FiiO K11 レビュー・おすすめ情報

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FiiO K11 小型の据え置き型USB-DAC/ヘッドホンアンプ 約2.35万円

FiiOは、小型の据え置き型USB-DAC/ヘッドホンアンプ「K11」を2023年11月3日に約2.35万円で発売。カラーバリエーションはブラック/シルバーの2色。

FiiO K11の特徴

FiiO K11は、小型の据え置き型USB-DAC/ヘッドホンアンプであり、FiiOの同種の機器のエントリーモデル。

スリムなボディと豊富な入出力

FiiO K11は147×133×32.3mm、重量は約407gとコンパクトなスリムボディです。それにも関わらず、さまざまな入出力端子を搭載しており、多様なデバイスとの接続が可能です。

例えば、USB Type-C端子や6.3mm/4.4mmバランスヘッドフォン出力端子、光/同軸デジタル入力端子などを備えています。また、ライン出力端子や同軸デジタル出力もあり、他のオーディオ機器との連携もスムーズに行えます。

高性能DACチップの搭載

FiiO K11には、Cirrus Logic社の「CS43198」という高性能なDACチップが搭載されています。CS43198は、高い信号対ノイズ比やダイナミックレンジを備えており、クリアで精緻な音質再生を実現します。音楽や映画、ゲームなどのコンテンツをより深く、臨場感溢れる音で楽しむことができます。さらに、電源供給回路の設計により、音質に悪影響を及ぼす電源ノイズを抑制しています。

大出力のヘッドホンアンプ回路

FiiO K11は、大出力のヘッドホンアンプ回路を搭載しています。フルバランス構成のヘッドホンアンプは、32Ω負荷時に最大1,400mW、300Ω負荷時に最大250mWという高出力を実現しています。

これにより、高インピーダンスや低能率のヘッドホンでも十分な音量を確保することができます。音楽をよりパワフルに再生するだけでなく、ヘッドホンの特性を最大限に引き出し、よりクリアで詳細な音質を楽しむことができます。

液晶画面や本体素材

本体前面には液晶画面が搭載されており、サンプリングレートや音量、ゲイン、出力モードなどを視覚的に確認することができます。ノブを使用しての操作も簡単で、電源のオン/オフや入力の切り替え、メニュー操作、音量調整などを行うことができます。

筐体素材には剛性の高いアルミニウム合金を使用し、小型設計となっています。そのため、持ち運びにも便利で、場所を取らずに設置することができます。

FiiO K11 レビューサイト

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FiiO K11の各種レビューなどから浮かび上がる製品の特徴・魅力

FiiO K11の評判

K11では、音質面や使い勝手面、コストパフォーマンス面など、さまざまな評価がされています。一般ユーザーからの評価や専門家の評価から、その魅力や性能を知ることができます。

音質面の評価

一般ユーザーからは、FiiO K11の音質が高く評価されています。鮮明な中高音域と豊かな低音域が特徴であり、音のバランスが絶妙だと評されています。特にシーラスロジックのDACチップの採用により、高いパフォーマンスが実現されており、音楽をより一層楽しむことができると好評です。

使い勝手面の評価

また、FiiO K11はスリムなボディでありながら、豊富な入出力端子を備えているため、接続や操作が簡単で使い勝手が良いと評価されています。液晶画面を搭載しており、視覚的に情報を確認できるため、設定や調整も直感的に行えます。また、電源供給回路の設計により、電源ノイズが抑制されているため、クリアでノイズの少ない音楽再生が可能との評判もあります。

コストパフォーマンス面の評価

FiiO K11は価格もリーズナブルでありながら、高性能な音質と使い勝手を兼ね備えた製品であることから、コストパフォーマンスが非常に高いと評価されています。他の同価格帯の競合機と比較しても、FiiO K11の性能や機能に優れているとの声が多く聞かれます。

専門家からの評価

オーディオ評論家や専門店スタッフなど専門家からの評価も高く、FiiO K11の音質や性能、使い勝手に関して肯定的な評価がされています。特に高性能DACチップの採用とフルバランス構成のヘッドホンアンプ回路の組み合わせにより、高品位な音質をハイコスパに実現していると評されています。また、小型で設置に便利な設計も評価されており、デスクトップオーディオを推進する評論家からの支持も高いです。

FiiO K11がおすすめのユーザーや使い方

「FiiO K11」は、据え置き型USB-DAC/ヘッドホンアンプのエントリーモデルとして、豊富な特徴を持っています。その特徴を活かせるユーザーや使い方について考察します。

まず、「FiiO K11」は小型でありながら、最大1400mWというハイパワーな出力を実現しています。そのため、低能率な平面型など、いわゆる鳴らしにくいヘッドホンやイヤホンを使用するユーザーにおすすめです。クリアで迫力のあるサウンドをアンプの力不足を気にせずに楽しみたいという方にもピッタリです。

また、「FiiO K11」はフルバランス設計のヘッドホンアンプ回路を搭載しており、バランス接続が可能です。バランス接続によって、より広がりと解像度の高いサウンドを楽しむことができます。バランス接続のヘッドホン・イヤホン愛好家にもおすすめです。

また、「FiiO K11」は入出力が豊富であるため、さまざまな機器と接続することができます。パソコンやスマートフォン、タブレットなど、さまざまなデバイスで音楽を楽しむユーザーにおすすめです。カジュアルに音楽を楽しみたい方や、プロユースにも対応できる万能なアンプをリーズナブルに探している方にもぴったりです。

さらに、「FiiO K11」は筺体デザインと素材が特徴的であり、高級感と耐久性を兼ね備えています。そのため、デザインにもこだわりたい方や、長く使いたいというユーザーにもおすすめです。

小型で手ごろな価格にハイスペック・高機能と、いいところが多いモデル。エントリークラスのUSB-DACに多いバスパワーではなく、AC電源であることは音質面では有利ですが、使い勝手面では電源の配線が必要な分、煩雑です。また、AC電源のない場所に持ち出すモバイル使用にも向いていません。初心者はこの点には注意してください。

以上のような特徴を持つ「FiiO K11」は、幅広いユーザーに対応できるヘッドホンアンプです。音楽をより深く楽しみたい方や、高音質なサウンドを2万円台で求める方には特におすすめです。ぜひ、「FiiO K11」を使って、臨場感あふれる音楽体験をお楽しみください。

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