iBasso Audio DC-Elite 「秋のヘッドフォン祭 2023」で展示 試聴レビュー情報など

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iBasso Audio DC-Elite 「秋のヘッドフォン祭 2023」で展示

10月28日にステーションコンファレンス東京にて開催されたオーディオイベント「秋のヘッドフォン祭 2023」において、iBasso Audioは、ドングル型USB-DAC/ヘッドホンアンプのブランド最高級モデルとなる「DC-Elite」を発表。国内価格は約6.6万円程度としています。発売時期はまだ未定。

ローム製DACチップ「BD34301EKV」を搭載しているのが特徴

ローム製DACチップ「BD34301EKV」を搭載しているのが特徴。据え置き機でおもに使われている最新の高性能・高音質チップです。

PCM 768kHz/32bit、DSD 22.4MHzまでの再生をサポート。4.4mm/3.5mmヘッドホン出力、チタニウム製筐体、本体ボリュームノブなどを備えています。

iBasso AudioのDAC・DC-Eliteは、高音質再生を実現するドングル型のハイクラスDACです。外観はコンパクトで、持ち運びにも便利です。また、堅牢なチタニウムウムボディが採用されており、高級感もあります。機能面では、USB Type-Cポートを搭載しており、スマートフォンやパソコンとの接続が簡単です。

iBasso Audio DC-Elite 試聴レビュー情報(Xから)

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iBasso Audio DC-Elite 製品情報や試聴レビューなどから浮かび上がる特徴・評価

現行のドングルDACでは最高峰の高音質機?

「BD34301EKV」を搭載したDAP・DX320MAX(約45万円)をイメージしたドングルDACということで、さすがにDX320MAXに近いとは言えないでしょうが、「秋のヘッドフォン祭 2023」における試聴レビューをX上で見てみると、軒並み高評価ばかり。

基本的に、現行のドングルDACでは最高峰の高音質というようなおおざっぱな感想が多いですが、これだけも十分な評価でしょう。

5万円、6万円を超えるドングルDACも出てきているだけに、それらのなかで存在感を発揮し、しかも売り上げでも勝っていくとなれば、機能性での差別化が難しい価格帯なだけに高音質や高音質に関わる回路設計がおもな武器になります。

DACチップ「BD34301EKV」のご利益やいかに?気になる点も

そのなかでもローム製DACチップ「BD34301EKV」をドングルDACで搭載するのは本機がはじめてであり、DACチップでの差別化がある程度商業的な意味がある業界ですので、武器になりえるでしょう。

本機の場合、DACチップの搭載が、宣伝のために無理やり積んでいるということではなく、しっかりと設計され、本質的な高音質につながっているようです。

ただ、据え置き向けの高音質DACチップをポータブル機に搭載すると、バッテリー持ちが悪い、本体が発熱する、動作が不安定といったマイナス的も出がちです。

本機の場合も、音質だけでなく、実際に使用したときの使い勝手も気になるところです。

追記:2023年12月15日に約7.3万円での国内発売が決定

国内発売日が2023年12月15日、税込みの実売価格が約7.3万円と決定しました。

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