HTCのAndroidスマートフォン・Desire 22 proは2022年10月に本体のみ6万4900円で発売。VIVE Flowセット版も11万4900円で発売。その後ともに何度も値下げされる価格改定を経て、2024年7月には実売価格が本体のみ19,980円程度まで下がっています。
本機の内容と、本体約2万円の実売価格としてみた場合の各種レビュー・評価から本機の実力を分析します。2024年現在、どのようなユーザーにおすすめかも考察します。
- 製品概要
- ユーザーレビューの概要
- HTC Desire 22 pro 内容、特徴を詳しく解説
- HTCのVRグラス「VIVE Flow」対応が特徴で売り
- ディスプレイは6.6インチ液晶(2412×1080・IPS・120Hz・Gorilla Glass)
- プロセッサーはSnapdragon 695を搭載
- RAM:8GBでROM:128GB(microSDカード対応)
- 5G対応(対応バンド 3/28/77/78/79)
- 背面カメラは6400万画素(f/1.79)+1300万画素(f/2.4・超広角)+500万画素(f/2.4・深度)
- AIシーン検出やタイムラプス撮影、夜景や美肌モードなどにも対応
- 前面カメラは3200万画素
- おサイフケータイやマイナンバーカード読み取りに対応
- 指紋リーダー搭載、インカメラを利用した顔認証にも対応
- イヤホンジャック搭載
- SIMはNano×2、microSDメモリーカードの利用は2枚目のnanoSIMカードとの排他利用
- 内蔵バッテリー容量は4520mAhで18W充電、Qiワイヤレス充電&給電対応、Quick Charge 3.0に対応
- IP67相当の防水防塵性能を備える
- 本体の大きさは166.3×76.9×9.4mmで重さは205.5g
- Desire 22 Pro 仕様など
- HTC Desire 22 pro レビューサイト(おもに実売2万円を念頭にしたもの)
- HTC Desire 22 pro 肯定的なレビュー・評価を詳しく分析・考察
- 実売2万円と考えると、2024年現在でも安くて動作が快適なスマホとして評価できる
- 高リフレッシュレートが効果的で画面は滑らか
- 画面が非常に滑らかで、映像体験の質が向上しています。
- ウマ娘もグラフィック設定を簡易にするとストレス無く動かせる
- 大抵のゲームは高画質を求めなければサクサク動かせる
- 少なくなってきている、イヤホンジャック搭載、microSDカード対応も評価ポイント
- 晴天の屋外ならまあまあの写真が撮れる
- VRグラス「VIVE Flow」との併用でVRを十分楽しめる
- おサイフケータイやマイナンバーカード読み取りに対応している廉価機と見れば価値が高い
- バッテリー持ちは長いと評価する人は多い
- 総じて、安くてお得ではあるものの、いろいろと割り切る必要はありそう
- HTC Desire 22 pro 否定的なレビュー・評価を詳しく分析・考察
- 総合評価
製品概要
HTC Desire 22 Proの基本スペック
HTC Desire 22 Proは、HTCのAndroidスマートフォンで、2022年10月に日本で発売されたモデルです。このスマートフォンは6.6インチの液晶ディスプレイ(解像度2412×1080ピクセル、IPS、120Hz、Gorilla Glass)を搭載しており、鮮明かつ滑らかな画質を提供します。プロセッサーにはQualcommのSnapdragon 695が使用されており、RAMは8GB、ROMは128GBで、microSDカードにも対応しています。 また、5G対応(対応バンド 3/28/77/78/79)で高速通信が可能です。
デザインとビルドクオリティ
デザイン面では、HTC Desire 22 Proはスタイリッシュでモダンなデザインを取り入れています。特にダークオーツ色が人気で、日本の市場でも好評を得ています。また、ビルドクオリティに関しても、しっかりとした作りで高い評価を受けています。スマホの側面には指紋リーダーが搭載されており、インカメラを利用した顔認証にも対応しているため、セキュリティ面でも安心です。
2024年7月に実売2万円に値下がり
HTC Desire 22 Proは2022年10月に本体のみ6万4900円で発売。VIVE Flowセット版も11万4900円で発売。その後ともに何度も値下げされる価格改定を経て、2024年7月、HTC Desire 22 Proは実売価格が2万円に値下がり、多くの消費者にとって手の届きやすい価格となりました。新品端末として19800円で購入でき、全キャリア対応のnanoSIMとeSIM、さらに4Gと5Gに対応しているため、コストパフォーマンスは非常に高いです。以前はHTCのスマホを使用していたユーザーも、新しいDesire 22 Proの性能に満足しているというレビューが多く見られます。
ユーザーレビューの概要
HTC Desire 22 Proは評価も高く、多くのユーザーから支持を受けています。2024年時点でも標準のスペックを有していることから、特に実売価格でのパフォーマンスに満足しているユーザーが多いです。新品の端末が19800円で購入可能であり、その価格に対するコストパフォーマンスの高さが総じて評価されています。
一般的なフィードバックとして、HTC Desire 22 Proは日常使用に十分なパフォーマンスを発揮するという評価が多く見られます。端末はサクサク動作し、以前のモデルからの進化も感じさせます。カメラの性能もユーザーからまずまず評価されており、晴天の屋外では十分にきれいな写真を撮影することができるとされています。また、FeliCa機能が搭載されており、コストパフォーマンスが高い点も評価されています。
一方で、HTC Desire 22 ProはOSのアップデートが一度もないことや、スマホ自体が古く感じるという点で低評価を受けることもあります。しかし、総じてコスト以上の価値を提供するスマートフォンとして、多くのユーザーから高評価を受けています。特に、19800円という価格でこれだけの機能が搭載されたスマートフォンは2024年夏時点で、なかなかないと語るユーザーも少なくありません。
実売価格とコストパフォーマンス
価格面では、HTC Desire 22 proは2024年7月に実売2万円を切る値段で入手可能となりました。これにより、同価格帯のスマートフォン市場において非常に魅力的な選択肢となっています。
他の同価格帯のスマートフォンと比較しても、HTC Desire 22 proは非常に高いコストパフォーマンスを提供しています。19800円という価格で、5G対応、6.6インチのディスプレイ、6400万画素のカメラなど、他のスマホにはなかなかない機能をリーズナブルに提供しています。特にディスプレイの120Hzリフレッシュレートやバッテリー容量の大きさは、このクラスでは特筆すべき点です。
結果として、2万円以下で手に入るSIMフリースマホとして、HTC Desire 22 proは初心者から中級者まで幅広く満足できる端末と言えます。高品質なハイコスパスマートフォンとして、多くのユーザーにとってお得な選択肢になるでしょう。
HTC Desire 22 pro 内容、特徴を詳しく解説
HTCのVRグラス「VIVE Flow」対応が特徴で売り
HTC Desire 22 Proは、HTCのVRグラス「VIVE Flow」との併用が可能で、VR体験を手軽に楽しむことができます。スマートフォンとVRグラスの連携により、臨場感溢れるエンターテイメント体験が実現します。
ディスプレイは6.6インチ液晶(2412×1080・IPS・120Hz・Gorilla Glass)
HTC Desire 22 Proのディスプレイは6.6インチの液晶パネルを搭載しています。解像度は2412×1080ピクセル、IPS技術を使用しており、視野角が広いことが特長です。また、120Hzの高リフレッシュレートにより、スクロールやアニメーションが滑らかに表示されます。加えて、Gorilla Glassにより耐久性も高くなっています。
OSはAndroid 12でアップデートなし
このスマートフォンはAndroid 12を搭載しており、最新ではないものの実用的にAndroid機能を利用できます。ただし、OSのアップデートは提供されていないため、長期的にソフトウェアの新機能を期待するのは難しい状況です。
プロセッサーはSnapdragon 695を搭載
HTC Desire 22 Proは、Qualcomm Snapdragon 695をプロセッサーとして使用しています。これはミドルレンジのプロセッサーで、日常の使用や一般的なアプリケーションの動作には十分な性能を提供しますが、重いゲームやアプリケーションの使用には限界があります。
RAM:8GBでROM:128GB(microSDカード対応)
このスマートフォンは8GBのRAMを持ち、マルチタスクパフォーマンスに優れています。また、128GBのROMを搭載しており、大量のデータやアプリを保存することが可能です。さらに、microSDカードによるストレージの拡張にも対応しているため、必要に応じて容量を増やすことができます。
5G対応(対応バンド 3/28/77/78/79)
HTC Desire 22 Proは5Gに対応しており、より速いデータ通信が可能です。対応バンドは3/28/77/78/79と広範囲で、国内外で利用しやすい仕様となっています。ただし、一部のキャリアによっては5Gの接続が不安定になる場合もあります。
背面カメラは6400万画素(f/1.79)+1300万画素(f/2.4・超広角)+500万画素(f/2.4・深度)
背面カメラは6400万画素のメインカメラ(f/1.79)に加え、1300万画素の超広角カメラ(f/2.4)および500万画素の深度カメラ(f/2.4)を含むトリプルカメラ構成です。この充実したカメラ陣容により、さまざまなシーンでの撮影に対応できます。
AIシーン検出やタイムラプス撮影、夜景や美肌モードなどにも対応
カメラアプリにはAIシーン検出機能があり、撮影するシーンを自動で認識して最適な設定を適用します。また、タイムラプス撮影、夜景モード、美肌モードなど、様々な撮影モードが用意されており、多彩な表現が可能です。
前面カメラは3200万画素
前面カメラは3200万画素と高解像度で、自撮りやビデオ通話にも高品質な映像を提供します。美肌効果やフィルター機能も搭載されているため、SNSにアップロードする写真や動画を簡単に仕上げることができます。
おサイフケータイやマイナンバーカード読み取りに対応
HTC Desire 22 Proはおサイフケータイに対応しており、電子マネーや各種サービスをスマートフォン一つで簡単に利用することができます。さらに、マイナンバーカードの読み取りにも対応しており、公共サービスの利用がスムーズになります。
指紋リーダー搭載、インカメラを利用した顔認証にも対応
セキュリティ面では、指紋リーダーが搭載されており、素早くロックを解除できます。また、インカメラを利用した顔認証にも対応しているため、複数の認証方法から選択できます。
イヤホンジャック搭載
シンプルではありますが、最近少なくなったイヤホンジャックが搭載されています。これにより、有線イヤホンを使用したいユーザーにも対応しています。
SIMはNano×2、microSDメモリーカードの利用は2枚目のnanoSIMカードとの排他利用
デュアルSIMスロットにより、異なるキャリアのSIMを2枚同時に使用することができます。ただし、microSDカードを利用する際は、2枚目のnanoSIMカードと排他利用となります。
内蔵バッテリー容量は4520mAhで18W充電、Qiワイヤレス充電&給電対応、Quick Charge 3.0に対応
内蔵バッテリーは4520mAhと大容量で、一日中の使用をサポートします。18Wの急速充電や、Qiワイヤレス充電および給電にも対応しており、充電利便性が高いです。また、Quick Charge 3.0にも対応しており、短時間での充電が可能です。
IP67相当の防水防塵性能を備える
HTC Desire 22 ProはIP67相当の防水防塵性能を備えており、水や塵から端末をしっかりと保護します。これにより、さまざまな環境下で安心して使用することができます。
本体の大きさは166.3×76.9×9.4mmで重さは205.5g
本体のサイズは166.3×76.9×9.4mm、重さは205.5gで、手に持ちやすいサイズ感です。このサイズは、画面の大きさとバッテリー容量を考慮したバランスの良い設計となっています。
Desire 22 Pro 仕様など
OS:Android 12
ディスプレイ:6.6インチ(2412×1080・IPS・120Hz・Gorilla Glass)
プロセッサ:Snapdragon 695
RAM:8GB
ROM:128GB(microSDカード対応)
背面カメラ:6400万画素(f/1.79)+1300万画素(f/2.4・超広角)+500万画素(f/2.4・深度)
前面カメラ:3200万画素
通信機能:Wi-Fi a/b/g/n/ac、Bluetooth5.1、5G、4G、3G、NFC/Felica
対応周波数:5G(3/28/77/78/79)、LTE(1/3/5/7/8/11/12/17/18/19/21/26/28/38/41/42)、WCDMA(1/2/4/5/6/8/19)
SIM:Nano×2
ポート:USB Type-C
バッテリー:4520mAh(18W充電、ワイヤレス充電&給電)
その他:指紋リーダー(側面)、顔認証、IP67の防塵・防水、おサイフケータイ、HTCのVRグラス「VIVE Flow」対応、イヤホンジャック搭載、モノラルスピーカー、
サイズ:166.3 x 76.9 x 9.4mm / 205.5g
カラバリ:サルサ・レッド(日本国内限定)、ダークオーク、チェリーブロッサム
HTC Desire 22 pro レビューサイト(おもに実売2万円を念頭にしたもの)



HTC Desire 22 pro 肯定的なレビュー・評価を詳しく分析・考察
実売2万円と考えると、2024年現在でも安くて動作が快適なスマホとして評価できる
2024年7月に実売価格が2万円に値下がりしたHTC Desire 22 proは、その価格から考えても動作が非常に快適だと多くのユーザーから評価されています。サクサクとした操作感があり、ストレスフリーで利用できる点が特に評価されています。
高リフレッシュレートが効果的で画面は滑らか
HTC Desire 22 proは高リフレッシュレートのディスプレイを搭載しており、特にゲームや動画の視聴時にその効果が顕著です。
画面が非常に滑らかで、映像体験の質が向上しています。
ウマ娘もグラフィック設定を簡易にするとストレス無く動かせる
人気ゲーム「ウマ娘」も、グラフィック設定を簡易にすることでストレスなくプレイ可能です。多くのユーザーがこの点を評価しており、ゲーム用途でも満足できる性能を発揮しています。
大抵のゲームは高画質を求めなければサクサク動かせる
「ウマ娘」以外の多くのゲームも、高画質を求めなければストレスなく動作します。Desire 22 proは、ミドルレンジのスマホとして十分な性能を持ち、ゲームユーザーからの好評を得ています。
少なくなってきている、イヤホンジャック搭載、microSDカード対応も評価ポイント
最近のスマホでは少なくなってきたイヤホンジャックの搭載や、microSDカード対応も、ユーザーにとって大きな評価ポイントです。これらの機能により、より柔軟な利用が可能です。
晴天の屋外ならまあまあの写真が撮れる
晴天の屋外であれば、HTC Desire 22 proのカメラは十分に良好な写真を撮影できます。特に日中の明るい環境下では、そのカメラ性能が発揮されます。
VRグラス「VIVE Flow」との併用でVRを十分楽しめる
HTC Desire 22 proはVRグラス「VIVE Flow」との併用が可能で、これにより高品質なVR体験を楽しむことができます。VRエンターテインメントを手軽に楽しみたい方には、この点が大きな利点となっています。
おサイフケータイやマイナンバーカード読み取りに対応している廉価機と見れば価値が高い
おサイフケータイやマイナンバーカードの読み取り機能に対応している点も大きな魅力です。この価格帯のスマホながら、こうした便利な機能を持っていることは非常に価値が高いと言えます。
バッテリー持ちは長いと評価する人は多い
HTC Desire 22 proはバッテリー持ちも良く、長時間の使用を可能にしてくれます。これにより、通勤・通学時や外出先でも安心して使用することができます。
総じて、安くてお得ではあるものの、いろいろと割り切る必要はありそう
全体的に見て、HTC Desire 22 proはお得感が高く、多くのユーザーから肯定的に評価されています。しかし一方で、全ての面で完璧ではなく、いくつかの点で割り切る必要があることも事実です。それでもなお、2024年現在の実売価格を考慮すると、そのコストパフォーマンスは非常に高いと言えます。
HTC Desire 22 pro 否定的なレビュー・評価を詳しく分析・考察
OSアップデートが発売時から一回もないのは残念
HTC Desire 22 proは発売以来、OSアップデートが一度も行われていない点が批判されています。Androidスマートフォンとしての長期的な利用を考えると、この点は重要なマイナスポイントとなります。
スマホ業界から遠ざかっているHTCの古い機種ということは不安材料
HTCはかつてスマホ業界で名を馳せましたが、最近は勢いが落ちています。このため、HTCの古い機種を選ぶことに不安を感じるユーザーも少なくありません。
常時120Hz駆動で変更できないのは残念
高リフレッシュレートである120Hz駆動が常時オンであり、変更できない点も一部のユーザーから不満の声が上がっています。バッテリーの消耗が早くなる原因ともなりえます。
カメラ性能はスペックほどではなく、いまいちな印象。特に夜間撮影が弱い
カメラ性能についても、スペックほどの実力は感じられないとの評価が見られます。特に夜間撮影での性能は期待外れと感じるユーザーが多く見受けられます。
5Gでキャリアによってはうまく電波をつかめないなどの動作不安定などがある
5G対応であるものの、キャリアによっては電波をうまくつかめないといった動作不安定な点が報告されています。この点に関しては、利用地域やキャリアによる影響も大きいようです。
本体はやや重いと感じる
HTC Desire 22 proの本体は重めであるため、長時間の使用には不向きと感じるユーザーもいます。205.5gという重さは、競合他社と比較するとやや重い部類に入ります。
VRグラス「VIVE Flow」との併用は使い方などやや初心者には難しいと感じる
「VIVE Flow」との併用に関しては、設定や使い方が少し難しいと感じる初心者もいます。このため、初めてVRに触れる方には敷居が高いかもしれません。
2万円だとしてもモノラルスピーカーなのはいただけない
実売価格が2万円とはいえ、モノラルスピーカーである点は否定的な評価を受けています。Bluetooth送信もLDACやaptX Adaptiveといったハイレゾ規格にも対応していません。音質を重視するユーザーには不満が残る部分です。
バッテリー持ちが思ったよりは良くない
一部のユーザーは、バッテリー持ちが思ったほど良くないと感じています。特にヘビーユーザーにとって、この点は重要なマイナスポイントとなっています。
充電がQC以外は遅い
Quick Charge 3.0に対応しているものの、他の充電規格では充電が遅いと感じるユーザーもいます。この点も注意が必要です。
PD充電、eSIM非対応は残念
PD充電やeSIMに対応していない点も残念なポイントです。汎用性の高い充電規格やeSIMを利用したいユーザーにとっては、選択の際のマイナス要因となります。
総合評価
長所と短所
HTCのAndroidスマートフォン「Desire 22 pro」の内容紹介と各種レビューを総合的に評価すると、いくつかの長所と短所が浮かび上がります。長所としては、まずは実売価格が非常に魅力的なことです。2024年7月時点で2万円を切る価格は、SIMフリー端末として非常にコストパフォーマンスが高いです。また、6.6インチの大画面ディスプレイが高リフレッシュレートで滑らかな表示を実現し、SoCの性能もあり一般的なゲームでも快適にプレイできます。さらに、イヤホンジャックやmicroSDカード対応、おサイフケータイなども便利な機能として挙げられます。
一方、短所としては、カメラ性能が期待ほど高くなく、特に夜間撮影には難があります。OSがAndroid 12でアップデートがない点も問題点の一つです。さらに、常時120Hzのディスプレイ駆動はバッテリーの消耗を早める可能性があります。また、5G対応ながら実際の接続に制約があるため、キャリアによっては電波が不安定になることもあります。重さやモノラルスピーカーのみという点も若干のマイナス要因です。
2万円だとして、購入を検討すべきユーザー
2万円という価格を考慮に入れると、HTC Desire 22 proは特定のユーザー層にとって非常に価値ある選択肢でしょう。特に、HTCのAndroidスマートフォンに愛着がある方や、コストを重視するユーザーにとって、このデバイスは魅力的です。また、VRグラス「VIVE Flow」との連携を楽しみたい方や、普段使いのスマホとして基本的な機能が全て揃っている安い端末を求めているユーザーには適しています。コストパフォーマンスを重視しつつ、5G対応やおサイフケータイなど実用的な機能も必要とする方には向いています。
2万円だとしても、購入を検討すべきでないユーザー
一方で、HTC Desire 22 proが2万円であったとしても、全てのユーザーに適しているわけではありません。まず、最新のAndroidや定期的なOSアップデートを求める方には不向きです。また、カメラ性能を重視するユーザーや、特に夜間撮影の品質にこだわる方には満足できない可能性があります。さらに、重さやバッテリー持ちが気になる人にもおすすめしません。また、モノラルスピーカーの音質や充電速度について妥協できない方は、別の選択肢を検討した方が良いでしょう。
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