FIIO SP3 BT アクティブスピーカー新モデル
中国のFIIOは、アクティブスピーカーの新モデル・SP3 BTを5月17日より発売。ブラックとホワイトの2色を用意。オープン価格で、税込みの実売価格は64,900円前後。
発売中のSP3(約5万円)に、Bluetooth入力と、USB、光/同軸入力を加え、接続性を強化したモデルです。
SP3 BTの内容・特徴を、SP3と比較しての違いと共通点を明らかにして紹介・解説します。
FIIO SP3とSP3 BTに共通の基本性能・機能
カーボンファイバー振動板ウーファーとシルクドームツイーターによる2ウェイ構成のバスレフ型
FIIO SP3とSP3 BTは、カーボンファイバーを使用した3.5インチのウーファーと1インチシルクドームツイーターを採用しています。これにより、クリアで力強い低音と、繊細で明瞭な高音を再現することが可能です。また、2ウェイ構成のバスレフ型デザインにより、より広い帯域での均一な音響性能を実現し、リスニング環境を選ばずに最適なオーディオ体験を提供します。
内外磁気回路設計により、最大1.2テスラの強力な磁束を実現
これらのアクティブスピーカーは、内外磁気回路設計を採用しており、最大1.2テスラの強力な磁束を実現しています。これにより、よりダイナミックなサウンドと応答性の高い音響表現が可能になっています。音楽だけでなく、映画やゲームのサウンドトラックにも臨場感溢れるサウンドを提供します。
Texas Instruments製のD級アンプモジュール「TPA3118」でバイアンプ駆動
内蔵アンプとしてTexas Instruments製のD級アンプモジュール「TPA3118」を搭載しているため、SP3とSP3 BTは高効率に低歪みでの駆動が可能です。低域30W+高域10Wのバイアンプシステムにより、ウーファーとツイーターがそれぞれ独立して駆動され、よりクリアでバランスの取れたサウンドが楽しめます。
再生周波数帯域は65Hz~40kHz
再生周波数帯域は65Hzから40kHzとワイドレンジで、低音から超高音までの細かなニュアンスを捉えることができます。これにより、幅広いジャンルの音楽を自然でリアルなサウンドで楽しむことが可能です。
入力はアナログRCA×1、3.5mmステレオミニ×1
入力端子はアナログRCAと3.5mmステレオミニが各1つずつ装備されており、さまざまな音源と簡単に接続できます。これにより、デスクトップオーディオシステムとしてはもちろん、テレビやゲーム機、ポータブルデバイスとも柔軟に対応し、多用途に使うことができます。
SP3とSP3 BTの比較
Bluetooth対応の違い
FIIO SP3とSP3 BTの中で最も大きな違いは、Bluetooth機能の有無です。SP3 BTはBluetoothチップQualcomm QCC5124を採用しており、LDAC、aptX Adaptive、aptX HD、SBC、AAC、aptX、aptX-LLをサポート。
これにより、ワイヤレスでの音楽再生が可能となり、スマートフォンやタブレット、パソコンから簡単に接続して使用できます。一方、SP3にはこのBluetooth機能が搭載されていません。
USB Type-C、同軸、光デジタル入力の有無
SP3 BTは、多様な入力オプションを提供するため、USB Type-C、同軸、光デジタル入力端子を備えています。デジタル入力の対応サンプリングレートは96kHz/24bitまで。
これにより、様々なデジタルデバイスから直接デジタル接続が可能となり、使い勝手と音質が向上します。これに対して、SP3は主にアナログ入力に限定されており、デジタル入力は備えていません。これにより、SP3はアナログ音源の再生に特化した設計となっています。
価格の違い
FIIO SP3 BTは、Bluetooth機能や複数のデジタル入力を搭載しているため、SP3に比べて価格が高くなっています。市場予想価格でSP3 BTは64,900円前後とされており、SP3の価格と比較して約15,000円程度高価です。この価格差は、SP3 BTの追加機能が反映された結果と言えます。
これらの情報をもとに、どちらのモデルがご自身のニーズに合っているかをじっくりと検討されることをおすすめします。
FIIO SP3とSP3 BTに共通の仕様
方式:2ウェイ・バスレフ型
ユニット:カーボンファイバー3.5インチウーファー・1インチシルクドームツイーター
再生周波数帯域:65Hz ~ 40kHz (±2.0dB)
インピーダンス:8Ω (ウーファー) / 8Ω (ツイーター)
感度:85dB(1Vrms)@1kHz
THD(%):≦0.02% (最大音量、定格入力-10dB)
クロストーク:84dB (定格入力)
S/N比:96dB (定格入力)
内蔵アンプ出力:30W (ウーファー) + 10W (ツイーター)
低域調整幅:-8dB ~ 0dB
入力:RCAライン入力x1系統 / 3.5mmステレオミニ入力x1系統
寸法:約 163 x 120 x 132mm (片側あたり)
重量:約 1840g (プライマリスピーカー) / 約 1660g (セカンダリスピーカー)
付属品:電源ケーブル/電源アダプター/3.5mm to RCAケーブル/スピーカー接続ケーブル/ラバースタンド(水平)/ラバースタンド(仰角7度)/製品マニュアル
FIIO SP3 BTのみの入力などは上記の本文参照
それぞれのおすすめユーザーを考察
SP3 BTがおすすめユーザー
SP3 BTは、Bluetooth機能を重視するユーザーに特におすすめです。最新のBluetoothチップ、Qualcomm QCC5124を採用しており、LDACやaptX Adaptive、AACなど幅広いコーデックに対応しています。このため、様々なデバイスとの高品質な無線接続が可能で、スマートフォンやタブレット、ノートPCなど、多くのデジタルデバイスとシームレスに連携できます。
また、USB Type-Cや光・同軸デジタル入力も備えており、デスクトップオーディオシステムとしても高い拡張性を持っています。スピーカーに直接デジタル入力したいユーザーにおすすめです。
SP3がおすすめユーザー
SP3は、シンプルながら高品質な音響体験を求めるユーザーに適しています。Bluetooth機能が不要な方や、各種デジタル入力が不要な方に向いています。
一方、アナログRCAや3.5mmステレオミニ入力に対応しているため、本機のほかにUSB-DACなどを用意しているユーザーに適しています。



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