。従来の液晶テレビでは表現できなかった、明暗部の差が大きいHDRコンテンツも、よりリアルに再現できます。

高画質処理エンジン「レグザエンジンZR」の進化

Z870Nシリーズは、映像エンジンに2024年版「レグザエンジンZR」を搭載しています。Z870Mシリーズに搭載されていた2023年版「レグザエンジンZR」の性能をさらに向上させ、AI技術を活用した以下のような高画質処理を実現しています。

美肌AIフェイストーン
ネット動画AIビューティ
地デジAIビューティ
クラウドAI高画質テクノロジー

ネット動画視聴をさらに快適にする「ネット動画バンディングスムーサー」

Z870Nシリーズには、新たに「ネット動画バンディングスムーサー」処理が搭載されています。

ネット動画配信サービスで発生しやすいバンディングノイズ(画像にできる濃淡の縞)を低減し、より滑らかな映像表現を実現します。送信時の圧縮によって画質が劣化しがちなネット動画でも、より快適に視聴できます。

室内照明に合わせた自動調整機能「おまかせAIピクチャー」の進化

Z870Nシリーズの「おまかせAIピクチャー」は、従来モデルに加えて、室内照明の色温度の違いを検出してホワイトバランスを調整する機能が追加されました。これにより、昼間や夜間など、照明環境によって変化する色温度の影響を受けずに、常に最適な画質で視聴できます。

4K/1080p 144Hzゲームモード搭載

Z870Nシリーズは、REGZA初の4K/1080p 144Hzゲームモードを搭載しています。これにより、従来の対応スペックの120Hzよりもさらに滑らかな映像でゲームを楽しめます。144Hzのフレームレートにより、残像感が少なく、動きが速いゲームでもより快適にプレイできます。

4K解像度だけでなく、1080p解像度でも144Hz駆動に対応しているので、幅広いゲームで滑らかな映像を楽しめます。

なお、55型の「55Z870N」は4K/1080p 144Hzゲームモードに対応していません。ご注意ください。

新ゲーミングメニュー搭載

Z870Nシリーズには、新たにゲーミングメニューが搭載されています。

ゲームモードの選択や、応答速度の調整などが、このメニューから簡単にできます。ゲームジャンルに合わせたプリセット設定も用意されているので、ゲームに合わせた最適な設定を簡単に選ぶことができます。

また、60pゲーム映像信号において倍速補間映像フレームを挿入する倍速表示を実現するゲームスムーズモードも新たに搭載しています。

サウンドモードに「スポーツ」を追加

Z870Nシリーズには、サウンドモードに新たに「スポーツ」が追加されています。スポーツ中継の音声をより臨場感あふれるサウンドで楽しめます。実況の声を聞き取りやすく、選手の動きや歓声をよりリアルに再現します。

対応ネット動画サービスにバンダイチャンネルを追加

Z870Nシリーズは、新たにバンダイチャンネルの動画サービスに対応しています。

バンダイチャンネルは、ガンダムやプリキュアなど、バンダイナムコグループのアニメ作品を豊富に配信するサービスです。アニメファンにとって、Z870Nシリーズはより魅力的な選択肢となります。

推し活リスト機能搭載

Z870Nシリーズの「みるコレ 番組ガイド」には、新たに「推し活リスト」機能が搭載されています。

好きなアイドルの出演番組スケジュールをリスト表示できるので、見逃しを防ぎやすくなります。
推し活リストは、最大10人まで登録できます。

番組こねくと新搭載

Z870Nシリーズには、新たに「番組こねくと」機能が搭載されています。
視聴中の番組や録画番組を元に、見逃し配信や関連番組を検索・表示できます。
見逃した番組を簡単に探したり、関連番組を続けて視聴したりできます。

Bluetooth対応リモコン

Z870Nシリーズのリモコンは、従来の赤外線リモコンに加えて、Bluetoothにも対応しています。
テレビ本体の向きに関係なく操作できるようになり、操作性が向上しています。

東芝 REGZA Z870NシリーズとZ870Mシリーズを比較しての違いのまとめ

Z870Nシリーズは、Z870Mシリーズよりも高画質、高機能なテレビです。特に、輝度が大幅に向上した新開発ミニLED液晶パネルモジュールは、従来の液晶テレビでは表現できなかった映像美を実現します。

また、Z870Nシリーズは、Z870Mシリーズよりもゲーミング性能とサウンドが強化されています。特に、4K/1080p 144Hzゲームモードは、REGZA初の搭載で、ゲーマーにとって非常に魅力的な機能です。

さらに、Z870Nシリーズは、Z870Mシリーズよりもネット動画サービス、番組情報、リモコンの機能が強化されています。特に、推し活リスト機能や番組こねくと機能は、テレビ視聴をより便利に、楽しくしてくれる機能です。

東芝 REGZA Z870Nシリーズ そのほかの内容・特徴(Z870Mと共通)

以下は両シリーズに共通の内容・特徴です。

ミニLEDバックライトシステム+広色域を実現する量子ドットシート
パネル解像度は4K/3,840×2,160ピクセル
倍速駆動対応
パネル方式は非公開(VA/IPS)
HDRフォーマットはHDR10+/ADAPTIVE、Dolby Vision/IQ、HDR10、HLGに対応

7基のスピーカーを出力60Wのマルチアンプで駆動する「レグザ重低音立体音響システムZ」
立体音響のDolby Atmosにも対応

HDMI入力は4系統で、うち入力1/2がHDMI2.1をサポート
4K120p入力/VRR/ALLM/eARCに対応
約0.83m secの低遅延でプレイできる「瞬速ゲームモード」

OSはLinuxベースのオリジナル
主要なネット動画サービスに対応
好きなタレントの出演番組がすぐに見つかる「ざんまいスマートアクセス」(ネット動画対応)
ミラーリング機能搭載

地デジ全録「タイムシフトマシン」
(別売のUSBハードディスクを接続することで、地デジ全番組を録画できる)
搭載チューナーは、地上×9(タイムシフトマシン含む)、BS/110度CS×3、BS/CS 4K×2

スタンドは、左右水平15度動かせる回転式(75型除く)

東芝 REGZA Z870Nシリーズがおすすめのユーザー(特にZ870Mと比較して)

より高画質な映像を楽しみたいユーザー
明暗部の差が大きいHDRコンテンツを視聴したいユーザー
ネット動画を頻繁に視聴するユーザー
室内照明に合わせた自動調整機能を利用したいユーザー
最新の機能を搭載したテレビが欲しいユーザー

より滑らかな映像でゲームを楽しみたいユーザー
144Hz表示でゲームを楽しみたいユーザー
ゲームに合わせた設定を簡単にしたいユーザー
スポーツ中継を臨場感あふれるサウンドで楽しみたいユーザー

バンダイチャンネルを利用するユーザー
好きなアイドルの出演番組を簡単に見つけたいユーザー
見逃し配信や関連番組を簡単に探したいユーザー
操作性の高いリモコンを使いたいユーザー

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