final UX2000 ANC搭載Bluetoothヘッドホン 12,800円
finalは、アクティブノイズキャンセリング機能搭載のBluetoothヘッドホン「UX2000」を12月14日に発売。価格は12,800円。カラーバリエーションはBLACKとCREAMの2色。
UX2000の内容と、各種レビュー・評価から浮かび上がる本機の実力や弱点を分析し、本機のおすすめユーザーや使い方を考察します。
final UX2000の概要
finalのBluetoothヘッドホン「UX2000」は、高音域の気になる部分を補正するイコライザーを採用しています。これにより、聴き疲れしやすい音質を抑えつつ、深い低音と伸びやかなボーカルを両立したサウンドを実現しています。
また、ハウジング内外のマイクを使う「ハイブリッドノイズキャンセリング機能」を搭載し、周囲のノイズを効果的に除去することができます。さらに、通話用のENCノイズキャンセリングマイクも搭載されており、相手にクリアな声を届けることができます。
さらに、UX2000は「低遅延ゲーミングモード」を搭載しています。この機能により、遅延を45msまで抑えることが可能です。ゲームや動画コンテンツをストレスなく楽しむことができます。
UX2000は長時間の使用にも耐えることができる連続音楽再生時間60時間を実現しています。
また、マルチフィットハウジング機構を採用しており、様々な頭部の形状にフィットすることができます。イヤーパッドには低反発素材が使用されており、長時間の装着にも配慮されています。
Bluetooth 5.3に対応しており、AAC/SBCのコーデックをサポートしています。2台のデバイスと同時接続することができるマルチポイントに対応しているため、快適な使用が可能です。3.5mm端子での有線接続にも対応しています。
以上がfinal UX2000の概要です。音質やノイズキャンセリング機能、ゲーミングモードなど、さまざまな面で高性能を発揮します。
final UX2000 仕様
通信方式:Bluetooth 5.3
プロファイル:A2DP/AVRCP/HFP
コーデック:AAC/SBC
連続再生時間:約45時間(ANC ON)・約60時間(ANC OFF)
充電時間:約2.5時間
ドライバー:ダイナミック型
再生周波数帯域:20 – 20,000Hz
インターフェイス:USB Type-C/3.5mm
final UX2000 レビューサイト



final UX2000の各種レビュー・評価から浮かび上がる本機の実力と弱点
final UX2000の各所での評価を分析していきます。
ノリとキレの良いサウンド
final UX2000はノリとキレの良いサウンドが特徴のようです。音楽を聴いていると、リズムに合わせて体が自然と動いてしまうようなもののようです。そのため、ユーザーにとっては非常に楽しい音楽体験となるでしょう。
低音の強さや高音の刺さりは好みを分けるかも
しかし、低音の強さや高音の刺さりがあるという評価もあり、個人の好みによって評価が分かれるかもしれません。低音が好きな人にとっては迫力があって良いと感じるかもしれませんが、逆に高音が苦手な人には刺激が強すぎるかもしれません。
ANC性能はそこそこ
final UX2000のアクティブノイズキャンセリング機能は、そこそこの性能と評価されています。周囲のノイズを除去することができますが、完全にシャットアウトするわけではありません。したがって、騒々しい場所での使用にはある程度の注意が必要です。
低遅延ゲーミングモードは優秀
final UX2000は低遅延ゲーミングモードを搭載しており、遅延を45msまで抑えることができます。ゲームをする際に遅延が少ないので、操作のタイミングが正確になり、快適なプレイができると評価されています。ゲーム愛好家には特におすすめの機能です。
装着感と操作性は良好
final UX2000の装着感と操作性は良好と評価されています。物理ボタンの配置も使いやすく、操作も簡単との意見が見られます。
LDACやアプリに対応していないのは弱点
ただし、final UX2000にはLDACや専用アプリへの対応がありません。LDACは高品質な音声転送を可能にするコーデックであり、専用アプリによって機能の拡張やカスタマイズができます。これらの機能を求めるユーザーにとっては、final UX2000の弱点となるかもしれません。
以上がfinal UX2000の評価です。個々の特徴や性能を考慮しながら、自分に合ったBluetoothヘッドホンを選ぶことが大切です。
final UX2000を競合機と比較
final UX2000は高音域のイコライザーで補正することにより、聴き疲れしづらいサウンドを実現しています。しかし、その音質は上位モデルのUX3000に比べると劣ると評価されています。ただ、再生時間はUX2000のほうが長いです。UX3000の価格はUX2000よりも数千円高い程度なので悩みどころです。
一方、機能面では同クラスのAnker・Soundcore Space Oneには負けてしまいます。ノイズキャンセリング機能による気になる周囲のノイズの除去に関しては、final UX2000の性能はそこそこですが、Soundcore Space Oneの方がさらに優れています。Soundcore Space OneはLDACコーデックやアプリにも対応しています。
総合的な評価分析として、final UX2000は音質やノイズキャンセリング機能においては競合機に劣る面もありますが、低遅延ゲーミングモードや装着感・操作性といった点で優れた性能を持っています。遅延に敏感なゲームが主な用途であるユーザーや、長時間の使用に耐える優れた装着感を求めるユーザーにおすすめのヘッドホンと言えるでしょう。
final UX2000 総合評価とおすすめユーザーなど
finalのBluetoothヘッドホン「UX2000」は、その機能性や音質のバランスの良さから、1万円台前半のBluetoothヘッドホンとして、総合的な評価が高いと言えるでしょう。特に、ノリとキレの良いサウンドが魅力であり、音楽を楽しむユーザーにはおすすめです。
ノイズキャンセリング機能も搭載しており、周囲の騒音を抑えることができます。しかし、他の競合機種と比較すると、ANC性能はそこそこといったところです。そのため、主に音楽を聴きながらの移動や通勤などの外出先で使用する場合に適しています。
さらに、低遅延ゲーミングモードの優れた性能も光ります。ゲームや動画コンテンツを楽しむ際にストレスなく使用することができます。
装着感と操作性においても、finalのUX2000は良好な評価を受けています。マルチフィットハウジング機構により、様々な頭部の形状にフィットし、長時間の使用でも快適です。また、操作も簡単であり、初めてワイヤレスヘッドホンを使用するユーザーにも使いやすいです。
ただし、LDACや専用のアプリに対応していないといった弱点もあります。特にハイレゾ音源を楽しみたいユーザーや、細かい音質調整を行いたいユーザーには、他のモデルを検討することをおすすめします。
総合的に見て、finalのUX2000は、音質や機能性において高いパフォーマンスを発揮するヘッドホンです。音楽をメインに楽しむユーザーや、ゲームや動画鑑賞にも使用するユーザーには特におすすめの機種です。
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